3.小さな旅ホリデーパスの落とし穴と購入後の予定変更
この旅を実現するにあたって最初は週末パス8,730円を利用しようと考えていた。
しかしいろいろと調べていくと今回の区間を全区間利用できる企画切符として、
小さな旅ホリデーパス2,670円というものがあることを知った。
考えてみると2日目は仙台市営地下鉄に乗るために週末パスでは帰りの新幹線の運賃しか有効にならない。
それなら往復の新幹線代は別料金になるものの、この小さな旅ホリデーパスでの旅を企画する方が良い。
そう思って小さな旅ホリデーパスをの利用を決定、
それに併せて去年5月に仙台一泊の小さな旅ホリデーパスの旅を企画したが、
結局残っていたJTB旅行券5,000円分の使用を目的としてスルッとKANSAI3dayチケットの旅を優先し、
仙台旅行はいったんお蔵入りとなってしまった。
そして1年後の今年5月に再びこの企画を決行することにして、
今年2月5日日曜日にネット経由でホテルルートイン名取に予約、
4月14日金曜日の出社前にJR幕張駅の指定席券売機で、
5月13日土曜日の東京発仙台着の「はやぶさ1号」の新幹線特急券指定席券、
5月14日日曜日の仙台発東京着の「はやぶさ26号」の新幹線特急券指定席券、
幕張から仙台市内の往復乗車券を購入した。
小さな旅ホリデーパスは現地購入することにしたので、これで全ての準備が整い、
後は当日を待つだけとなった・・・と思っていた。
旅行記の出発前のパートを「小さな旅ホリデーパスと仙台市営地下鉄の旅」のタイトルで書き出し、
ネットなどでいろいろ資料を集めながら書き進めていって、
大きな勘違いをしていたことに気付いた。
確かに現地での料金だけを見ると小さな旅ホリデーパスは2,670円で、
週末パス8,730円より割安だが、週末パスのエリアはJR東日本管区のほぼ南半分、
つまり新幹線の利用区間も含まれている。
一方、小さな旅ホリデーパスは福島から新庄までの区間以外の新幹線には乗れず、
乗車券を別に購入しなければならない。
交通費全額を比較してみると、
小さな旅ホリデーパスの場合
幕張←→仙台市内往復乗車券 12,520円
小さな旅ホリデーパス(現地購入予定) 2,670円
東京→仙台「はやぶさ1号」普通席新幹線特急券 5,260円
仙台→東京「はやぶさ26号」普通席新幹線特急券 5,260円
仙台市営地下鉄全日一日乗車券(現地購入予定) 820円
仙台空港鉄道・仙台空港線suica使用
合計 21,270円+suica使用分
週末パスの場合
週末パス 8,730円
仙台→東京「はやぶさ26号」普通席新幹線特急券 5,260円
仙台市営地下鉄全日一日乗車券(現地購入予定) 820円
仙台空港鉄道・仙台空港線suica使用
合計 14,810円+suica使用分
つまり週末パスを使った方が6,460円安く上がるのだ。
そこで4月17日月曜日の通勤時に普段より1本早い電車に乗り津田沼で途中下車して、
みどりの窓口で幕張←→仙台市内往復乗車券の払い戻しを行う。
手数料として220円がかかった。
これは自分の勉強不足、判断ミスに対するペナルティとして享受しよう。
このあと東船橋に出て、ここの指定席券売機で週末パスを購入する。
これで本当に予定通り事前準備が整い、
旅行記のタイトルも「小さな旅ホリデーパスと仙台市営地下鉄の旅」から、
「仙石東北ラインと仙台市営地下鉄の旅」に変更、後は当日を待つだけとなった。