『夢の小筥』

再び廻り来る事のない、この刻(いま)を、そっと筥に納めてみました。

庭の松がコンモリとして、 まるで、おとぎ話に出てくる様な、雪景色…

2016-11-30 17:05:47 | Weblog

      
                                 



 

                                           2016-11-30- 雪の朝   

   あなた 

 遂にきました

 今朝の庭

 寒いので玄関から撮りました

 庭の松がコンモリとして

 まるで、おとぎ話に出てくる様な、雪景色…

 陽の光が出てて、穏やかな朝

 昨夜の雪降りなど!なかったかのように~~…

 

 あなた

 だんだんと、疲れの取れ具合が、おそくなっちゃって

 ようやく、元気になったよ…

 きょうは友達が様子を見に来てくれた…

 「歩き方上手になったね」って、褒められました。

 これも元気になった”証”なのでしょうね…

 

 霞でもかかっている様に、ボンヤリと烟って!

 また雪かな?

 

 『花の色は 移りにけりな いたづらに

          我身世にふる ながめせしまに』  「小野小町」

 今日は友達の多い日でした

 その分楽しゅうございました。

                                                
                                         
                                                  
                              
          
                                                                                                                            


鈍~い陽の光が烟るなかで…雪が、軽やかに舞い踊って遊んでいるよ、

2016-11-29 15:20:38 | Weblog

                         
                                       2016-10-   「べに紫檀」  

   あなた 

 雪の中の「べに紫檀」

 鮮やかで可愛い

 この実を啄ばみに「ヒヨドリ」がやって来る。

 鈍~い陽の光が烟る様に…

 ぼ~んやりと、庭を照らしています。

 遠くの北の空が雪が降っている様に昏い…

 この昏さに誘われて…

 雪が軽やかに、舞い踊って遊んでいるよ。

 

 午後、お客様でした。

 あなた見えていた! 

 楽しい話ばかりではないけど…

 会話出来るって素晴らしい…

 それだけで倖せ。

 ”病気なんか、どっかえ行ってしまえ”~~…

  

 雪がドンドン降ってきました

 こまったなぁ…

 雪掻きして下さる方!

 まだ見つかっていないよ~~…

 あなた

 援けて…

 

 

 

 

 

                   


 冬のさなか「ギョウジャニンニク」の花坊主が、可愛いでしょう…

2016-11-28 13:34:25 | Weblog

               
                       2015-春「行者ニンニク」

   あなた

 冬のさなか「ギョウジャニンニク」の花坊主が、可愛いでしょう…

 昨年春の物です。

 花坊主が可愛い

 花言葉=「深い悲しみ」

 切り花には出来ない

 あなたが、居なくなってから食べたことはない。

 でも、花坊主が可愛く削られることなく、花畑のなかで

 ヒッソリと咲いています。

 ですが、年々一本二本と消えていきもう、残りは数本しか

 ないようです。

 来春は芽ががでるかな?

 名前の由来:深山で修行する山岳信仰の行者たちが、荒行に耐える強壮薬として、

 草に強いニンニク臭のあるこの草を食べたことから「行者にんにく」の名がつけられました。

 とありました。

 あなたと一緒にたべたよね…~~

 いまはそれも、「泡沫の夢」…

 たった一人で食するものではないだけに…

 寂しさ募ります。

 

 何ですか空模様が怪しくなってきました。

 昏い

 雪が降ってくのかな?

 忽ちのうちに、鼠色の雲が空いっぱいに広がり…

 チラリチラリ雪が舞ってます。

 あなた

 雪が積もるかもしれません。

 冬囲いの中で葉っぱが小さく手を振ってます~~よ。

 

 

 

 

 


 柔らかな陽ざし!でも庭は寒そうで、「シャクナゲ」の葉っぱがまだ細い…。

2016-11-27 11:56:09 | Weblog

                    

      あなた

 柔らかな陽ざし!

