rock_et_nothing

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今年初のカエル、昨夜の嵐と共に

2014-03-14 22:28:22 | 生き物たち
昨日の南よりの風が強く吹き温かな雨をもたらした嵐の夜、今年初のカエルを見た。
玄関の外灯が照らし出す敷石に、カエルが1匹2匹3匹と飛び跳ねている。
今年の啓蟄は3月6日だったが、冷たい空気が居座っていて日中でも10度に届かなく、カエルたちは長い冬眠を終えることができないでいた。
ところが、温かい雨が一気にカエルたちを眠りの大地から解き放ち、春の目覚めを寿ぐダンスを誘ったのだ。
運良くそれを目撃した私は、いよいよ本格的春の到来が来たと心浮き立った。
しかし、良いことは一人だけではやって来るわけではない、歓迎しないものも一緒な場合もある。
寒気が押さえ込んでいた杉の花粉玉を、日に日に強く夏陽射しと暖かな空気は爆発させた。
もうマスクとゴーグル無では外出できず、衣類について入り込んだ花粉は容赦なく攻撃を仕掛けてきて、連発するくしゃみでエビになりかけている。
昨夜の嵐が、花粉を地面に叩き落してくれるだろうと期待していたが、さてどの程度落ちたものか。
花粉のことは憂鬱だけれど、カエルや、まだ今年お目見えしていないトカゲたちに会える春は、やはり楽しい。
寒さでいじけていた花たちも、のびのびと花を咲かせるだろう。
自然と歌を口ずさみたくなり足取りも軽やかになる春、いいものではないか!



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