rock_et_nothing

アートやねこ、本に映画に星と花たち、気の赴くままに日々書き連ねていきます。

ジャズボーカルがね・・・

2018-06-23 22:14:37 | 音楽たちーいろいろ

Julie London - Fly Me To The Moon

このところ特に、ジャズボーカルはヤバイ。
たぶん、精神労働のためだと思う。
癒しの効果もあるけれど、それはいったん心を泣かせてからのことだ。
車の運転中、不意にラジオから流れてくるともううるうると涙が溢れそうになる。
スタイル優先のイメージでいくと、薄暮のテラスで椅子にゆったりと座り、グラス片手に聴いたなら、心は緩やかに確実に回復していくことだろう。
ジャズボーカルの治癒力で何とかなるなら、まだいいとしなくてはね。
へこたれながらでも、どうにか進んでいこうかな。


Cry me a river - Julie London


Can you celebrate?

2018-06-04 21:46:53 | 音楽たちーいろいろ
歌手の安室奈美恵さんの最終コンサートが先日行われたと、朝の情報番組で見た。
彼女の代表曲といわれる”Can you celebrate?"には、時代の縁で所謂忘れられないものとなっている。
つまり、最も一般的な結婚式のときに流れた音楽というものだ。
特に結婚式に思い入れのない私と家人は、式に流す曲を式場のプランナーにすべて委ねたところ、そう相成ったのである。
式のキャンドルサービス本番でその曲が流れてきたときには、あまりにも流行真っ只中と、ものすごく恥ずかしく思えたのだが、今ならばそれもありなのだと受け入れることができる。
それから月日は流れ、邦楽シーンの一時代を担った彼女は、新たな道を歩み始める。
そして、ゆっくりとやさしい時間を楽しんでもらいたい。


バーボンの香りたゆたう David Sylvian - Ride

2018-05-19 22:57:44 | 音楽たちーいろいろ
David Sylvian - Ride


バーボンを傍らに聴くデヴィッド・シルビアンは、やはり至福。
かれこれ30年以上、彼の音楽を愛している。
たぶん、これからもずっと、一生の付き合いになる音楽だ。
ふと思う、こうして音楽を楽しみ、大切な人たちと一緒にいられるのも、あと10年もあるのだろうかと。
10年だって何の根拠もない、それは神のみぞ知る。
彼の音楽には、微かに悲しみが混じっている。
バーボンの香りも酔いも、それを誤魔化すことはなく、柔らかに包み、人生の無常を浸していく。


David Sylvian + Robert Fripp - Damage

時には溺れてしまい時もある コールドプレイ

2017-08-21 21:57:08 | 音楽たちーいろいろ



Coldplay - Hymn For The Weekend

どうしようにもなくなって、人は何かに溺れてしまいたくなる時がある。
酒だろうが、ギャンブルだろうが、ドラッグに愛欲、身を滅ぼしかねない危険なものは、誘惑に満ち満ちている。
仕方がない、人はとても弱いものだから。
けれどもそれで良かろうはずもなく、奇跡的に授かった命を無駄に浪費するのは罪に当たる。
できることならば、せめてぎりぎり戻れるところで止めておきたい。
分水嶺の頂で踏みとどまるのだ。


意外と身近だった エド・シーラン

2017-08-10 23:16:10 | 音楽たちーいろいろ


Ed Sheeran - Shape of You

エド・シーランは、イギリスのシンガーソングライター。
”Shape of You”のミュージックビデオを、何の気なしに見ていたら、妙に耳に馴染んでしまった。
どこかで聴いたことのある歌声、というのもあったのかもしれない。
調べているうちに、映画「ホビット 竜に奪われた王国」のエンド・クレジットで流れていた曲を提供していたとある。
なるほど、やはり遭遇していたのだ。
もっとも、記憶に残るということは、自分の好みの範疇でもあるからなのだが。
特に”Photograph”は、じわじわと心に入ってくるいい曲だと思う。



Ed Sheeran - I See Fire



Ed Sheeran - Photograph