

こんにちは。
どんどん暑くなってきましたね。
暑さに負けぬようしっかり水分をとり、お身体には十分にお気を付け下さいね。
今回は、
「最近、診察の際によく相談を受けること」についてお話ししたいと思います。
「主人の協力が得られない…」
「私はステップアップしたいけれど、主人が必要性を認めない…」
という言葉を耳にします。
治療に取り組むにあたっておご夫婦の温度差があるケースがよくあります。
お忙しいご主人様に、なかなか話が切り出せない、
思いきって切り出した際に、
「僕たちはまだまだ大丈夫だよ」と言われて話が終わってしまうという話もよくお聞きします。
妊娠はご夫婦お二人の問題です。
妊娠への道は、ご夫婦お二人の協力が必要不可欠です。
妊娠へ向けての協力体制がなければ、妊娠は遠ざかります。
男性側にも原因があることや、
卵子は、質や数に限りのあるものであること、
妊娠は生理があればいつでも可能ではないことを、
通院されている奥様がご存じでも、男性はなかなか知る機会がありません。
不妊治療に対する知識不足から、上記のようになってしまうのだと思います。
そこで、ご夫婦お二人に参加して頂きたいのが「勉強会」です。
不妊の原因やタイミング療法、人工授精、人工体外受精・顕微授精、卵子についてなどお話しています。
不妊治療をおこなう上で知識は必要です。
ただ、
インターネット情報ですと、不特定多数の数多い情報があるため混乱や迷いが生じます。
6月の看護部・検査部便りでお話しさせていただいていますが、
インターネットの問題点は、不特定多数の方が自由に言葉を発信できるということがあります。
そこで、
当院に通院中の方々には「勉強会」に参加して、ご夫婦でよく相談して頂きたいのです。
(この続きは、明日となります)



