燃える様な赫の照り葉が美しいエリマキの木・同じ様に素晴らしい紅葉の錦木、今は、咲く花もなく淋しい庭でしたがこの、木々たちが目を楽しませてくれます。門塀に這っている蔦もそろそろと紅くなり始めこれがまた、得に言われぬきれいな色をだしている。
一日の大半をラジオと過ごしている私です。
「今夜は十三夜です」のアナウンサーの言葉に急ぎボリュームをあげる。 以下、ラジオからの要約。
日本では、古くから秋の名月を鑑賞する風習があります。お月見と言うと旧暦八月十五日の十五夜が有名ですが旧暦九月十三日の十三夜もまた美しい月であると重んじられてました。一般に十五夜に月見をしたら必ず十三夜にも月見をするものとされていました。これは、十五夜だけでは「片見月」と言って嫌われていたそうです。
十五夜はサトイモなど供えることが多いため「芋名月」と呼ばれ十三夜は「栗名月」とか「豆名月」と呼ばれています。また、中秋の名月の後なので「後の月」といわれたり、「小麦の名月」と呼ぶ地方もあるそうです。これは、旧暦九月十三日の晩のお天気で翌年の小麦の豊作・凶作を占う習慣から来ているそうです。
十五夜はあまりすっきりしない夜空であることが多いのに対し十三夜の夜は晴れることが多く「十三夜に曇り無し」と言われるようです。
なるほど・・こんなに深い言い伝えあったとは!
そう思って夜空を眺めると、正にその通り、きりっと引き締まった冷たさの中に煌々とした十三夜のお月さまでした。
ありあわせの物を、テーブルに供え玄関の花を置き、お月様の中のウサギのお餅つきをみました。
夫と「お月様に乾杯」・・