Patricia Kaas - Mon Mec a Moi
どことなくほの暗さを纏っている歌声、パトリシア・カース。
夜のカフェで煙草を燻らせながら通りを眺めるともなくぼんやりとしている、人生の厳しさ切なさを知った女のようだ。
パリがまだバブルになる前のカフェの風景。
最近の彼女の歌を聴いていないが、若い頃にすでに身につけていた老成感は、さらに深みを増したことだろう。
できればシャンソンやスタンダードジャズの名曲を地味にカヴァーしてもらいたい。
ハスキーな彼女の声は、なかなかに合うと思っているのだが。
Patricia Kaas - Les Hommes Qui Passent
Patricia Kaas - Il Me Dit Que Je Suis Belle
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