2024年2月21日(水)
昨年もタイミングを逃して行き損ねた、伊豆半島 東伊豆の河津桜の花見に行くことに
した。
1月後半の開花予想では今頃は見ごろのはずだったが、2月前半の暖冬続きで開花が早
まり、もうピークは過ぎたようだが近くの宿がとれず、雨の予報の2日間の旅となった。
8時台の西武池袋線上り電車で池袋に出て、池袋駅から9時24分発JR湘南新宿ライ
ン国府津行きで横浜駅に10時05分に着き、10時24分発特急踊り子7号伊豆急下田
行きに乗る。
雨ながらほぼ全車両満席のようで、乗車した3号車も満席だった。
12時27分に雨の河津駅で下車した。駅構内は河津桜を見に来た観光客で賑わう。
雨は小降りながら傘は要るくらいの降り。まずは駅前広場の河津桜を。
この桜はちょうど見頃。
高架になっている伊豆急線線路の東側沿いの河津桜をザッと眺め、ガード下を西に抜け
て町の幹線道路を観光交流館へ向かう。
この沿道にも何本も河津桜があり、中には見ごろの木も。
河津郵便局前の木も見ごろ。
さらに進むと、「河津桜まつり本部」のある「河津桜観光交流館」が見えてきた。
館の西側一帯は大型バスの駐車場で、各地から訪れた観光バスがいっぱい。
我が市内ではおなじみの、埼玉西武ライオンズカラーの西武バスも。
13時を過ぎたので、まずは2階の「オドリコキッチン」と呼ぶ飲食コーナーで昼食を
することにした。
ルーローハンセット(1,250円)を注文して美味しくいただく。
食堂前の河津桜は見ごろで、いっぱいの花が冷たい雨に濡れている。
昼食を終えて1階に下り、物販コーナーをのぞいて見た。
伊豆のおいしそうな特産品がたくさん並んでいたが、あまり重くないものを少しだけ求
めた。
雨は小降りになり、傘を差さなくもよいくらいの感じ。桜並木の続く川沿いに行く前に、
さらに少し先にある川津来宮神社(かわづきのみやじんじゃ)の大クスを見に行くことに。
駐車場の先は民家も少なくなり、訪ねる人も少ない細道を進む。
温室で育てている「かわづカーネーション見本園」があるが、時間の余裕がないので入
園せずに先へ。
その道路の突き当たりに、来宮神社の森が近づく。
東向きの一の鳥居の横には、このような顕彰碑が。
鳥居を入った左手にクスノキの古木があるが、これが目的の大楠ではない。奥の社殿の
左手背後に立っていることを知っているから。
来宮神社に来たのは3度目。最初は東日本大震災のあった2011年11月11日、い
まは亡き「やまさん」こと山浦正昭さん企画の「国際ウオーキングトレイル実踏」という
ロングウオークに参加した際で、翌2012年の今日、2月21日(火)にも訪れた。
でも、この大クスもかなりの年代の木のようで、根元には大きな空洞が出来ている。
参道を挟んで大クスの北側には、見ごろで色も濃い河津桜が雨に濡れていた。
境内の中ほどで二の鳥居をくぐれば、豊富な鎮守の森を背に拝殿が祭られている。
まずは参拝してから、手前右手、北側にあるこの神社の由緒を。
川津来宮神社は、正式には杉桙別命神社(すぎほこわけのみとじんじゃ)と呼び、和銅
年間(708~15)に再建され、延喜式神名帳(えんぎしきじんみょうちょう)という
書物にも記された歴史ある古社であることなどが記されている。
ちなみに延喜式神名帳とは、延長5(927年)にまとめられた『延喜式』という書物
のこと。当時「官社」に指定されていた全国の神社一覧が記さていた。
説明パネル横には「静岡来宮講」と刻まれた座像があるが、どのような人物かは不明。
拝殿の背後、本殿の左手に立つのが国指定天然記念物の「杉鉾別命神社の大クス」で、
その根元から上まで、大きく枝を広げてどっしりと立つ巨樹に圧倒される。
その左手に、摂社の山神社と秋葉山神社が合祀されていた。
