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林檎乃「とほほ・・・。」ブログ

林檎乃麗の「とほほ・・・。」な日常を綴っています。 

遠鉄と天浜線の旅1.

2015-11-10 | 鉄道・旅行
 1.遠州鉄道と天竜浜名湖鉄道、直前追加の豊橋鉄道渥美線

遠州鉄道は静岡県浜松市に鉄道路線を有する地方鉄道であり、他に静岡県西部にバス路線も運営している。
1907年に設立した浜松鉄道がその礎で、翌年には大日本軌道に吸収され、同社浜松支社となる。
1909年には後に二俣線となる鹿島線が開業した。
1919年に大軌浜松支社の事業が遠州軌道に譲渡され、この会社は1921年に遠州電気鉄道に改称された。
1909年に敷設された中ノ町線、1914年に敷設された笠井線が浜松軌道として分離させた。
浜松軌道は1927年に浜松電気鉄道に改称された。
戦時中の1943年11月1日に遠州電気鉄道など6社が合併し、遠州鉄道が設立された。
戦後の1947年5月1日に浜松電気鉄道と合併したが、
多くの路線は廃止され、現在は二俣線であった西鹿島線新浜松-西鹿島17.8kmを所有するのみとなった。

天竜浜名湖鉄道は東海道本線掛川から天竜二俣駅を経て東海道本線新所原に至る旧国鉄の特定地方交通線を引き継ぎ、
天竜浜名湖線を運営する第三セクターである。
東海道本線を迂回する形に敷設されたのは軍部の要請があったとされ、
実際戦時中には1944年の東南海地震や1945年の空襲などでは東海道本線の列車が迂回した。
1986年8月18日に設立し、1987年3月15日より天竜浜名湖線を開業した。

遠州鉄道は新浜松から西鹿島までを結ぶ路線で、
天竜浜名湖鉄道は掛川から天竜二俣を経由して新所原まで至る路線で、
西鹿島でふたつの路線は接続している。
このふたつの鉄道を利用できる企画切符がある。
それが「天浜線・遠鉄共通フリーきっぷ・東ルート」及び「天浜線・遠鉄共通フリーきっぷ・西ルート」である。
これは遠鉄全線と天浜線の半分が一日乗り放題になるもので、
「…東ルート」は遠鉄全線と天浜線掛川から西鹿島の区間が一日乗り放題、
「…西ルート」は遠鉄全線と天浜線天竜二俣から新所原の区間が一日乗り放題になる。
価格は両方とも1,450円で、この切符を使って9月のシルバーウィークに1泊2日の旅を企画することにした。
しかし予定していたホテルが満室でいろいろと探した結果、
9月20日日曜日にホテルアセントプラザ浜松に予約が取れたため、
20日日曜日から21日月曜日の1泊2日に予定を決定した。
またいろいろと取材する駅などを検討したところ、21日月曜日に少し余裕があるため、
急遽新所原から東海道本線で豊橋まで行き、豊橋鉄道渥美線の取材することにした。

豊橋鉄道は愛知県豊橋市を中心に鉄道線の渥美線、軌道線の東田本線を運営する鉄道会社である。
名古屋鉄道の連結子会社となっている。
1924年3月17日に豊橋電気軌道として設立され、
1925年7月17日には東田本線の一部と柳生橋支線が部分開業する。
1939年9月に名古屋鉄道の傘下に入り、
1954年10月1日に名鉄渥美線を譲渡され、鉄道線も所有ことになる。
この年の7月には社名を豊橋鉄道に変更している。
1956年10月1日には田口鉄道と合併し、田口線とするが、
1965年9月の水害で一部区間が普通になり、田口線は3年後に廃止される。
1976年3月7日には柳生橋支線を廃止し、東田本線のみの所有となる。

この予定に合わせて9月5日に東武亀戸線と大師線の乗り潰しと土曜日直に出る前に、
JR幕張駅の指定席券売機で幕張から浜松までの往復の乗車券と、
9月20日の東京から浜松までの東海道新幹線「こだま631号」の指定席新幹線特急券と、
9月21日の浜松から東京までの東海道新幹線「ひかり478号」の指定席新幹線特急券を購入する。
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