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Convergence1952 Jackson Pollock
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Moma
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Autumn Rhythm Number 30, 1950
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Jackson Pollock #1
アメリカの抽象表現主義を代表するアーティスト、ジャクソン・ポロック。
彼の画法は、アクション・ペインティングと呼ばれ、床にねせたキャンバスに全体に体の動きを使って筆から滴り落とす絵の具で描く。
その落書きや殴り書きを超越したショッキングな絵は話題となり、新たなアートシーンを代表する寵児となった。
しかし、衝撃が大きければ大きいほど、それを超えるものを生み出すのは極めて難しい。
アルコール依存に陥り、自爆するかのような最期を遂げた。
彼の絵は、その画法にあいまってとても大きい。
壁といっていいようなサイズだ。
その作品は、鑑賞者が線の森を彷徨えるようにそこに在るといった具合だ。
抽象だからこそのなせる業。
なかでも”Autumn Rhythm Number 30, 1950”は、私の好きな森である。
冬枯れの山を歩くとき、まさにポロックの絵の中にいる錯覚を覚える。
”Jackson Pollock#1”などは、流星群を見るために真夜中の外に出たときに見た木々の表情に似ている。
彼の絵は、物語ではない「詩」だ。
理解するものではなく、感じるものなのだ。
さあ、線の森へようこそ。
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