二の鳥居まで戻り、北側の山並みや再度度河津桜などを眺めて境内を後にした。
このあと観光交流館のそばの駐車場際まで戻り、南下して河津川沿いの河津桜並木沿い
から駅方向に向かうことに。
駐車場横を進むと、雨に濡れるユズらしい実がたくさん。
河津川左岸近くには、幾つかの土産店が並んでいた。
この辺り、左岸沿いの河津桜はまだかなり咲き残っていてナノハナも見頃。
左岸沿いを駅方向に向かうと、ところどころにさまざまな土産物店や食堂などが並ぶ。
河津川の流れは、雨で増水していた。
観光交流館の南側まで進むと、笹原公園の一角に足湯があったので入り、冷えた足を温
める。
笹原公園の河津桜
木の下にある石はなんだろうか・・
さらに川沿いを東へ、土産物店などは続くが次第に木は少なくなり、葉桜の木もある。
伊豆急線の鉄橋近くまで戻った。河津桜の苗木専門店が。
河津駅に向かう高架下西側の道路沿い。この道は進まずにガード下を東側へ。
東側、高架下の河津桜の下にはナノハナが。河津桜はピークを過ぎた花が多い。
15時50分頃、河津駅に戻った。
今日回ったエリア、駅から反時計方向に一巡した。
駅構内で少し時間を過ごし、16時26分発伊豆高原行き上り快速電車河津桜号に乗る。
2駅目の伊豆稲取駅にて16時34分に下車した。稲取は、雛のつるし飾り発祥の地の
ようで、駅構内にもつるし飾りが。
河津駅から連絡して予約していたホテルの送迎バスに乗り、ホテル伊東園稲取に16時
45頃着いた。
ちょうど12年前の2012年2月21日、「やまさん」などと来たときには開花が遅
れていて、駅のそばの高架下で3本だけが咲いていたのだが、今回は直前の暖かさで開花
が進んでもう花は遅め、気候が相手なのでよいタイミングで訪れるのは難しい。
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昨年もタイミングを逃して行き損ねた、伊豆半島 東伊豆の河津桜の花見に行くことに
した。
1月後半の開花予想では今頃は見ごろのはずだったが、2月前半の暖冬続きで開花が早
まり、もうピークは過ぎたようだが近くの宿がとれず、雨の予報の2日間の旅となった。
8時台の西武池袋線上り電車で池袋に出て、池袋駅から9時24分発JR湘南新宿ライ
ン国府津行きで横浜駅に10時05分に着き、10時24分発特急踊り子7号伊豆急下田
行きに乗る。
雨ながらほぼ全車両満席のようで、乗車した3号車も満席だった。
12時27分に雨の河津駅で下車した。駅構内は河津桜を見に来た観光客で賑わう。
雨は小降りながら傘は要るくらいの降り。まずは駅前広場の河津桜を。
この桜はちょうど見頃。
高架になっている伊豆急線線路の東側沿いの河津桜をザッと眺め、ガード下を西に抜け
て町の幹線道路を観光交流館へ向かう。
この沿道にも何本も河津桜があり、中には見ごろの木も。
河津郵便局前の木も見ごろ。
さらに進むと、「河津桜まつり本部」のある「河津桜観光交流館」が見えてきた。
館の西側一帯は大型バスの駐車場で、各地から訪れた観光バスがいっぱい。
我が市内ではおなじみの、埼玉西武ライオンズカラーの西武バスも。
13時を過ぎたので、まずは2階の「オドリコキッチン」と呼ぶ飲食コーナーで昼食を
することにした。
ルーローハンセット(1,250円)を注文して美味しくいただく。
食堂前の河津桜は見ごろで、いっぱいの花が冷たい雨に濡れている。
昼食を終えて1階に下り、物販コーナーをのぞいて見た。
伊豆のおいしそうな特産品がたくさん並んでいたが、あまり重くないものを少しだけ求
めた。
雨は小降りになり、傘を差さなくもよいくらいの感じ。桜並木の続く川沿いに行く前に、
さらに少し先にある川津来宮神社(かわづきのみやじんじゃ)の大クスを見に行くことに。
駐車場の先は民家も少なくなり、訪ねる人も少ない細道を進む。
