須玉日記

母と子、たまに父による写真日記。

ハイイロチョッキリの観察

2014-08-14 06:05:00 | 動物・昆虫・鳥
2014年8月14日 <父>

8月初め、須玉でオミナエシの状態を確認しようしたら、先端に小さな虫を
見つけました。ハイイロチョッキリとの初めての出会いです。
毎年8月から9月にコナラの枝をちょっきん切って落とす虫ですが、高い場所に
いるのでこれまで姿を見たことはありませんでした。

オミナエシにいたのが不思議ですが様子を観察することにしました。
先端に向かって行きます。





わー、飛び立ちそうです。残念!うまくピントが合いません。





突然、羽根を閉じてしまいました。場所が気に入らなかったのでしょうか。





下に向かいます。この写真は象の鼻の様な口吻が良く分ります。先端のギザギザしたあごを使って
コナラの実に産卵の穴を開けたり、枝を切り落としたりします。





横からみたハイイロチョッキリ。触角が口吻の途中から出ているのが面白い。





最後は正面から。オスは胸部先端の左右に棘状突起があるのが特徴。
これはメスのようですね。


 2014年8月2日 北杜市須玉町にて リコーGRデジタル4

このあと元気に飛び立っていきました。今頃、一生懸命に産卵してコナラの枝を切り落として
いることでしょう。
コメント (2)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする