つれづれ

名古屋市内の画廊・佐橋美術店のブログ

上京

2018年04月24日 | おススメの展覧会、美術館訪問

土曜日に臨時にお休みを頂いて、東京に行かせていただきました。

一泊で、幾つかかのオークションを覗かせて頂いたり、銀座の画廊さんに伺ったり

国立近代美術館の生誕150年横山大観展、

日本橋三井記念美術館の没後200年 大名茶人松平不昧 お殿様の審美眼




東京国立博物館の特別展名作つながる日本美術誕生

を駆け足で 巡らせて頂きました。


途中、懐かしく銀座を歩いたり致しましたので、普段から余り歩くことのない私は、疲れ果てて風邪をひいてしまい、昨日、今日と殆ど仕事を休んでいる状態ですが、

佐橋は、明日、明後日と、今度は京都で交換会の大会が有りますので、その準備にかかっています。

連休明けには、新しい作品も含め皆様にご紹介出来ればと思っています。

又展覧会の企画も進めて参ります。




拝見してきたそれぞれの展覧会のご紹介を、また少しずつさせて頂くつもりで居りますが、珍しく会期の前半にそれぞれに出かけ、皆、大変良い展覧会だと思いましたので、皆さまどうぞ、連休中にでもお出かけ頂けたら良いと存じます。

大観展は週末夜8時まで開館していましたので、私達は混雑に出会うことなく、閉館ギリギリまで常設展も楽しむことが出来ました。

一生懸命に美術品を見続けても、特に博物館などでは、
「こんなに良いものがまだまだこんなに沢山あるのだ」とちょっと気持ちも折れそうにもなりましたが、
やはり自分の好きな物はこれだ!という確認作業も出来ましたので、出掛けた甲斐はあったろうと思っています。




それから、これは偶然でしたが、1度伺ってみたかった民芸品を扱われているたくみさんに銀座を歩いて居る途中出あえました。

余りの嬉しさに、福岡のキジ車🚘を買いました。


キジ車
平安時代の806年 伝教大師 最澄が福岡県清水山に登られる際、一羽のきじが先導したという清水寺の由来伝説にちなみ、江戸後期の住職 隆安法師が井上嘉平次に指導制作させました。
 その後 開運、縁結び、家庭円満のお守り、また玩具として全国に知られるようになりました。
 清水寺のあるみやま市にて、現在、村上一三(75才)ひとりのみによって生産されています。
赤松などの胴体に車を竹の車軸で取り付けています。
上の写真は雄で、鞍があり赤と緑で彩色されています。雌は背中に切れ込みがあり、赤と黒の彩色です。


民芸品は、お若いかたを中心にまた人気が出ているようです。

当店の何時もの洗面所に飾っておきますので、キジ車、どうぞご覧くださいませね。

今週土曜日は通常通り、午後1時より営業させて頂きます。

コメント
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