 忘れられないようにと、お陽様さま、「ニッコリ…」

 庭は寒そうで、「シャクナゲ」の葉っぱがまだ細い…。

 お友達の作品です…

 こんな日は、可愛いのがいいかなって……

 

 すこ~し元気になりました。

 あなたが、傍にいてくれたら…

 もっともっと、”げんき”になるでしょうに……

 わたしに”与えられた”前世からの約束なのでしょう……ね。

 

 先日病院で隣の病室だった方と話したけど

 ご主人の具合が余り良くないって…

 全く違う病院にいらっしゃるようです。

 自分の体も良くないので殆ど行くこと出来ないって…

 嘆いてらした。

 でも、いらっしゃるから、そんな事言えると思うよ…

 寝ててもいい~

 たまにしか逢えなくてもいい~

 生きていてくれれば~って…

 わたしはそう思う…~

 無いものねだり!かもしれないけど~~…

 

 あなた

 午後のお陽さん

 「あったか~い」…

 


 心淋しいせいでしょうか… 疲れの波が…ドット押し寄せてきて…。

2016-11-26 11:06:58 | Weblog

                 
                            先輩から送って頂いた「葵」

   あなた

 まだ身体の疲れが澱になって溜まっています。

 昨日は病院

 予約がとれず午前10時に家を出て、帰ってきたのが2時半…

 沁み々疲れはてました。

 食欲もなし

 元気もなし

 外をみれば、枯れ木と、白だけ…

 心淋しいせいでしょうか…

 疲れの波が…ドット押し寄せてきて…。

 

 先輩が送って下さった華やかな「葵」に癒される…

 寒い今時期、濃いピンクを見て「ホッ」~。

 

 きょうは眩しいほどではないけど…

 かすかに、お陽さんの光が庭を照らして!

 「元気出して…」

 って言ってるみたい。

 

 疲れの取れない頭で昨日の諸々を思い出す

 病院で知り合った人たち

 同じころ入院してたお隣り同士の、ひと二人

 そして、珍しく病棟の看護師さん二人

 僅かな時間のなかで、近況を話す

 懐かしかった

 「ゲンキそうね!」看護師さん

 「その節はお世話になりました」わたし

 

 注射をしながらの会話

 わたしが一番元気かな?…

 あなた

 やっぱり!

 ”ゲンキ”が一番ね~~…

 

 

  

 

 

 


わたしの周りを風が付いて回ってるようです。

2016-11-24 16:25:42 | Weblog

    
                                          
                              2016-11-24-「白くなった庭」

   あなた

 遂に白くなりました

 ここはまだ除雪の心配はありません…

 

 昨日の寒さは、殊の外厳しく

 ストーブは唸りをたてて燃えているのに…

 何処か、冷え冷えして、一人の寒さを

 思い知らされています。

 わたしの周りを風が付いて回ってるようです。

 

 夜、リコとカッタンが来てくれた

 どうしているか、心配だったとのこと…

 幾ら人数が増えても寒さを凌ぐほどではなく…

 やっぱり寒い…よ~~

 

 今日のお陽さんは眩しい

 慣れている筈の敷石がピカピカに凍っていて

 一足ひとあし…滑らないように…転ばぬように…

 

 雪降りの心配はないようですが

 寒いさむい日です。

 

 

 

  

 


平安時代の今頃、ここよりず~っとず~っと寒かったことでしょう…~~

2016-11-23 11:34:54 | Weblog

 
                              
                                  2016-11-23-「朝の庭」
  あなた

 寒い朝です 

 風が冷たい

 お陽様は庭の「しばれ」を照らしています

 肌に刺すような痛い風なので

 いっこうに、融ける気配はありません。

 冬囲いの縄が風に揺す振られ…

 より一層に風の冷たさがしのばれ!

