あるきメデス

あちこちを歩いて、見たこと、聞いたこと、知ったこと、感じたことなどを…

紅葉には早めの箱根へ 一泊の旅(後半・箱根湿性花園へ)

2021-10-18 21:52:19 | 国内旅行
 2021年10月14日(木)

 箱根小涌谷のホテルで7時前に起床し、7時30分過ぎから8時過ぎまで朝食をする。

 昨夜来の雨は上がったが、まだ曇天で遠望は利かない。部屋に戻り、宿のそばの流れな
どを見下ろす。




 9時30分過ぎにチェックアウトして玄関前でシャトルバスを待つ。この時期では狂い
咲きかとも思われるが、玄関近くのツツジ3本ほどがたくさん花を開いていた。
     

 その背後からは、北から東に箱根外輪山の明神ヶ岳、明星ヶ岳、浅間山などが見えるよ
うだが、低い雲が垂れ込めていて山すそしか望めない。

 
 10時発のホテルのシャトルバスに乗り、10分ほどで強羅駅前に着く。


 駅前の観光案内所で乗り場と時刻を確かめ、強羅の北西方向、仙石原の一角にある湿性
花園前(しっせいかえんまえ)行きバスに乗り、10時50分頃、終点の湿性花園前バス
停に着いた。
     


 案内に従い、木々に覆われた導入路を少し進むと、箱根湿性花園の入口がある。




 入口の前や入った周辺に湿性植物らしい鉢植えがたくさん並び、小さな花が咲き競う。
     

          



     



 箱根町立箱根湿性花園は、湿原をはじめ川や湖沼などの水湿地に生育している植物を中
心にした植物園。

 低山から高山まで、日本各地の湿地帯の植物約210種のほか、高山植物約1,100種
が集められ、珍しい外国の山草も含めて約1,700種の植物が、四季折々に花を咲かせて
いるという。

 冬季の12月1日から来年3月19日までは休園になるようだ。

    

     


    
 園内の案内板に従い、順路を反時計方向に一巡することにした。



 キミノガマズミ




 それぞれの花の前には花の説明板があり、花の咲く時期や特徴などが理解できる。


      トリカブトの一種のよう
     

 色づき始めた葉もある。


      
     



 

 アサザがいっぱいの池




     コウホネ
    











     アサマフウロ
    



 ミゾソバに似た花








     


 西側の山すそに仙石原のすすき草原が望まれる。


     

          

 


      クサギイチゲ
     





      ヤマトリカブト
     



 入口近くまで戻ると、企画展示のエリアがあった。










     

           
 
 色づくドウダンツツジの葉


 出入口近くまで戻り、突き当たりの売店でソフトクリームを求めて近くのテラスで休憩
する。


 園内の木々や山並みなどをもう一度眺め、12時45分頃に箱根湿性花園を出た。


 入口近くに立つ皇室の来園記念柱


 13時発強羅駅行バスに乗り、13時28分に強羅駅前に戻った。強羅駅13時38分
発の登山電車に乗り、14時28分に箱根湯本駅に着く。

     
 小田急線直通の特急電車が前方のホームに来ていたので、急ぎ特急券を求めて鳥めし駅
弁も買い、14時36分発新宿駅行き特急はこね22号に間に合った。
     


 鳥めしで遅い昼食をしながら外の風景を眺めたり、居眠りなどしているうちに新宿駅に
16時07分に着く。

 JR山手線外回りと西武池袋線下り電車を乗り継ぎ、17時48分に帰宅する。


 新型コロナウィルスの感染拡大で緊急事態宣言や まん延防止等重点措置などが続き、県
外はもとより市外への移動も控えるようお触れが出されたり、6月中旬以前は予防接種が
済んでいなかったことなどあり、遠出できない日々が長く、今年初めての宿伯旅であった。

 西武池袋線からは横浜市内までの直通電車もあるが、神奈川県内まで出かけたのも2年
ぶりぐらいだろうか。1泊2日で巡れたのは箱根湿性花園のみだったが、コロナ感染者も
このところ減少している中、ささやかながら久しぶりの旅を楽しんだ。

 



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