あるきメデス

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京都の非公開文化財 冬の特別公開寺院などへ③ 八坂神社から建仁寺と智積院へ〈後半〉

2019-04-27 18:27:04 | 京都を歩く
 2019年3月15日(金)
 =八坂神社から建仁寺と智積院を特別拝観〈後半〉=

 建仁寺の3つの塔頭寺院の特別拝観の観覧を終えて北側の四条通へ。

 昼食場所を探しながら四条大橋を渡り、阪急河原町駅そばの京都マルイのビルに入り、
7階レストラン街の元祖オムライスの店「北極星四条河原町店」でオムライスの昼食をし
た。


    
 ちなみにオムライスは、大阪にある「北極星心斎橋本店」が1925年に考案したのだ
という。

 13時45分頃店を出て、バスで京都駅前まで行くが、帰りに予約してあった上り新幹
線まで時間があるので、もう1か所特別公開の寺院に回ることにして、バスを乗り換えて
東山七条バス停で下りた。

 今回最後の特別公開寺院として訪ねたのは、真言宗智山派総本山の智積院(ちしゃくい
ん)である。

 智積院は全国に約3千の末寺があり、そのなかには成田山新勝寺(なりたさんしんしょ
うじ)、川崎大師平間寺(へいげんじ)、高尾山薬王院を始め、高幡山(たかはたさん)
金剛寺、大須(おおす)観音宝生院(ほうしょういん)の別格本山があり、壇信徒数は約
30万人にのぼるという。

     
 バスを下りた東大路通から入った境内は広く、正面の金堂に延びる参道沿いには、八重
のモモが見ごろで何本も咲き競い、サンシュユも花を開いていた。
          


 境内中央部の拝観受付で受付を済ませ、最初に西側突き当たりの講堂に入り、奥に続く
大書院や宸殿(しんでん)などを一巡する。












 宸殿では、特別公開の堂本印象作の「松桜柳(しょうおうやなぎ)の図」など色鮮やか
な障壁画を拝観する(撮影禁止なので、以下3点は特別公開ガイドブックから)。

 堂本印象「松桜柳の図」


 堂本印象「婦女喫茶図」

 
 長谷川等伯「楓図」(国宝)


 ほかの場所は撮影可能だったので、幾つもの障壁画や庭園の様子などを。


     









     



     

         





























 その後、東側突き当たりにあるコンクリート造りの金堂↑や、その右手の明王殿(みょう
おうでん)へ。

 金堂は昭和50(1975)年の再建で、明王殿は護摩道場、祈祷所であり、不動堂と
も呼ばれているよう。

 金堂の前には、慶長6(1601)年に徳川家康の外護を得て智積院を再建したという、
玄宥(げんゆう)僧正像があった。
     

 明王殿


 16時を過ぎたので智積院を出て、バスで京都駅に戻る。京都駅発17時32分のひか
り530号で帰途についた。  





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