「橋田壽賀子ドラマ 渡る世間は鬼ばかり2018」の録画を、昨晩に拝見致しました。
2018年9月17日に放映された3時間ドラマです。


初回放映から約28年も続く日本を代表するドラマシリーズですね。
橋田壽賀子先生は、御年93歳におなりです。
それで第一線でお仕事をこなされているのですから、本当に素晴らしい限りです。
今回の放映で、私自身の身の丈で学んだ事!
・自分の老後の資金は貯めておく
・老後は子供を頼らずに生きていく
その2点でした。
腑に落ちなかった点は幾つかありましたが、、、
ひとつは、三女の文子がハワイに住んでいる一人息子・望の結婚式に行かないと言い切った件。
息子が来て欲しいと言っているのに、なんで?と思いましたが、それは流せます。
もうひとつは、次女の五月の長男・眞とその嫁・貴子問題でした。
私も嫁の立場なので、貴子だけが悪者となり、最後に土下座までする様子は見るに堪えませんでした。
嫁姑問題は、間に入る息子がいかに人として出来るか出来ないかに「微妙~」に左右されると思います。
息子が想像力がなくて人として出来ない人間だと、嫁姑問題は「微妙~」にこじれてしまうのだと思います。
今回は、どちらにも良い顔をし、間に入って上手くとりなす事を放棄した眞の浅はかさが生み出したトラブルだと思います。
それにしても、良い人だったはずの貴子が徹底的な悪者となり、
はっきりガンガンバシバシ言えてしまう気の強い娘だった長女・愛が俄然良い人となり、
人というのは時間や環境で変化していくものなのだという事も理解しました。


自分達の老後や子供達への思いなど、
勇(幸楽の主人=五月の夫)の言う事が一番理に敵っておりました。
(子育てを楽しんだ、それでいい。子供達が立派に育ったのだから、それでいい。)=A
少なくとも、五月のような考えに囚われたくないものと思いました。
(私が生んで育てたのだから、子供達が面倒をみるのは当然、子供達を頼って何が悪い。
愛も眞も親の老後の面倒をみるのはすこぶる当然。)=B
Aの考えが良くてBの考えが悪いという事ではなく、
AもBも(子供側の意思で)もたらされるのは奇跡の幸せです。
一般的にはAの考えを元としておくと、気持ちも楽であるという事でしょうね。
話し合ってうまくやっていきたいものです。
上記、あくまでも個人的感想でございます。
ご覧になられていない方々にとってはよく分からない投稿内容となってしまいましたね。
これだけ長く続いているという事、
他界されてしまわれた役者さんもおられる中、同じキャストで約30年近く続いているドラマ、
ついつい見てしまいます。
羽田健太郎さん作曲の音楽が、これまたドラマチックで素晴らしいのですよね。
来年も3時間スペシャルを楽しみにしております。




↑ 第一シリーズ、懐かしいですね、皆若かったですね。