我が家の庭にクマちゃんが来ました。チョコンと座ってます。
タヌが不思議そうな顔をしながらも「なかまかぁ・・面倒みなくちゃ・・・ね」とひとり肯いている。
今朝の雪でこのようなことになりました。
庭を見ていると色んなことが起こって決して厭きがこない・・・
こんなにのんびりしている場合じゃないのはよ~くわかっていますが・・・
な~んにもしたくない。
朝ぼらけ 有明の月と見るまでに 吉野の里に降れる白雪
坂上是則
我が家の庭にクマちゃんが来ました。チョコンと座ってます。
タヌが不思議そうな顔をしながらも「なかまかぁ・・面倒みなくちゃ・・・ね」とひとり肯いている。
今朝の雪でこのようなことになりました。
庭を見ていると色んなことが起こって決して厭きがこない・・・
こんなにのんびりしている場合じゃないのはよ~くわかっていますが・・・
な~んにもしたくない。
朝ぼらけ 有明の月と見るまでに 吉野の里に降れる白雪
坂上是則
とうとう待ちきれずに来るべきもの・・!!がきました。庭の木の葉がきれいに覆われ全く別世界で
す。
特に冬が好きなわけではないのですが、来るものが来ないとすごく不安・・・
ようやく違う世界になって、考えさせられることがいっぱい・・・
生涯学習で
『坂本龍馬の志は北にあり』 ー 龍馬とその一族の北海道 -との表題で幕末明治史研究家
「好川之範」講師の話を一時間三十分にわたり聞きました。お話が上手で歴史好きな私時間が短く
感じました。印象に残った龍馬の短歌です。
”丸くとも一かどあれや人心 あまりまろきは転びやすきぞ”
(まるくとも ひとかどあれやひとごころ あまりまるきは ころびやすきぞ)
人間「丸くなりなさい」とよくよく言います。でも言われてみると、まん丸では立っていられなく転がって
しまいますもね・・・
何事もほどほどということですね・・・でもこれが一番難しいのでしょう・・・
おとなにならなくては・・・
冬枯れの淋しい庭にポツンと寒そうにたっている、話し相手のタヌくん。まぁ頑張って冬を越してくだ
さい・・・
庭の花達も役目を終えて靜に眠っています。「ありがとう随分楽しませてくれたよね・・・」
庭の主タヌくんも本来なら冬篭りなんだよね・・・今年はちょっと違うみたいだけれど~~
お陽様の優しい光を浴びながら細かい雪が遊びながらフフッいや躍りながらまた肩をぶっつけなが
ら!楽しそうに天から舞い降りてくる。
雪は楽しそうだなぁ・・・
山里に冬ぞさびしさ まさりける 人目も草もかれぬと思えば
源宗千朝臣(みなもとのむねゆきあそん)
源宗于朝臣(みなもとのむねゆきあそん/626~671)は、光孝天皇の皇子 是忠親王の子どもで、寛平六年に皇族を離れ源姓を賜わりました。
三河、相模、信濃、伊勢などの国司を歴任し、承平三年、正四位下右京大夫となりました。
三十六歌仙のひとりで、『古今集』などに和歌が残されています。
この和歌は、山里で暮らす宗于が都の友達を思ってつくられた和歌だと言われていますが、人を恋しく思う気持ちが伝わってきます。
山里はいつの季節でも寂しいが、冬はとりわけ寂しく感じられる。尋ねてくれる人も途絶え、慰めの草も枯れてしまうのだと思うと。
平安の時代でも現代でも、冬はやはり淋しいのでしょうね・・・・・
年の瀬も押し迫った大晦日の夜、小さな少女が一人、寒空の下でマッチを売っていた。マッチが売れなければ父親に叱られるので、すべて売り切るまでは家には帰れない。しかし、人々は年の瀬の慌ただしさから、少女には目もくれずに通り過ぎていった。
夜も更け、少女は少しでも自分を暖めようとマッチに火を付けた。マッチの炎と共に、暖かいストーブや七面鳥などのごちそう、飾られたクリスマスツリーなどの幻影が一つ一つと現れ、炎が消えると同時に幻影も消えた。
流れ星が流れ、少女は可愛がってくれた祖母が「流れ星は誰かの命が消えようとしている象徴なのだ」と言った事を思いだした。次のマッチをすると、その祖母の幻影が現れた。マッチの炎が消えると、祖母も消えてしまうことを恐れた少女は慌てて持っていたマッチ全てに火を付けた。祖母の姿は明るい光に包まれ、少女を優しく抱きしめながら天国へと昇っていった。
新しい年の朝、町の人々が見つけたのは、マッチの燃えかすを抱えて幸せそうに微笑む、少女の小さな屍であった。
一度は読んだことでしょう・・・アンデルセンの童話「マッチ売りの少女」です。
彼のお母さんは小さい頃随分貧しい生活だったようです、そうしてうまれた童話の数々・・・どれをとっても優しいようで、残酷だとおまいます。
でも、 この時期クリスマスの音楽が聞こえてくると、妙に思いだしてしまう・・・
貧しさを知らない多くの子供。本当に倖なんでしょうか?
たまたま、昨日戦後の貧しかった頃の話が出ました。貧しかった頃の話なんか判らないと思っていた方が、知っていたのには驚きでした。
そうした頃があっての今です。
大事に々にしなければ・・・
冷たいあめが降り続いている。何も出来ないうちに気が付けば12月・・・
先日某所で「会田みつお」作品展を見る機会があって、ゆっくりと時間をかけて見てきました。
この方の世界は無垢の幼子の世界に通じるように、飾らず、気取らず、それなのに人の心の中にず
しんと浸み込んでくる・・・
「相手のよいところ、みようよ」みつお とありました。これだけ?たったこれだけの言葉なのに、いい
しれぬ、響きがあって”そうなんだよね~”全てにそうありたいよね~が、吾凡人に出来るかな?
出来るかな?じゃなくしなきゃ何の意味もないよね・・・
後、幾許もなくして平成22年は過ぎてしまう。淋しいけど私の気持ちを無視して、今の刻は過ぎて行
く・・・
もう少し以前なら、新しい年に期待して胸弾ませた事もあったのに。