須玉日記

母と子、たまに父による写真日記。

アオドウガネによる植栽被害

2014-08-18 06:07:28 | 動物・昆虫・鳥
2014年8月18日 <父>

団地内のツバキにチャドクガの被害がないか調べていたら、
偶然、食害にあったアジサイを見つけました。近くにいたのは、
コガネムシの仲間のアオドウガネです。





この虫にとりつかれると、葉がボロボロになってしまいます。





大きなアジサイの株を調べてみると、たくさん見つかりました。
アオドウガネは腹部の後ろに長い毛が生えているのが特徴。
この写真でわかりますか。





アジサイの傍に植わっているハナミズキも被害にあっていました。





見つけしだい、手でつかまえポリ袋に入れていきます。上からつかもうと
するとポトリと落ちて逃げてしまいます。手を添えると捕獲効率が高まります。

このアオドウガネは体長22mm。力が強く油断すると脱げられそうです。
後部の長い毛を接写。





横顔です。可愛く見えますが、多種類の広葉樹の葉に被害を与えます。幼虫も
植物の根を食べる嫌われ者です。


 2014年8月17日 東京都稲城市にて リコーGRデジタル4
 
アオドウガネはもともと南方系の種で、温暖化で東京でも見られるようになりました。
今は、夏の代表的な甲虫になっているようです。

現在、団地内のアジサイを増やすことを計画しています。アオドウガネは他の虫が
寄り付かないアジサイも平気で食べてしまうので頭が痛いです。
コメント
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