ショーウィンドウの写真を撮っている時にふと気づきました。
小さな矢印! ➡️
目の高さより、少し下の位置に黒いマジックで書かれたような→マーク❗️
誰がこんなイタヅラを?
それにしても、こんなに小さく、➡️とはなかなか面白い落書き。
頭にくるより笑ってしまい、拭き取り用の布を取りに、そして佐橋を呼びにいきました。
「見て、見て!笑っちゃわない?」私。
「拭いて落ちるか?」佐橋。
そして、早速私がガラスを拭いてみようとした瞬間。
なんと落書きは、飛んでいきました😂
そうです。➡️の正体は、虫さんでした。
えーーーー
2人で顔を見合わせて大笑い。
老眼のせいかどうかはわかりませんが、こんな眼で、作品を見て、おまけにブログまで書いて大丈夫かな?
ふと不安になります。
20年。
オープンの時には想像も出来なかった事が起き続け、私たちは今に至っています。
この小さな店の時代から変わらず通い続けてくださっているお客様もいらしてくださいます。
20年に失ったものも多くあるのでしょうけれど、よくよく考えると、今取り戻したいと思えるものは何もありません。
還暦という節目に、人は結局、今の自分を肯定するしかないという結論に達し、そして今の環境のありがたさに一つ一つ気づいていく。これからそんな一年を過ごすような気がします。
何かを残そうなどと力まずに、何処へでも飛んで消えていける覚悟を持って、、
それにしても、あの虫は何というお名前の虫だったのでしょう?
「ヤジルシ」だったらおもしろいのに。
焦らず、怖がらず、お客様がたといつもご一緒に今を深く味わいながら前に進みたいと、この夏はそればかりを願っています。