1.去年のときわ路パスの企画と台風の被害-リベンジ企画
ときわ路パスは毎年秋に発売される茨城県内のJRや私鉄が乗り放題となる、
JR東日本の企画切符で、2013年からは春にも発売されている。
JR東日本の茨城県内の区間のほか、関東鉄道常総線及び竜ヶ崎線、
鹿島臨海鉄道大洗鹿島線、ひたちなか海浜鉄道湊線、真岡鐵道真岡線を利用できる。
また特急や急行、指定席、グリーン車も別に料金を支払えば利用できる。
真岡鐵道のSLもおかもSL整理券を購入すれば乗ることができる。
秋季の利用期間は9月1日から11月30日までの土曜、日曜、祝日で、
価格は2,150円、窓口だけ出なく指定席券売機も利用できる。
去年この切符を使って真岡鐵道の乗り潰しを企画した。
松戸駅で支店の飲み会があり、その前の時間を利用することとしてこの企画を思いついた。
しかし飲み会の予定の9月12日土曜日の直前、
9月10日木曜日に台風18号が関東地方を直撃、
豪雨によって茨城県常総市内の鬼怒川の堤防が決壊、
関東鉄道常総線の線路の一部が冠水、南石下から三妻までの線路道床流失など、
大きな被害をうけて全線が運休となってしまい、この企画もお流れになってしまった。
9月14日から一部区間で運転を再開、全線再開したのは10月15日になってからだった。
あれから1年が経って今年もときわ路パスの発売期間になったため、
再びこの企画に挑戦することにした。
去年は新京成五香駅が勤務先の最寄り駅だったため、
ここまでは通勤定期が利用できたが、今はJR総武線が通勤線になってしまったため、
取手までの全区間をsuicaで行くことになる。
それでも今回は松戸での飲み会がないため、ゆったりとした計画が立てられる。
京成千葉線で京成津田沼まで行き、新京成を終点まで行って松戸まで行く。
常磐線で取手まで行って指定席券売機でときわ路パスを購入、
関東鉄道常総線を水海道で乗り換えて下館まで行き、
真岡鐵道全区間を乗り潰しする。
土曜日なのでSLもおかも運行され、これを取材することにする。
天気予報なども鑑みて10月15日土曜日に決行することにした。
初電から3本目の05:43上野行きに乗り京成津田沼まで行く。
乗り換え時間が短いため1本見送って06:11の新京成に乗ることにしていたが、
実際は4分の乗り換えで05:52に間に合ったため、これで松戸まで行く。
新京成に乗るのは今年3月の転勤以来久しぶりだった。
松戸でJR乗り換え用の改札で常磐線に乗り換え、
7分の待ち時間で常磐線快速に乗り込み、20分かけて取手まで行く。
取手の指定席券売機でときわ路パス2,150円を購入する。
この切符を使って関東鉄道常総線を下館まで行くことにするが、
その前に取手で朝食を喰うことにする。