Wall, Frieze, Mural
世間的な日常が、瞬く間に消費されていくようになって、失望と焦りを感じるのは我が儘なのだろうか。
あまりにも、肉体も精神も疲弊していて、絵画を見て楽しむ時間が持てないでいる。
どうにかこうにか朝の通勤時間で聴く20分のクラシック音楽が、唯一の心の栄養補給といったところだ。
老眼もあって、本に親しむことが、気軽るじゃなくなったことも大きな痛手。
今日は、ちょっと気力を振り絞ってミロの世界へ飛び込んでみよう。
何れの絵も、詩的で夢の世界のようではないか。
天地の縛りなく自由に漂い、光と影は存在しない。
あるのは、軽やかな線、明快な色が作り出す存在感だ。
このような感じの夢を見られたならば、その日一日中幸福感で満たされるだろう。
さてこれから、ミロの絵を網膜に焼き付けて、夢の世界へインポートしようではないか。
Le coq
Upside Down Figures
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