13.東海道本線相見と安城の駅取材
西岡崎で駅取材し、駅に再入場したのは10:18a.m.で、
まだ時間が早いため、西岡崎から2つ先の相見に行くことにした。
隣の岡崎は既に取材済みだったので下車しなかったが、
ここで運転系統が変わるようで、約10分停車していた。
JR相見駅は単式1面1線と島式1面2線の、
計2面3線の地上ホームを有する東海道本線の駅である。
西口側の島式ホームは1番線、2番線に付番され、
1番線は下り待避線、2番線が下り主本線、
東口側の単式ホームは3番線に付番され、
上り主本線となっている。
画像は西口で、橋上駅舎化されている。
この地に駅設置運動が起こったのは1900年で、
相見村住民が「相見村停車場設置期成同盟会」を結成したことに始まる。
1908年9月11日に幸田駅が開業したことに伴い、誘致活動は休止されたが、
それから約80年後の1989年に再び幸田町相見地区住民が、
「相見駅設置促進期成同盟会」を結成して誘致活動を行い、
2007年3月1日にJR東海と幸田町が幸田町菱池に新駅を設置する覚書を交した。
建設費は幸田町が全額負担した自治体請願駅であり、
2009年12月14日に着工、2012年3月17日に開業した。
このあと安城に行くことにしたが、さすがに汗だくになったため、
相見のトイレでTシャツを着替えた。
11:04岐阜行きで安城まで戻る。
岡崎で再び長時間停車し、岡崎を出発したのは11:14になっていた。
ここで予定していた飲食店の開店時間になってしまった。
岡崎で運転系統が変わることは事前に知らず、
思った以上に時間をロスしてしまった。
JR安城駅は単式2面2線と島式1面2線の、
計3面4線の地上ホームを有する東海道本線の駅である。
島式ホームを挟む形で単式ホームが敷設されていて、
相対式2面2線と島式1面2線構造とも云える。
南口側の単式ホームは1番線に付番され、下り待避線として使用、
島式ホームは2番線、3番線に付番され、
2番線は下り主本線、3番線は上り主本線となっている。
北口側の単式ホームは4番線に付番され、上り待避線となっている。
現在は1番線、4番線を発着する定期列車はなく、
島式1面2線のみの使用である。
画像は北口で、橋上駅舎化されている。
安城に駅が出来たのは1891年6月16日で、
1887年に地元から駅誘致運動が起こり、
岡崎と刈谷の間が15.7kmと距離もあることから建設が決まった。
建設決定同時は東海道五十三次の39番目の宿場である、
池鯉鮒宿(ちりゅうしゅく)に因んで知立とする案もあったが、
最終的にはここの地名の「安城」に落ち着いた。