ジョン・ブレット 「ドーセットシャーの崖から見えるイギリス海峡」
ホイッスラー 「ペールオレンジと緑の黄昏ーパルパライソ」
ホイッスラーの風景は、劇的な光の操作など行なわれていないけれども、狭い諧調の中に無限が存在するかのような含みのある色合いをあっさりと見せている。
私にとっては、ブレイクとともにこの展覧会を見て、画像と共に紹介できる作品のうちでは収穫といえる。
大好きなマーク・ロスコの作品が2点展示してあったのだが、これは撮影禁止ということでここでの紹介はない。
現代美術のインスタレーションとして、ペー・ホワイトとオラファー・エリアソンの両者が好みだった。
両者とも実に軽やかで、影を従えて"光”の一面をよく表していた。
幅広い作品傾向を一堂に会させた、とても見て楽しいよい展覧会であったので、ぜひとも足を運んでいただきたい。
国立新美術館で、10月2日まで開催している。
モネ 「エプト川のポプラ並木」
ペー・ホワイト 「ぶら下がったかけら」
オラファー・エリアソン 「星くずの素粒子」
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