雪に覆われたアルジャントゥイユ /アルフレッド・シスレー
この2日の冷え込みは、冬らしいものになった。
いつまでもどんより暗い朝、舞い落ちる雪。
あたり一面真っ白く霜に覆われ、ピリピリと刺すように冷たい空気。
けれど、蛾のような虫が飛んでいる。
義母が愚痴をこぼしていた、「今年はいつになく暖かいから、野菜はどんどん大きくなるし、虫食いがひどくてまともに育つ物がない。」と。
暖かいのは体が楽でいいけれど、やはり冬はそれなりに寒くならないといけないらしい。
路面凍結はとても困るけれど、一面の霜で白く覆われた景色は素晴らしく美しいのだ。