つれづれ

名古屋市内の画廊・佐橋美術店のブログ

土田麦僊 軸 葡萄

2015年01月21日 | 絵画鑑賞

いよいよ私共の展覧会の最終日となりました。

今年はご案内状を差し上げてから間があいてしまい、

また展覧会を6日間しか開かせて頂かなかったのでご来店のお客様は少なくなりましたが、

お立ち寄り頂いたお客様には作品をゆっくりご覧いただくことができよかったと思っています。

お寒い中を誠にありがとうございました。

 

今回皆様におほめ頂いたのは上の画像の

土田麦僊 軸 葡萄  絹本・水墨 共箱 45.8×57.1㎝ 東京美術倶楽部鑑定書有 

水墨で地味な作品ですが、麦僊には珍しい「冴え」のある作品。

月の光に照らされた葡萄の房の輝きが見事です。

 

せっかく展覧会用に飾りつけを致しましたので、しばらく今の作品たちをこのまま展示をさせていただきます。

 

 

 

立春まであと二週間ほどになりました

お寒さ極まりますが、皆様どうぞご自愛くださいますようお祈りいたしております。

 ※作品画像は納品のため削除させて頂きました。

 

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堀文子さんの作品

2014年12月08日 | 絵画鑑賞

昨日の休日は、いつものヘルシングあいさんで古澤久美さんのマクロビランチをゆっくりいただき、のんびりと1日を過ごしました。新しい店のオープンから1ヶ月、佐橋も私もやっと長い緊張感から開放された気分です。

 

 

ホームページに堀文子さんの「水仙」を掲載させて頂いたので、こちらでももう一点のご紹介を・・。

残念ながら作品のタイトルも制作年もわかっていません。

物語か絵本の挿絵ではないかと思っています。

紙に墨、画面は16.5×7.0㎝で額に入れても本棚にすっぽり収まるサイズです。

※ 作品画像を納品のため削除させていただきました。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

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織田広比古 20号 油彩

2014年11月17日 | 絵画鑑賞

 

 

 

お客様よりお土産にラフランスを頂戴いたしました。

 

子供のころは「不思議なかたち!」と思っていた洋ナシも

 

この頃ではなんだかとても愛らしい形に思えます。

 

この美味しい味をすっかり覚えてしまったからでしょうか??

 

果物もお花も本当に個性的な形、色をしています。

 

 

 

無眼界展を終えてからはじめて、作品のかけ替えをしてみました。

 

 

 

 

 

 

 

思いがけずこの新しい店に織田広比古さんの作品が似合いました。

 

スポットを浴びて、柔らかく温かい雰囲気がギャラリー全体に広がります。

 

 

 

 

 

20号 キャンバス・油彩  「ばらのお部屋」

 

 

 

 

※納品のため画像を削除いたしました。

 

 

 

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藤井勉 鉛筆デッサン 

2014年09月08日 | 絵画鑑賞

藤井勉さんの作品についてはこのブログにも何度か書かせて頂きました。

 

 

 

ご覧頂いている画像 

 

先生の1980年代ご制作の鉛筆デッサンを入手いたしましたので

 

先週の中日新聞のギャラリーガイドに掲載させていただきましたところ

 

早速何人かのお客様がご覧にいらしてくださいました。

 

 

 

 

 

先生はいまも勿論少女像を描かれていらっしゃいますが

 

お嬢様方が本当にお小さかったころの作品にはなんとも言えないリズム、

 

愛くるしさがありますね。デッサンならではの静寂も感じられます。

 

 

 

藤井勉先生からは当店のオープン当初から直接作品をお送り頂いています。

 

新店の物件探しについてもそうでしたが。。

 

今回の移転に関し、佐橋と私の合言葉はどうやら「初心に帰れ!」

 

であるように思え始めました。

 

初心に帰る。

 

灯台もと暗し。

 

なかなか重い言葉だとこの頃になってやっと感じられます。

 

 

 

この作品は店の外側からもご覧いただけますようショーウンドゥに飾らせて頂きました。

 

いつでもお気軽にご鑑賞くださいませ。

 

※納品のため画像を削除させていただきました。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

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須田剋太 書

2014年07月28日 | 絵画鑑賞

大暑 土潤いてむし暑しの候となりました。

 

 

暑中お見舞い申し上げます。

 

 

 

花火大会やねぶた祭りのころ、うにやアナゴの美味しい頃、

 

きゅうりや枝豆の最盛期。。この季節のお便りの言葉には事欠きませんが、

 

私が最近一番気に入っているは 「三尺寝 さんじゃくね 」という季語です。

 

 

暑い夏の昼ひなか、職人さんや大工さんがしばらく休憩して短い睡眠をとることを指し、仕事場に約90センチのスペースでごろりと横になって寝るのが その由来だそうです。

また日の影が三尺ほど動く間の小一時間ほどの仮眠という説もあります。

 

 

これほどの暑さでは危なくて、作業員さんもおちおち三尺寝もできませんが、夏のまっさかりのころのお昼寝ほど気持ちの良いものはありませんね。

 

 

そんな私に鞭打つように、須田剋太の書 が

新しく入荷して参りました。 

須田剋太の書はどうも苦手で、またこの暑いのに「行動!!」とは

参ったものだ~と思っていましたが、

 

 

思いきってショウウィンドウにかけてみますと。。

 

なかなかこの作品が佳いのに驚いています。

 

 

額からはみ出さんばかりの筆勢。

 

けれど絶妙なバランスで余白と墨がせめぎ合い、程よい緊張を生んでいます。

 

夏の暑い頃に 書はとても涼やかで美しく感じます。

 

墨の世界は本当に奥深いものです。

※納品の為作品画像を削除させていただきました。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

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