とくおかレディースクリニック~ブログ~

日々、徒然なるままに、書き込んで参ります。
どうか宜しくお付き合い下さい。

8月の看護部・検査部便り ーその1-

2010年08月23日 | Weblog
8月の看護部・検査部便り -その1-


厳しい暑さが続いていますが、皆様体調を崩されていませんか?
しっかりと水分補給をして下さいね。


今回は、体外受精のスケジュールについてお話させていただきます。
体外受精のスケジュールは、
一般不妊(タイミング療法や人工受精)スケジュールとは異なり、
大きく分けて、
採卵(卵を育ててとる)と胚移植(胚(受精卵)を子宮内へ戻す)の二つのスケジュールとなります。
実際にどれくらいの期間がかかるのかをお伝えします。


まずは、生理3日目から採卵前に状態を整えるためのお薬を飲みます。
服用期間はおよそ10日~14日間です。
お薬を飲み終わってから大体4日後に、また生理がきます。
採卵当日は、その生理の14日目が予定日となります。
つまり、採卵するまでには約1ヶ月かかることになります。

最短で移植していく場合には採卵の3日後になります。
受精卵を凍結していく場合には、次の生理を待ちます。
採卵後の生理が10日~14日後にきます。
その生理の3日目から状態を整えるためのお薬を10日~14日間飲みます。
飲み終わって4日後の生理から数えて17日~19日目が移植予定日となります。
つまり、移植するまでには、採卵後さらに1ヶ月半かかることになります。


これから体外受精に進まれることをお考えの方の参考になればと思います。



この後、
数日に分けて、
体外受精に特徴的な点をいくつか挙げ、説明させて頂く事に致します。


とくおかLC看護部・検査部スタッフより


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