『夢の小筥』

再び廻り来る事のない、この刻(いま)を、そっと筥に納めてみました。

 春よ来い・・

2009-02-26 13:04:05 | Weblog

     

 久し振りにお陽様が顔を覗かせてくれました。お陽さまってこんなに、眩しかったかな? と思うくらいキラキラ輝いていました。

 この儘雪がとけて春になったら、どんなに嬉しいことでしょう・・・

 庭の雪が随分少なくなったように思いその下にいる花々に思いを馳せています。

 「福寿草」や「エンゴサク」「クロッカス」など春一番に咲いて楽しませてくれる花たち・・・早くあいたいね~

                  

 

 庭を眺めていると、優雅な姿でヒヨドリが餌を啄ばんでいます。
いまでは、完全にスズメを追い出し、自分の居場所と決め込んでいるようです。
 文句を言いながら りんごを買ってきて、小さく切って餌箱に入れて与えている自分が可笑しい・・・。
 
 


 


哀しかった想い出

2009-02-24 15:15:54 | Weblog

  彼女との、つきあいは学生の頃からで、就職してからも、ずっと一緒でした。

 早いもので彼女とお別れして、五年の月日がながれたのです。

 その当時は虚しさと虚脱感で、自分自身を持て余していたようにもおもいます。

 色んな意味で多才だった彼女、優しかった彼女、でももう居ないんです。

                雪

   雪が美しいのは、晴れ上がった白銀の景色だけではない。

 ちらちらと、まるで天からの落ち葉のように舞い落ちてくる

           『降り出しの雪』 

             も、

    音もなく しんしんと降り続くぼたん雪や こな雪も

   鉛色の空一面から吹き付けて襲いかかる吹雪も、

       みんな等しく美しい。

  だれにも まねのできない、多面の無心の表情を 持ち合わせると

    思いがけない“輝き”が生まれる・・・・・

 人間もきっと同じなんだと、雪を見ていてそう思う。

   回り道の唄より。