１４年間も監督が務まった王さんの人格！

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【贈る言葉】

「オレはなっ・・・」と威張る上司がいますが、ソフトバンク前監督の王貞治氏を思い出してほしいと思います。王さんは一度も鼻にかけたことはないですから。

　　　　　　　　　～下山明央～

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【本文】

◆１４年間も監督が務まった王さんの人格！◆

ソフトバンクの前監督、王貞治氏の偉大さは誰もがよく知っている。

８６８本の生涯ホームランはベーブルースやハンクアーロンをも超えた偉大な記録だ。

当時の球場は狭かったからそのうち２割りぐらいは今ならライトフライだという辛口の人もいるが、しかし当時のニューヨークヤンキースのホームグランドだってライト側だけは狭かったのはベーブルースのホームラン量産を期待してのものだった。

巨人の監督時代一度も日本一に導くことができず監督を辞任している。

ダイエーホークスの監督として復帰しても３年間はＢクラスに低迷した。

選手を乗せて球場を去るバスに生卵をぶつけられたこともあったが、自分の偉大さを一度も鼻にかけたことがなかったのは王さんの人格の現われだ。

選手の中に積極的に溶け込むようになってからは上昇ムードになり、日本一になり、ＷＢＣで世界一にも導いてくれた。

「オレはなっ」と鼻にかけたくなったら王さんを思い出そう。

　　　　　　　　　＝　コンピテンシー宣教師　＝


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取引先に入り込んで品質改善を！

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【贈る言葉】

品質がよいか悪いかは顧客が決めること。原因が取引先の中にあるなら、そこに入り込んで問題を解決するのが品質を最優先する企業の責任だ。

　　　　　　　　　～岡田　徹～

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【本文】

■取引先に入り込んで品質改善を！■

ここ十数年、アウトソーシングが大流行し、仕事や業務を第三者に丸投げする。

コストダウンの手法として多くの企業が採り入れている。

しかし、アウトソーシングして重大な品質不良、事故、不祥事に発展する例は多い。

日本には古くから下請けに仕事を出す風土が根付いている。

親企業と下請けの間には阿吽の呼吸があり、下請けはしっかり品質を作りこんで納入する躾が出来ていた。

最近、親企業は下請けに対して卑劣な値引き要求ばかり繰り返し、挙句ＪＩＴ（ジャスストインタイム）生産やＪＩＴ納入まで要求する。

下請けをパートナー企業と位置づけて取引する親企業はめっきり少なくなった。

そんな中、品質不良を起こせば下請けを怒鳴りつけたり、ペナルティを課す。

下請けに入り込んで、良いパートナーに育てる施策が改めて求められる時代だ。

　　　　　　　　　＝　コンピテンシー宣教師　＝


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