数年越しでとうとう行ってきました、京成バラ園。
といっても先週の木曜日、快晴、湿度低めで風が心地よく吹く日なのですが・・・
大方のバラは満開を少し過ぎた具合、加えて数日前の真夏日と強風に雨のトリプルパンチを食らって、花たちは少しやつれていました。
しかしまだ、バラはその美しさをしっかりと保っていて、香気で園全体をやわらかく被い、入場者を虜にするのです。
私の好みのバラとそうでないバラを分ける基準に、「香り」があります。
だから、自ずとバラを見るときには香りを嗅いでしまうのです。
カメラで輪形を捉えながら、香りを追うのは、バラの世界を旅しているような気分になりました。