とくおかレディースクリニック~ブログ~

日々、徒然なるままに、書き込んで参ります。
どうか宜しくお付き合い下さい。

クリニック移転のお知らせ

2010年06月24日 | Weblog
7月中旬にクリニックを移転する事となりました。
移転先は、現在のビルの目と鼻の先(目黒通りをはさんだ向い側)に位置する
「三井住友銀行都立大学駅前ビルの6F」となります。

都立大学駅から徒歩1分となり、
また、現在のクリニックよりも若干広くなりますので、
更に御来院しやすく居心地の良いクリニックになる事と存じます。

現クリニックは7月14日(水)まで診療を行わせて頂きます。
新クリニックは7月26日(月)よりオープンさせて頂きます。
その間の7月15日~25日までは引越期間として、診療をお休みさせて頂くこととなります。
この引越期間中に、
いかにかっちりとしっかりと荷物を移動させて、準備万端に持っていけるか・・・、
職員と、心と力を合わせて、引越したいと存じます。

皆様にはご迷惑をお掛けしてしまいますが、どうか宜しくお願い申し上げます。

皆様が心地良く、より良い医療をお受け頂けますように、
ハード・ソフト共に更にパワーアップして参りたい所存です。
何卒宜しくお願い申し上げます。

ーby事務長ー
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不妊治療について その2

2010年06月24日 | Weblog
Q:私達は原因不明不妊と言われました。
 原因不明という事は、不妊となる原因がないと理解して良いですよね?
 タイミング療法から始まり、人工授精にまで進んでいます。
 原因不明不妊と言われている私達が、体外受精を受ける必要はあるのでしょうか?

A:まずは、ご夫婦の年齢がひとつの重要ポイントになります。
 奥様が35歳以上であれば、原因不明不妊という事で安心してはいけません。
 年齢が不妊の原因であるという事も大きいといえます。
 女性の卵巣年齢は35歳を過ぎるとガクンと落ち、40歳を過ぎると更にガクンと落ちてしまうといわれています。
 

 正常な妊娠が成立する為には、精子が子宮→卵管→卵管膨大部へ進んでいき、
 卵管膨大部で卵子と出会い、そこで無事に受精出来なくてはいけません。
 その為には、排卵された卵子は、きちんと卵管膨大部に取り込まれていないといけません。

 原因不明不妊というのは、

 1:卵子が卵管膨大部に無事に入っているのか(=ピックアップ障害はないか)?
 2:精子と卵子が出会って無事に受精出来たか(=受精障害はないか)?

 無事に受精出来た場合、受精卵は細い卵管の中で分割を繰り返して子宮に戻り、
 無事に着床しないといけません。

 3:受精卵がきちんと分割して進んでいるか(=分割停止になっていないか)?
 4:受精卵が子宮に戻った後に無事に着床出来たか(=着床不全でないか)?

の1~4に関して、不妊治療検査をしても、明らかにならないものをいいます。

その過程のどこかに問題があると、妊娠には至りません。

ですので、原因不明不妊というのは安心して良いものではありません。

直接、卵巣から卵子を取り出して受精させ、
受精卵を直接子宮に戻してあげるという体外受精の場合には、
その過程(1~3)をスキップされる事になりますので、原因不明不妊の解消に繋がります。

ーby事務長ー
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