『夢の小筥』

再び廻り来る事のない、この刻(いま)を、そっと筥に納めてみました。

穏やかな一日だった!

2007-01-28 16:45:28 | Weblog

 

 単細胞の私です。わりと元気な娘の声を聞くと「アァ良かった」昨日まで、何となく心の底でモヤモヤしてたものがス~ッと消えていく・・・椎間板ヘルニヤで手術したのが15年前  早いもんですもうそんなに! 月日が流れたんですね・・・偶々良い先生に出会い、緊急手術をしました。あのとき、あの先生に出会わなかったら今頃あの娘は車椅子だったかも?そんな風に考へると持って生まれた”運”の、強さと言うのが!あるのかもしれない?・・いや、絶対あると信じる  未だに左足の感覚が鈍く、長く歩く事も出来ない・・この病の完治は難しいと言われ、何れまた手術になるでしょうとも・・・あまり、痛みが激しい時は「ブロック注射」に頼るしかないけど、彼女なりに頑張っている。だから、「SOS] を発信されたら、手をかすしかないのです。六歳の児もそんな母親の状態を理解し、母親に「抱っこ」とは言わない ・・そのぶん、バァバをみると、大きな身体で「抱っこ抱っこ」と飛びついてくるんです。  この度も又 ブロック注射のお世話になり、元気になりました。  まずは、ホット 一安心です。

             

   

   

 

  

 


旅の途中で一休み

2007-01-25 15:25:54 | Weblog

 

    

  疲れる程歩いた訳ではないけど・・・一寸やすんで周りを見回す事にしました。

 ラジオを聴き、新聞をチラット読むだけで、別の世界へ足を踏み入れたような!錯覚を覚へます・・次から次へと、よくもまぁ同じ様な事件が起こるものと・・  

 親が子供を殺める、そして子が親を、兄妹を、はたまた、身内を・・・際限なく続く恐ろしい出来事・・・一体どうなっちゃったんでしょう?こんな、事が続くかぎり「美しい日本」になんて、なれっこないと思う。  何かが違う!何処かで間違ったんですね・・・何だか、とっても、悔しいけど~此処に私達は住んでいるんです。絵に描いたような?美しい国でなくても良いから、もっと、暖かく、優しく、そして、プライバシー云々なんて、小難しい事を言わずに、他所のお家を教えられたら!どんなにか、素晴らしいでしょう・・・少なくても私は、そうありたい・・・ 殺伐としている今だから、「獏」のように、少々の夢をたべたい!  こんな風に考えるのが駄目なのかな?

   

  

 

 

 


小さなお客様

2007-01-19 20:22:16 | Weblog

 

 

   小さなお客様(六歳)? 幼稚園もまだお休み、退屈でどうしようもない。 電話がかかってくる。「カッタン、暇なのだから、本読んでやるね」 電話を通して本三冊、その次は歌をきかせてくれる。ほぼ一時間・・・大変な事になりました。そこで、ついに、私負けて、彼女の家に、あそびに行く事になりました。   トランプ遊び、オママゴト、と一日を夫と一緒に、どうにか、すごしました。

 次の日、こんどは、野幌へ来ると言う。朝10時、夫が迎えに行く。大喜びでやって来ました。  楽しくて~楽しくてどうしようもないらしい。 家中の、ぬいぐるみを、みんな出して、幼稚園の先生の気分!一人で遊ぶのは、お手のもの・・だからと言って、私がなにかしようものなら、早速、邪魔しにやってくる。困ったもんです・・・ たまたま、本当のお客様がありました、俄然張り切って接待がかりです。お茶にお茶うけと結構手際よく運んでくれる。お客様に褒められ至極ご満悦の態!   そして今日は、メールで、呼び出され結局は3日間、小さなお客様の相手をさせられました。  まぁ 来週からは、幼稚園も始まるので、ヒマでもなくなるとは?思いますが・・・とにかく、何にも出来ない3日間でした。

     

 

 


女正月

2007-01-15 11:37:42 | Weblog

  

  女正月(小正月)水木の枝に、餅花・繭玉が花のようにつけられ(それも色とりどりで美しい)床の間の座敷に飾られたら、子供心におおはしゃぎしたものでした。  大勢の(10人くらいかな?)女の人が、正装して、一日を楽しんでいたんだとおもいます。 何時もみている おばさん達でなく、薄く化粧してしているおばさんたちが、すごく、きれいだった。  必ずでるご馳走の一つに「小豆粥」  私は、いまだに、それを作っている。  でも、この日は、恐ろしい日でもあった。  叱られないのを良い事に、はしゃぎすぎたら、それこそ、大変、夜になったら、「ナマハゲ」の鬼が来るんです「カマスのおじさん」と、一緒に! 

