とくおかレディースクリニック~ブログ~

日々、徒然なるままに、書き込んで参ります。
どうか宜しくお付き合い下さい。

新型コロナウィルスが収まらない

2020年12月05日 | Weblog
新型コロナウィルス感染者数が増えていくままで、一向に収まる気配がありません。
医療体制がかなりひっ迫している状況となっております。
コロナに罹らない、コロナを移さない、徹底して生活をしていきたいものです。

新型コロナウィルス感染症の検査の種類には、
新型コロナウィルスPCR検査、
新型コロナウィルス抗原検査、
があります。

PCR検査は、咽頭や鼻腔を拭って、液や唾液を採取して検査センターに送ります。
検査センターで検査しますので、結果判定まで早くて1日から数日かかります。

抗原検査は、外来での迅速検査ですので、30分ほどで結果が出ます。
季節性インフルエンザの迅速検査(キット使用)と同じイメージです。

抗原検査の方がすぐに結果が出るので、運用上良さそうに感じますが、
PCR検査と比べると検査精度が低いです。
その為、抗原検査で陽性と判断されても、PCR検査で陰性だったとなる事が、
多数報告されているそうです。

ですので、職場や家族に余計な心配や迷惑をかけない為にも、
精度の高いPCR検査をお受けになられる事をお勧め致します。

季節性インフルエンザが猛威をふるう前に、
皆様、インフルエンザの予防接種を必ず受けましょう。
今冬は、大人であっても、念の為、2回予防接種を受けておかれると良いかもしれません。
(お子様は、新型コロナウィルス流行にかかわらず、必ず2回接種です)

この冬、
「3密(密集・密接・密室)を避ける」
「マスク着用」
「咳エチケット」
「こまめな手洗いと手指消毒」
「ソーシャルディスタンス」
「インフルエンザ予防接種」
の実践を徹底して、安全安心に過ごして参りましょう。
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12月の診療部便り

2020年12月05日 | 看護部・検査部便り

12月の診療部便り

皆さん、こんにちは!
今年も残すところあと1ヶ月ですね!

今月の診療部便りでは、「子宮頸がん」についてお話したいと思います。

「子宮頸がん」とは、子宮頸部に生じるがんのことをいいます。
子宮がんのうち約7割を子宮頸がんが占めます。
以前は発症のピークが40~50歳代でしたが、最近は20~30歳代の方にも増えてきています。
国内では、毎年約1万人の女性が子宮頸がんにかかっています。

子宮頸がんの原因のほとんどはヒトパピローマウイルス(HPV)による感染です。
このウイルスは性交渉により子宮頸部に感染します。
HPVは、男性にも女性にも感染するウイルスで、
性交経験のある女性の過半数は、一生に一度は感染機会があるといわれています。
しかし、HPVに感染しても、90%の人においては免疫力でウイルスが自然に排除されますが、
10%の人ではHPV感染が長期間持続します。
このうちの一部の人が異形成とよばれる前がん病変を経て数年かけて子宮頸がんに進行します。

子宮頸がんは、早期にはほとんど自覚症状がありませんが、
不正出血や下腹部の痛みなどがある場合があります。

早期発見には、定期的にがん検診を受けることが重要です。
がん検診は、子宮頸部の細胞を柔らかいブラシで採取するだけなのですぐに終わります。

妊娠中に子宮頸がんが見つかった場合、
最悪の場合には妊娠継続を諦めざるをえないこともあります。

当院では、
これから妊娠を考えていかれる方、妊娠が分かった方には、
必ず子宮頸がん検査を実施しています。

目黒区のがん検診も実施しております。
今年は令和3年1月31日までですので、受診券をお持ちの方はご予約をお取りください。

何かご不明な点がございましたらお気軽にスタッフにお声がけください。

寒くなってきましたので、
新型コロナウイルス、インフルエンザなどにかからないよう体調管理にお気をつけください。

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萩野公介選手 見事に復活

2020年12月05日 | Weblog
競泳の日本選手権が、
東京アクアティクスセンター(東京オリンピック本番の会場)で開幕し、
男子400メートル個人メドレーで、
萩野公介選手(リオデジャネイロオリンピック金メダリスト)が見事な優勝を果たしました。
2年ぶりの優勝です。

萩野公介選手は、右ひじの手術後から不振となり、水泳から遠ざかり、その後休養に入られました。
競泳は1秒というよりも0,1秒を争う必死で過酷な闘いであります。
萩野公介選手は、長らく日本を代表して活躍してきた選手ですから、
休養期間中は、のんびりするよりも精神的にかなり辛い日々だったのではないかと拝察します。

その萩野公介選手が見事に返り咲きましたから、こんなに嬉しい事はありません。
すごい方は、やはりすごいのですね。
腐って落ちていくという事など一切なく、長いスランプから見事に抜け出しました。

萩野公介選手が休養していた間、大活躍を見せたのは瀬戸大也選手でした。
彼は、あるスキャンダルで立ち位置を崩してしまいました。
少しの間、反省期間で自宅待機になるのでしょうか。

人は、立ち位置や任されている状況、まわりからのチヤホヤ度などにより、
お山の大将から裸の王様になってしまう時があります。
「あなた何様?」「はい、俺様です」という状況です。

そのような状況になりますと、必ず落ちます。
落とされるのか?落ちていくのか?それは分かりません。

裸の王様にならないよう、
自分に対して厳しい事を言ってくれたり、注意してくれたり、
正しい叱咤激励をしてくれる方々の意見に素直に耳を傾けて、
謙虚に取り組んで参りましょう。

実のところ「甘い囁き(ささやき)」というのが一番怖いものなのです。
「甘い囁き」で、心がブレたらいけませんね。

長いブランクから抜け出た萩野公介選手の素敵な笑顔を拝見し、
本当におめでとうございます!!と心から思いました。

「謙虚に素直に頑張る」それが大切です。













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