 外には出たくない…

 

 身体はまだ痛く、寝返り打つたびに

 ”ギシギシ”って泣いてるよ~…

 

 あなた

 カッタン、弓道始めて六か月

 初段になったよ…って

 電話があった。

 あの子に弓道が合ったらしく、飛び級で段を取れたことに

 驚かれたそうです。

 「ジイジ」に見せたかった~~

 

 道路がピカピカ!

 窓から見ても瞳(め)に痛い

 転びそうに光ってる…

 

 『かささぎの わたせるはしに おくしもの 

           しろきをみれば よぞふけにける』  (中納言家持)

 平安時代の今頃、ここよりず~っとず~っと寒かったことでしょう…~~

 

 
                                     


精神的にも肉体的にも、何処か棘が刺さっている様な感じでなかなか、すっきりしない身体。

2016-11-22 09:00:47 | Weblog

    
     
                                     
                                       2016-11-17-「門被り」が吊られました 
   あなた

 「門被り」も吊られました。

 本格的に冬の準備です…

 今の所全く雪はありません。

 青空の下、冬囲いが「邪魔だなぁ」…って

 庭の木々たちが窮屈そうに囁いています。

 

 今日のわたし、ようやく少し元に戻りました。

 まだ、身体のあちこちが痛く、今回ばかりは

 沁み々と疲れました。

 一晩寝たら治った昔が恋しい…

 精神的にも肉体的にも、何処か棘が刺さっている様な感じで

 なかなか、すっきりしない身体。

 でも、取り敢えず、一区切りがつきました。

 残された人たち本当に「お疲れ様でした」

 人が一人亡くなると言うこと…

 いくら、覚悟をしてたと言っても、再び逢うことは

 絶対出来ないもね…

 悲しいことです。

 亡くなったあの方の子ども、二人とも男です。

 母親を亡くした哀しみ…横を向いて!

 何度も何度も、眼がしら拭っていました。

 

 ごご、友達遊びに来てくれる。

 嬉しかった…ぁ…

                  2016-12-21

 

 
                                                              


 あなた、冬囲いが終わりましたよ!初冬の陽射しが眩しい…。

2016-11-17 15:41:48 | Weblog

  
                                      
                                            2016-11-17- 「冬囲いの庭」

  あなた

 冬囲いが終わりました。

 初冬の陽射しが眩しい。

 これで、一段落。

 冬将軍が何時きても、いいよ~… 

 やがて長~い冬の季節

 ますます、家から出られなくなってしまう。

       

  初冬

 季節も淋しいけど

 人が亡くなる、ことって 

 もっと淋しい

 『人の生涯は儚いものであります。

 まるで幻のようなものです。

 死は、年齢を問いません。』~~… 

 何時か何処かの本で読んだように思います。  

 本当に儚いものです。

 あなた

 あれから五年経ちました… 

 未だに

 傍に居ない

 あなたに

 逢いたくなります…………

 

                                                  
                                 

 
        


午後、雲を通しての弱い光になって、その色も今日は寂しそうに見える…

2016-11-16 13:22:24 | Weblog

  
                          
                                     2016-11-11-「初冬の裏庭」

   あなた

 この写真を撮ったときは、空の青さも一入澄んでいてで、

 穏やかな日でした。

 今日も風はなくお陽さんも少し、顔をだし仄々としてます。

 

 生きてるって倖せだけど大変です。

 あなたの身近な人が、また一人其方へいきました。

 一年のうちに二人とも、逝ってしまいまったよ。

 何とも寂しい限りです。

 あなたの従兄弟夫婦が、一緒に連れて行って下さるって

 有り難いと思ってます。

 つい先日一年祭の法要に行ってきたばかり

 でも、行ける方がいいのかもね…

 従兄弟が「ポツン」と言っていたよ…

 

 午後、雲を通しての弱い光になって

 その色も今日は寂しそうに見える

 人が亡くなる…

 哀しいよね

 何年経ってもその悲しさは

 消えないよ

 五年経って

 ひとりと言う実感が、胸を締め付け

 やっぱり淋しいよ…