 「泣く子は、イネカ~親のいうこときかね子イネカ?」  私の親は秋田でした。 今六歳の孫までが、「ナマハゲとカマスのオジサン」が一番恐いようです。   でもお正月は三度経験しました。 山の神様・大正月・小正月と・・・齢を重ねたせいでしょう!妙に昔が偲ばれます。 そして、あすは「地獄の蓋も空く」と言われる「薮入り」です。 日本の伝統は奥が深いです。

  

  

  

 

 

 


自分のドラマ

2007-01-12 15:53:29 | Weblog

    

   友達が、送ってくれた「回り道の唄」の中から・・

         ドラマ

  人生は 筋書きのないドラマだと言うが、筋書きがなければ、ドラマはおもしろくない。

      ただ

  自分で書くことはほぼ 不可能に近いというだけ・・・起こりそうな出来事はいくつかありそうだが、その行間を埋める日々の小さな出来事や、今年1年の登場人物さえ定かではない。

      しかし多くの人は

 自分では書けない、自分のドラマの展開をなぜか心待ちして

     年の初めを迎えている。

 

 神様なら、お見通しでしょうが、我凡人は、何も 判らないから、明日に夢を託して、生きていけるんだと思う・・今年こそは、良い年であるように・・というのが、「自分のドラマの展開?」を待っているという事でしょうか?それも、よきかな!

 

  

 

                   


凍れ・・

2007-01-11 19:34:05 | Weblog

 

 

 寒いのが、好きなわけでは、ないけれど、雪が少なく、暖かい日が続くと、些か心配になる。これで、済むわけは決してない・・絶対帳尻は合うように出来ているんだから・・・    来ました まず寒さです。久し振りの凍れは、結構身体に堪えます。これぞ、正しく、冬!頭では、子供の頃遊んで楽しかったことを、思い浮かべますが、身体は拒否反応・・・本を片手にストーブのそばを、離れようとしない。

 でも、今日は、鏡開き、昨夜から小豆を煮て、あま~いお汁粉が出来ました。夫は遅くなると言うので私先に頂きました。久し振りのお汁粉とっても美味しい!

 

 

 


日本伝説集

2007-01-10 16:26:00 | Weblog

 

  日本伝説・落人伝説・と言ったような民族学の権威でもある、「武田静澄」この人の、伝説集を読みました。

 幽霊・妖怪にまつわる伝説・神通力・親子をめぐる伝説・人生の流転を語る~伝説・・・  童話集にもでてくる、安寿と厨子王・耳なし芳一・姥捨て山と、言った様な、誰でも知っているお話から~その土地ならではの伝説・・・その、一つ一つは、短い文章で、すぐ読めてしまうが、心の底に ズシンと、響き、あまり、後味が良いとも言えないが・・しかし、そう言ったものばかりでもなく、作者の捉え方で、「アラ、そういう事だったの・・」私は違うふうに思っていたわ・・なんて言うのもあって、結構面白かった。この時期でなかったら、きっと、読めなかった本の一冊です。

   

 

 

 


七草

2007-01-07 11:47:22 | Weblog

 

  

  「七草なずな とうどのとりが にほんのくにに、わたらぬうちに・・」と、じゅもんを 唱えながらトントンと、七草を、きざんでいた母の、姿が妙に懐かしい・・ いや、あのじゅもんはもっと続くのかもしれない・・・

 「セリ・ナズナ・ゴギョウ・ハコベラ・ホトケノザ・スズナ・スズシロ」今朝そんな事を思いながら、七草粥をつくりました。お正月で少々疲れている胃には、とっても、優しくおさまり、もっと、沢山作れば良かったかな?  と思うくらい・・・

 静かに明けたお正月でしたが、今朝の風の唸りで、眼が覚め、それからは、眠れず、頭の中まで、風が吹き荒れている?感じ。