本日で春の展覧会を終えさせて頂きます。
移転記念の無眼界展、新春記念展、ふる草の会と一か月おきに展覧会を企画させて頂いたのは
本当に久しぶりです。
今回も多くのお客様にお立ち寄り頂き、とても充実した日々を過ごすことができました。
誠にありがとうございました。
このふる草の会は、利行に始まり、利行に終わる展覧会でした。
利行という名前、そして作品の持つ力を私達も改めて感じることができました。
利行を始め、ふる草の会の企画のきっかけとなった幾つかの作品をお分けくださったお客様に
今心よりお礼を申し上げたいと存じます。
佳い作品を未来に残していくということは、お客様に美術品収集のバトンランナーになって頂くということです。
作品をお求め頂き、日々大切にお見守りいただくなかで更に美しく仕立ててくださった作品を
次のお客様に私たちの店を通しお渡ししていく。画商の仕事の本来の意味はそこに有るだろうと思っています。
捨てられたワンちゃんのように倉庫に寂しく仕舞われていた作品は、当店が時間をかけ見続けることで
輝きを取り戻してもらえるようにいたします。
一流のコレクターさんに愛でられてきた作品には、日々私達自身も癒されながら、ふさわしいご縁を作品と
ともにじっと待つようにいたします。
お客様のご来場とご協力で、展覧会に対する自信も少しつけることができました。
また、次回の企画展に頑張ります。
最後にご来店くださったお客様に一つお軸をご覧いただきたいと思いながら、タイミングを外しました。
昨春のブログにも載せていたつもりでしたが、どうしたわけか??画像が抜けていることにいま気づきました。
桜が咲く前に・・昨年の記事をそのまま復活させることに挑戦してみます。
みなさま良い週末をお過ごしくださいますように。