19.東急東横線妙蓮寺と白楽の駅取材
大倉山で駅取材して16:20で2つ先の妙蓮寺に行く。
隣の菊名は既に2004年7月3日に取材済みだったのだ。
東急妙蓮寺駅は相対式2面2線の地上ホームを有する東横線の駅である。
1番線は下り横浜方面、2番線は上り渋谷方面が使用す
画像は正面口で、2番線上りホームに隣接している。
かつてはこちら側にしか改札がなく、下り横浜線とは構内踏切で結ばれていた。
1965年頃、地下道が設置され、構内踏切は廃止された。
駅が出来たのは、1926年2月14日に、
東京横浜電鉄が神奈川線の路線名で、
丸子多摩川(現・多摩川)から神奈川(現・廃止)の区間を、
開通させたのと同時に開業した。
開業時の駅名は「妙蓮寺前」だったが、
1931年1月1日に「妙蓮寺」に改称された。
1番線下りホームに隣接した東口駅舎が出来たのは2002年6月である。
駅名は隣接する妙蓮寺から来ているが、
東京横浜電鉄が妙蓮寺の敷地を通過する代償として、
「妙蓮寺前」の駅を設置させたとされている。
妙蓮寺は日蓮宗の寺院で、1935年に現在の横浜市神奈川区神明町に、
長光山大経院妙仙寺が開かれた。
1908年に横浜鉄道臨港線(現・JR横浜線)敷設のため、
現在の東神奈川駅付近から現在地に移転を余儀なくされた。
また菊名池畔にあった淨壽山蓮光寺の移転先として合併した。
両寺院から1文字ずつ取って長光山妙蓮寺とした。
妙蓮寺から16:35で隣の白楽に行く。
東急白楽駅は相対式2面2線の地上ホームを有する東横線の駅である。
1番線は下り横浜方面、2番線は上り渋谷方面が使用する。
画像は西口で橋上駅舎化されている。
また、西口から直接2番線ホームに平行移動出来る改札口も設置されている。
2002年に新設された東口はホームと同じレベルの高さだが、
西口は橋上駅舎の2階部分と同じレベルの出入口である。
駅所在地は神奈川県横浜市神奈川区白楽で、
地名の「白楽」はかつてこの辺りが神奈川宿の伯楽があった事に由来する。
伯楽は「ばくろう」と読み、馬を治療したり売買したりする人のことで、
この「伯楽」が転じて「白楽」となり、「はくらく」と読むようになった。
余談だが、「伯楽」は「博労」や「馬喰」などとも書く。