林檎乃「とほほ・・・。」ブログ

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若桜・智頭の旅9.

2014-08-27 | 鉄道・旅行
 9.若桜駅入構券と構内運転のDD16型7号機

隼から若桜に到着したのは13:08だった。
本来ならこの駅で昼食を喰いたいところだが、駅前には飲食店は見当たらなかった。
それどころか、若桜駅は改築中のようで、
外観はそのままだったが、中は工事中となっていた。



駅取材してから駅前を少し散策し、駅窓口で入構券300円を購入する。
これを購入すれば構内の施設を見学することが出来る。



表には構内で動態保存されている蒸気機関車の写真が載っていて、
裏面には“C12型蒸気機関車「C12 167号機」”のデータが載っている。
また「昭和19年8月31日から昭和21年まで鳥取機関区に所属し、
若桜線も走っていました。」とも書かれている。
さらに窓口の駅員から「運がいい。今日はディーゼル機関車の構内運転をやっているよ」と云われた。
云われた通り、同じく動態保存されていたディーゼル機関車DD16形7号機が、
構内で体験運転の最中だった。



若桜駅には若桜駅SL保存会が結成されて、兵庫県多可町よりC12形167号機を譲り受け、
動態保存して構内運転を行っている。
たぶんその保存会がディーゼル機関車の運転体験をしているのだろう。
営業路線の運転は出来ないが、構内ならば免許を持っていなくても運転は可能だ。
構内の僅かな区間だが、動態保存された鉄道車両を運転できるのは素晴らしい。
また蒸気機関車C12形167号機も取材する。



運転台にも上ることが出来て、充分にSLの撮影を堪能した。
また車庫の中には長野電鉄から譲渡された無蓋車、長電ト6形が留置されている。
これはSLの構内運転の時に前面に連結され、乗車体験に利用される。
敢えて前面に連結することで前進時に迫力のある乗車体験が出来る。
若桜駅は駅舎だけでなく、転車台、給水塔、車庫なども昭和色に作られたもので、
国の登録有形文化財に登録されている。
構内を充分に堪能したが、それでも上り列車の発車時間の15:16には時間がある。
そこで当たりを散策することとした。
この街は雪を溶かすためだろうか、道から定期的に水が噴き出している。
そのために晴天なのに足下はびちょびちょである。
駅から大回りをして若狭街道まで出て、道の駅若桜まで歩く。
途中、「若桜の洋食屋さん」と書かれた店を見つける。
「夢豆庵特製 若桜鹿カレー」という立て看板があり気になったが、
中に入って食事をするには時間が足りなくなっていた。
道の駅で少し時間を潰して若桜駅に戻ることにしたが、
レストラン施設の裏側で猫を見つけた。

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