2017-7-2-「花魁草」
あなた
お盆が近づいてくると「花魁草」が見事に
咲いてきます
花言葉=「同意」「温和」「協調」
庭に花がなくなった頃
大柄な「花魁草」が嬉しい
涼しい風が家中に広がり
風鈴がケタタマシイ!
音のないのは淋しいから
風鈴が多少うるさくても…
邪魔にはならない
涼しい家のなかで
古の本を繙く
枕草紙
清少納言 夏です
「夏は夜。月のころはさらなり、闇もなほ、ほたるの多く飛びちがひたる。
また、ただ一つ二つなど、ほのかにうち光りて行くもをかし。雨など降るもをかし。」
電気の明かりがない平安時代の夜は、どんなにか暗かったことでしょう。
そんな夏の夜、月明かりに照らされた光景は、さぞや幻想的だったことでしょう。
さらに、明かりがない暗い夜ゆえに強調される蛍の光は、平安の人々にとって美しく、今でいう“癒
し”や“和み”にも思えたかもしれません。
でも、雨が降ると月明かりは消えて、夏の夜は真っ暗だったはずですが、それをも“をかし”と
清少納言は言っています。闇夜にザーッと雨が降る夜は、目に見える光景だけでなく、雨の音や、
こもる湿度なども楽しんでいたのでしょうか…〈現代文解説です)
レースカーテンが大揺れに揺れて風の強さを思わせます
葉月の涼やかな午後です
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