あなた
今日も仄々とした陽気です
「エゾエンゴサク」が
咲きだしました
あなたが
こよなく愛しんだ
「エゾエンゴサク」……
可愛いでしょう…
待って待っていた
春ですもの……
あなたも
この庭の何処かから…
眺めて行ったことと
思います
そして
さっさと帰ってしまったのね……
わたしも逢いたかったのに……
珍しく「ヒヨドリ」やってきました
突然くるので
何も用意していない…
でも
彼たちは
庭に残っていた「シタン」の
赤い実を啄ばんで
優雅な姿でクルクルって周り
去って行きました
きっと
春のご挨拶だったのでしょう……ね
可愛いものです…
じゃ～～またね
あなた
今日もとても穏やかで
春らしく良いお天気です
見て下さい
庭に芽吹いてきた
たぶん「チオノドグサ」と思います
クロッカスや福寿草が満開になり
我が家の庭は
一気に春になりました
写真を写していると
ご近所さんが見にいらして
「まぁ可愛い…」って口々に
褒めて下さいました
花たちも満足げに
一段と輝いていました……よ
庭の隅っこにはまだ
雪が少々
残り惜し気に……
「このまま居座ろうか？」などと
呟いています…不敵にも……
今日も暮れ泥む頃となりました…
またね…
あなた
今日も晴れの良いお天気です
見て下さい
「福寿草」です
周りにはまだ雪が残っていますが
一輪だけ咲いて
喜ばせてくれます
「アオイ」の葉っぱに寄りかかる様にして
咲いてる姿が微笑ましい……
きっとわたしを
元気付けているのだと思います…
風もなく穏やかな日です
マスクを外して深呼吸…
久しぶりに外の空気をいっぱい…
吸い込みました…
色々気を付けています…
が…
それでも
どうなるか判りません
でも
皆さまのお蔭で元気になりました…
この身体
大事に 大事に
使わせて頂きます
これから
換気しますね
あなたも
身体に気を付けて……ね
あなた
庭の雪が随分と消え
「タヌ」が現れました…
とっても可愛い…
そして見て見て
クロッカスが顔を出しました
嬉しくって……
みんな元気でさむい…冬を越したのか？って
思うと……
泪が出るくらい…
嬉しい…です
去年の様に庭いじりは出来ないけど
眺める事はできます
ちゃんとマスクをして……
わたしが「タヌ」と「クロッカス」の
写真を撮っていると
お隣の奥様がいらして
「良かったですね、お元気になられて」って
声をかけて下さいました
皆さま
わたしが、あなたの所へ
行ってしまうと思ったようです
与えられた命大事に使わせてもらいます
思う様に「酸素」がとれないので
苦しくなったら横になる
無理はしない……て…
そんなにして病気と付き合いながら
頑張っています…
今日は
あなたに
「タヌ」と「クロッカス」の写真
送りますね
じゃ～～またね
あなた
雨が降っている様です
窓の雨粒が…
消えない
寒々としてますが
庭の冬囲いの竹が
ニョキニョキと
顔を出してきました
春が 春が……
すぐ近くにきたようです……
疲れやすくなってしまい
何をやっても
長続きしない……
まぁ
帰って来れただけでも
よしと
しなきゃねって思い
我が身を
慰めています
あなた
楽しかった
部会を止めたことにも
かなりの影響があるみたい……
もう
な～んにもない……
淋しい……ものです
昏い…日
わたしと同じ
あなたの座っていた
所……
に
あなたが居る様な
そんな風な感じ…
また～～…ね
あなた
唯一の楽しみだった部会でした
十数年になります
あなたも知っていて
あなたが入院した時でも
行っておいでって行かせてくれた
そんな楽しい所でも
止めなきゃいけない……
本当に淋しくって
泪が出てくる……
色んな事教わりました
勉強だけでなく
諸々の事
人と人の繋がり……
良い人たちに巡り合い
ず～っと
お付き合いさせていただいて
おりました
でも
お友達とは縁は切れませんが
一応会は止めました
淋しい……
すごく淋しい……
が
皆さまにご迷惑掛けないうちに
やめます
この気持ち
あなたならきっと判ってくれますよね……
始まりがあったら
必ず終わりがあるって
沁みじみ…感じました
お世話になりました
心より
御礼申し上げます
わたしの家の近くにまで
お出での折りには
是非お立ち寄りくださいませ
有難うございました
また
泣けて来ました
涙腺が弱くなった様です
あなた
今日は昨日と一変して
キラキラの春の陽気です
午後友人からの電話でした
ご主人が昨年亡くなったのを
知らずいました
あなたもよ～く知っている方
そちらで一献交わして
いたでしょうか……
彼女のお話ですと
結構長い闘病生活のようでしたよ…
あなたの様に
潔しとさっさと
ひと月足らずで逝っちゃうなんて
そんな事ではない
あなたは
やっぱり冷たすぎ……
何れはあなたの方へ
いかなければならないって
判っている積り…ですが
現実はなかなか厳しいです
去年はわたしの友人も
慌ただしく逝っちゃっいました
小さい頃からの友達でした
それも仲良し二人…が
春と秋に……
わたしは
どうにか我が家へ帰る事
出来ましたけど……
まだ
残りの「命」があったようです
大事にしなきゃね
何ですか
今日は考えさせられます
先ほどリコが「散らし寿司」を
持ってきて
あなたにお供えしてましたね
忘れていました
きょうは「雛祭り」でした…
あなたが
大好きだった綺麗な「散らし寿司」
それも
リコが作った散らし寿司
味わって食べてね……
あなた
弥生三月になりましたけど
随分と雪が降りました
それなのに
小さい雪が日がな一日
降っていました
家がスッポリ埋まった様な
そんな気分……
夕方リコ達が雪掻きに
来てくれました
何時もの事ながら…
感謝…です
相変わらず
わたしは
何もできない…
何もできずに生きていることが
些か辛い…です
迷惑掛けない様にって思うと
やはり何もしないこと
じ～っとしてること
これって簡単な様で
なかなか難しく
辛～いものが
長～く尾をひきます
無いものねだり
あなたと二人で暮らしていた頃
が
本当に楽しく
こんな気持ちで暮らさなければ
ならなかった事～～なんて
努々考えたことは
なかった
……～……
序でに言えば
先に逝ってしまった
あなたは
約束違反です
わたしの最後までを
見てくれるって
常日頃
言ってましたよね……
大きな違反です…
チョッピリどころか
うんと
わたしは
哀しい……です
でも
みんなのお世話になりながら
今日も暮れました
明日は元気になるね……
あなた
今日はドンヨリと曇った日で
寒くはないのに
心が寒い日です
今までだって
独り暮らしだったのに……
この病気なってからの
独り暮らしは別の様です…
ケアマネジャーの方
いらっしゃいました
諸々の手続きがある様です
それもこれも
わたしの為の様です…が
そんなにまで
して下さらなくても
いいのに～～って
あなたなら
どう思うでしょう…か
難しいです
一人では何も出来ないって
判っていても……
邪魔にならない様
ヒッソリ生きていこうと
ただ
そう思っていたのに……
そうさせては
くれないようです
贅沢で我儘な思いでしょうか？
あなたと一緒に
与えられた
「命を」
生きようと
思っていた……
それだけ……です
今日の日も暮れてきました
明日はきっと良い日である事
願いながら……
じゃ～～ね
