あるきメデス

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紅葉には早めの箱根へ 一泊の旅(前半)

2021-10-17 13:09:38 | 国内旅行
 2021年10月13日(水)

 連れ合いが招待を受けた旅に私も参加できるというので同行し、小涌谷のホテルに宿泊
して、わずかながら初秋の箱根を楽しんだ。


 小田急本線の新宿駅11時00分発 箱根湯本駅行 特急ロマンスカー、スーパーはこね
9号に乗る。

 車両は、2005年3月に運転を開始したVSE(50000形)で、同年にはグッド
デザイン賞や翌年の鉄道友の会のブルーリボン賞などを受賞している。
     

          

 平日の遅めの時間なので、10月1日に予約したら最前部車両の前から3席目の展望席
が取れた。

 ただ、展望席といっても最前席以外では座ったままでは前方は見にくく、立ち上がるか
カメラを上げないと前方の視界は得られない。

 あいにくの雨でフロントガラスにも水滴が付くが、時々沿道の風景を撮ってみた。



 多摩川を渡るところ、右窓から



 11時30分、車両基地のある駅を通過する。


 11時43分頃、日本三百名山の大山(おおやま)や その周辺の山々の上部は雲に隠さ
れていた。



 水田は、刈り取り後のひこばえに覆われて緑の彩りに。









 途中はノンストップで小田原駅に12時10分に着き、さらに箱根登山鉄道の箱根湯本
駅に乗り入れる。

 小田原を出ると、左手に小田原城が望まれる。並走するのはJR東海道線の車両。

 雨が激しくなり見にくいが、箱根登山鉄道と小田急線のレール幅が違うので線路は3本
あり、広い方が小田急線からの直通用、左の内側が箱根登山鉄道の車両用になる。



 箱根登山鉄道区間では速度を落とし、12時24分に終点の箱根湯本駅に着いた。


 駅前で昼食をすることにして、前方の改札を出る。


 駅ビルの2階から出て、デッキを進んで国道1号線上の こ道橋からの眺め。



 国道沿いに続くアーケード下に下り、土産店などを見ながら少し進み、そば処治兵衛で
昼食をすることにした。


     

 注文したとろろそば



 再び2階デッキに上がり、国道1号線沿いを見下ろしながら箱根湯本駅に戻る。



 左手は、これから乗る強羅駅行車両。

     
 強羅駅の改札近くには、姉妹鉄道になっているスイスのレーティシュ鉄道から贈られた
カウベルや、土木学会からの土木遺産認定証などが飾られている。


 

 箱根湯本駅13時25分発の強羅駅行、3両編成の登山電車に乗る。


 最前部左手ドア横の席が開いていたので座り、前方の展望などを見ながら行くことにし
た。箱根湯本駅を出発すると、右カーブして上がってゆく。


 箱根湯本駅から強羅駅まで8.9㎞には7駅と途中に3か所のスイッチバックがあり、
半分近い4.2kmが80‰(パーミル)区間。パーミルとは、1㎞の距離で標高差80
m上がるという急勾配のこと。

 箱根湯本駅と強羅駅との標高差は445mで、この区間の平均勾配は50‰になる。


 左手、早川にかかる国道1号線の橋(塔ノ沢駅~出山信号場間)

 最初のスイッチバック地・出山信号場へ。


 運転手が下りて最後部車両に向かった間に


 出山信号所を出て逆方向に向かって出発。ここからは最後部車両になる。



 出山信号場出発直後の後方の眺め。


 大平台(おおひらだい)駅に入る。大平台駅もスイッチバックになっている。


 車内網棚上の路線図


 大平台駅に到着して逆行へ。


 宮ノ下駅付近

 
      車内にある車両番号やローレル賞受賞パネル
     


 箱根登山鉄道終点の強羅(ごうら)駅に14時04分に着いた。上は後部、下は先頭部


 構内に見えた工場用車両の一部


 山小屋風の強羅駅
 

     
 入口横には関東の駅百選認定証などが掲示されている。




 駅前の商店など。雨の平日午後なので観光客は少ない。


 駅前の箱根町のマンホールふた


 14時15分発のホテルへのシャトルバス発車場所を見逃して乗り遅れ、次の14時
45分のバスに乗り、15時近くにホテルに着いた。


 3階の客室からの眼前の眺め。まだ紅葉には少し早め。


 下の階から露天風呂への回廊の周辺は、少し色づいていた。




      露天風呂から上がる湯気
     


 雨が上がらないので近くの岡田美樹館への観覧はやめて、外出はしないことにした。

                                  (続く)




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