12月の看護部・検査部便り その2
昨日の続きとなります。
食べ物には、体を温める食材と、冷やす食材があります。
食べ方にも、体を温める食べ方と、冷やす食べ方があります。
冬野菜の大根や白菜、根菜のごぼうやレンコン、ニンジン、ネギ、生姜、こんにゃく、山芋
他にもカボチャや玉ネギ、ニラやにんにく、赤唐辛子は体を温めます。
果物では寒い地方で取れるリンゴやブドウ、さくらんぼなどです。
その中でも、よりおすすめの食材がネギと生姜です。
逆に、
トマトやキュウリ、ナス、オクラ、ゴーヤの夏野菜や、
葉野であるほうれん草や生キャベツなどは体を冷やしてしまいます。
果物では暑い地方で取れるバナナやパイナップル、レモン、メロンなどです。
野菜を生で食べることはビタミンCを壊さずに摂取できるので良いのですが、
体を冷やしてしまいますので冬は蒸して温野菜にしたり、スープに入れるのがおすすめです。
スープやお鍋を作るときは、
たくさんの冬野菜と一緒に生姜をすりおろして入れてもいいですね。
温まりますよ。
また、穀物や豆はビタミンEを豊富に含み、血行を良くし冷え性を改善しますので、
一緒に摂るとより効果的です。
体温と妊娠についての興味深いデータがあります。
60数年前、日本人の平均体温は36.89度でした。
その際の平均出産数は4.72人です。
そして現在、平均体温は36.20度、
平均出産数は1.43人と、2人に達していません。
出生率が低下した背景には、
生活スタイルの変化や女性の社会進出等があるでしょうが、
体温の低下も無関係とは言えないかもしれませんね。
皆様も意識的に体を温めるようにし、この冬を乗り切りましょう。
一日でも早い妊娠をスタッフ一同願っております。
※中目黒のイルミネーション、『青の洞窟』、
別の角度からのお写真です。
とくおかLC看護部・検査部スタッフより
とくおかレディースクリニック