C・P・E・バッハの華麗な音楽

C.P.E. Bach - Sonata for Violin and Harpsichord in B-flat Major, WQ 77

大バッハの息子カール・フィリップ・エマヌエル・バッハは、華麗な音楽の創り手。
繊細緻密な音が繰り広げる世界は、大バッハと世界を異にし、モーツァルトを連想させる。
調べてみると、実際C・P・E・バッハは、テレマンの作曲様式を受け継いで古典派音楽の基礎を築いたという。
モーツァルト自身、C・P・E・バッハは「彼は父であり、われわれは子供だ」と言っている。
だから、モーツァルト愛好家には親近感がわくのかもしれない。

今日は、きらきらと太陽の光が輝き風も穏やかで美しい。
晴れやかな日にふさわしいC・P・E・バッハの音楽で、さらに気分も上がる。
こうも音楽は、強い力を持っているのだな。



CPE Bach : extrait de la sonate Wq.78 par Aline Zylberajch et Alice Piérot