温室で育てている「かわづカーネーション見本園」があるが、時間の余裕がないので入
園せずに先へ。
その道路の突き当たりに、来宮神社の森が近づく。
東向きの一の鳥居の横には、このような顕彰碑が。
鳥居を入った左手にクスノキの古木があるが、これが目的の大楠ではない。奥の社殿の
左手背後に立っていることを知っているから。
来宮神社に来たのは3度目。最初は東日本大震災のあった2011年11月11日、い
まは亡き「やまさん」こと山浦正昭さん企画の「国際ウオーキングトレイル実踏」という
ロングウオークに参加した際で、翌2012年の今日、2月21日(火)にも訪れた。
でも、この大クスもかなりの年代の木のようで、根元には大きな空洞が出来ている。
参道を挟んで大クスの北側には、見ごろで色も濃い河津桜が雨に濡れていた。
境内の中ほどで二の鳥居をくぐれば、豊富な鎮守の森を背に拝殿が祭られている。
まずは参拝してから、手前右手、北側にあるこの神社の由緒を。
川津来宮神社は、正式には杉桙別命神社(すぎほこわけのみとじんじゃ)と呼び、和銅
年間(708~15)に再建され、延喜式神名帳(えんぎしきじんみょうちょう)という
書物にも記された歴史ある古社であることなどが記されている。
ちなみに延喜式神名帳とは、延長5(927年)にまとめられた『延喜式』という書物
のこと。当時「官社」に指定されていた全国の神社一覧が記さていた。
説明パネル横には「静岡来宮講」と刻まれた座像があるが、どのような人物かは不明。
拝殿の背後、本殿の左手に立つのが国指定天然記念物の「杉鉾別命神社の大クス」で、
その根元から上まで、大きく枝を広げてどっしりと立つ巨樹に圧倒される。
その左手に、摂社の山神社と秋葉山神社が合祀されていた。
二の鳥居まで戻り、北側の山並みや再度度河津桜などを眺めて境内を後にした。
このあと観光交流館のそばの駐車場際まで戻り、南下して河津川沿いの河津桜並木沿い
から駅方向に向かうことに。
駐車場横を進むと、雨に濡れるユズらしい実がたくさん。
河津川左岸近くには、幾つかの土産店が並んでいた。
この辺り、左岸沿いの河津桜はまだかなり咲き残っていてナノハナも見頃。
左岸沿いを駅方向に向かうと、ところどころにさまざまな土産物店や食堂などが並ぶ。
河津川の流れは、雨で増水していた。
観光交流館の南側まで進むと、笹原公園の一角に足湯があったので入り、冷えた足を温
める。
笹原公園の河津桜
木の下にある石はなんだろうか・・
さらに川沿いを東へ、土産物店などは続くが次第に木は少なくなり、葉桜の木もある。
伊豆急線の鉄橋近くまで戻った。河津桜の苗木専門店が。
河津駅に向かう高架下西側の道路沿い。この道は進まずにガード下を東側へ。
東側、高架下の河津桜の下にはナノハナが。河津桜はピークを過ぎた花が多い。
15時50分頃、河津駅に戻った。
今日回ったエリア、駅から反時計方向に一巡した。
駅構内で少し時間を過ごし、16時26分発伊豆高原行き上り快速電車河津桜号に乗る。
2駅目の伊豆稲取駅にて16時34分に下車した。稲取は、雛のつるし飾り発祥の地の
ようで、駅構内にもつるし飾りが。
河津駅から連絡して予約していたホテルの送迎バスに乗り、ホテル伊東園稲取に16時
45頃着いた。
ちょうど12年前の2012年2月21日、「やまさん」などと来たときには開花が遅
れていて、駅のそばの高架下で3本だけが咲いていたのだが、今回は直前の暖かさで開花
が進んでもう花は遅め、気候が相手なのでよいタイミングで訪れるのは難しい。
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見事です。
御馳走様でした。
やや遅目の花見となりましたが、なんとか花を見ることが出来ました。