7.東急目黒線新丸子と元住吉の駅取材
新横浜をSuicaで出場し、東急ワンデーパスで再入場してホームに降り、
やってきた急行和光市行きに乗り込む。
この列車は日吉から東急東横線に直通し、
渋谷から東京メトロ副都心線に直通して和光市まで行く。
神奈川県から埼玉県まで1都2県を直通する。
ただ、この列車は取材予定の新丸子には停車しない。
そこで武蔵小杉で下車して各駅停車に乗り換えて新丸子まで行く。
東急新丸子駅は、島式2面4線の高架ホームを有する、
東横線及び目黒線の駅である。
2系統とも別路線として重複している区間に位置している。
方面別ホームを採用しており、
1番線は東横線下り、2番線は目黒線下り、
3番線は目黒線上り、4番線は東横線上りが使用する。
画像は東口で、高架下に駅機能が集約されている。
東急電鉄は渋沢栄一らによって1918年9月2日に設立された、
宅地開発の田園都市株式会社の鉄道部門が、
1922年7月22日に独立して目黒蒲田電鉄を祖とする。
東横線は1910年6月22日に設立された武蔵電気鉄道が免許を取得、
武蔵電気鉄道は1924年10月25日に目黒蒲田電鉄の傘下に入り、
この時に社名を東京横浜電鉄に改称した。
東京横浜電鉄によって1926年2月14日に神奈川線の路線名で、
丸子多摩川(現・多摩川)から神奈川(現・廃止)の区間が開業した。
新丸子もこの時に開業した。
開業時は地上ホームだったが、1985年7月31日に下り線が高架化、
1986年9月17日には上り線が高架化された。
開業時は東横線のみの路線だったが、
2000年8月6日に目黒線の運行が開始された。
駅設置当時の所在地は橘樹郡中原町大字上丸子であったが、
目蒲線(現・東急多摩川線)丸子(現・沼部)があったため、
混合を避けるために新丸子になったと云われている。
新丸子で駅取材後、急行に乗車したために飛ばしてしまった、
元住吉を目指して09:01発の元町・中華街行に乗り込む。
東急元住吉駅は、島式2面4線の高架ホームを有する、
東横線及び目黒線の駅である。
2系統とも別路線として重複している区間に位置している。
方面別ホームを採用しており、
2番線は東横線下り、3番線は目黒線下り、
4番線は目黒線上り、5番線は東横線上りが使用する。
上下線の外側にホームのない通過線があり、
正確には2面6線構造となっている。
そのため、1番線と6番線はホームはないが付番されている。
東急新横浜線や相鉄線から直通する列車は目黒線のみ発着し、
東横線は元住吉は通過する。
ホームは2階、改札は3階に設置されている。
元住吉も1926年2月14日に丸子多摩川(現・多摩川)から、
神奈川(現・廃止)の区間が開通したのと同時に開業した。
駅所在地は神奈川県川崎市中原区木月一丁目だが、
かつてこの辺りは橘樹郡住吉村であった。
駅開業直前の1925年に住吉村は中原町に合併されたため、
地元の要請もあり、駅名に“住吉”を残すこととして、「元住吉」となった。
通過する都営三田線6500系を後追い撮影する。
2022年5月14日から運用開始された新型車両で、
6300系と比べると四角さが目立つ。