ロータスヨーロッパ スペシャル
私の試験のために、いろいろ協力してくれた家人にも気分転換が必要だった。
神頼みっぱなしでは恐れ多いので、一昨日にお礼と報告も兼ねて鹿島神宮と息栖神社へ参拝しに行った。
そのあと、家人の大好きなスーパーカーを展示してあるサーキットの狼ミュージアムへ足を延ばした。
そんなに遠い場所ではないけれど、なかなか訪れる機会を作れないでいた。
とうとう展示スペースに足を踏み入れられた家人は、スーパーカーと同じ空間にいる喜びでもうすっかり少年のような面持ちだ。
家人は、憧れ続けたランボルギーニーミウラ、ランボルギーニーカウンタック、ランチャストラトス、マセラッティカムシンを間近で見て、その隣で写真に納まり、私に説明をして、大いに楽しんでいた。
車好きにもいろんなタイプがあるが、家人はそのスペックよりも、ひたすら造形を重視するタイプだ。
それは、絵を描いている性なのだろうか、私にも共感できるところだ。
私が好きな車は、エレガントな形の車で、特にここに挙げた3車種だ。
自分が運転する、同乗するというイメージはなく、ただ美しい車と感じている。
車は実用品といえるけれど、実用品には機能美と実用を超えた美しさが宿ることがある。
この3車種は、それに当たると思うのだ。
最近の車には、美しいと感じるものにお目にかかれない。
衝突安全性やコスト重視など制約が多いのかもしれないが、後世に残る美しい車、名車が登場するのはもうないのであろうか。
自動車産業が厳しい時代になってきていても、ただ用途を果たすだけのもので終始しする、そっけないものになって欲しくない。
美は、人の生活に潤いを与えるものと思えるからだ。
日産 パンサー
スバル360
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