あなた
消えてしまったと思っていた「二人静」が咲いてくれました。嬉しい・・・たった一輪がすごく可愛いい・・・
ひっそりと、咲いてます。大きくなった他の花々の陰でチョッピリ顔を覗かせてるよ・・・
きっとあなたに、見てもらいたかったのね・・・いじらしい・・・
「一人静」はもう終わったので前に写したのです。(でもね、不思議なの小さい蕾がついてる・・・)
シモツケも咲き出しました。風に逆らわずピンクが揺ら揺ら・・・
あなた、早く目覚めて…お願い。聞きたい事、教えてほしい事いっぱいある・・・
支え
一つの思い出を心の支えにしていきていく・・・・
あるんだなぁ・・・そんなことも。
折れそうになる心をちゃんと支えてくれる思いでもある・・・
たいせつにしなくちゃ・・・
思いでをつくるために生きているわけじゃないんだが、
そうやって思いでが勝手に
倒れそうになる自分を助けてくれることもあるんだよ。 (回り道の唄より・・・)
外のざわめきも聞えない。
ただ、静かな午後のひと時・・・
やっぱり、古い本でも繙こうか・・・あなたはどうする?
「二人静」名前の由来
「二人静」の名前の由来になっている歴史ロマンとは・・・。
世阿弥作の能楽『二人静』に由来していると伝えられています。
シズカ(静)とは・・・「静御前」で、源義経が愛した女性(側室)で、当時京都一といわれた美人で白拍子でした。
能楽のあらすじで、若菜摘みに出かけた女性に静御前の霊がのりうつり、神職に弔いお求めると、舞を所望されて踊り始めると
静御前の亡霊も姿を現し女性と添いながら二人で舞うというあらすじです・・・。
白拍子は、平安時代から鎌倉時代にかけて起こった歌舞の一つで、白い衣装を着て踊る芸人も指します。
その白い衣装を着て踊る白拍子とフタリシズカの白い花穂もイメージしています。
歴史の波に翻弄され、愛する人と引き裂かれた「静御前」の一生は、想像以上に悲しいものだったのでしょう・・・。
我が家の近く埼玉県栗橋町・JR東北本線・栗橋駅東口の近くに「静御前の墓」とされている史跡があります。
源義経に会うために北に向かう街道筋の栗橋町まで来た時に、22歳の若さで病に倒れたとの伝説があります。
"静や静 静のおだまき 繰り返し 昔を今になす よしもがな”・・・・・
色々な説があります。
表現のなされ方もいろいろです。わたしの心に響いた方の説を書きました。