『夢の小筥』

再び廻り来る事のない、この刻(いま)を、そっと筥に納めてみました。

一雨ごとに寒さが身に沁み、火が恋しくなります… 

2014-09-30 16:19:52 | Weblog

    

                       
                                          花魁草

   あなた

 昨夜遅く帰って来ました、楽しかった!けど少々疲れたかな?

 カッタンは、思春期真っ只中…とは言っても、まだまだ「ジイジ」に甘えていた頃と、

 そう変わってはいないように思います。

 背はもう、わたしより遥かに大きく、ただ「ヤセッポ」です。

 バァバにはとっても優しくしてくれます。

 ほんとに子供の成長は早く…

 比較にはならないけど、わたしがその分早く老いていくのでしょう…ね?

 

 先週は秋晴れで爽やかな日が多く過ごしやすかったですが、何とも慌ただしく、

 其方へ逝った方二人、淋しくなりました。

 今日も雨が降ったり陽がさしたりと目まぐるしく変わり、一入深く秋を感じます。

 そして、一雨ごとに寒さが身に沁み、火が恋しくなります… 

 

 カッタンの学校祭当日、陽はさしていましたが風が強く大きなポプラとおおきなイチョウの木が

 大揺れに揺れ木の葉がパラパラと降るように落ちてはクルクルと舞い飛び、校庭の隅っこに塊まった

 と思ったら、次の風で吹雪のように飛び跳ね…

 まるで、異次元に迷い込んだ様な不思議な感覚…

 でも、黄色や、茶色の葉っぱがすごく綺麗…別世界でした。

 

 陽が黒い雲に覆われ昏くなってきました。

 その分寒く、やっぱりストーブ…ですね。

 夜・昼の境がなくこのまま夜になってしまうようです?。

 じゃ~~また

 

 

 

   

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 


今日も秋晴れ!とっても暖かく仄々として…

2014-09-26 14:18:07 | Weblog

          

  あなた

 今日も秋晴れ!とっても暖かく仄々として、心の奥の小さな氷の欠片まで融けてしまいそう…

 今夜もまた、お通夜…に行ってきます。

 哀しいことが幾つも重なり…やっぱり、かなしい…ね。

 あなた 

 わたし一生懸命、生命を大事にしてます。

 生きています。

 病院に行って来ました。

 また検査です。

 

 わたしより、もっともっと気の毒な人が大勢います。

 

 秋が嫌いって言っていたけど、こんなに穏やかな日が続いてくれると

 「秋も悪くないかな…」なんて思ったりして…いつまで続くかは判りませんけど。

 

 2・3日リコの所で泊まってきます。

 ガランとした庭…そんな庭を見ると…冬の匂いが、そこはとなく漂ってきます。

 一人で越す四度目の冬…がんばるね。 

 

 同じ枯れるにしても、自然に綺麗に!枯れると…いいなって…

 野草がひっそりと消える様に…

 

 

  

 

 


 秋の空はすごく優しく万遍なく光を注いでくれ”ホッコリ”した暖かさです。

2014-09-25 14:17:17 | Weblog

         

             

   あなた

 暖かくとっても穏やかな陽気に誘われまた、チョロチョロと身辺整理に勤しんでいる、わたし…

 そうはさせじ…とまた哀しい訃報です。

 あなたも知っている方です。

 次々と結界を超えて逝ってしまう…なんか虚しいです…ね。

 どう抗っても人の力が及ぶものではなく、ただ、命の儚さが身に沁み遣り切れなさでいっぱい…

 あなたが逝ったときも「夢」であってほしかった、夢なら早く醒めてほしかった。

 千日がとうに過ぎた今、ようやく現実を受け入れられる様になり、去年の退院を境に、少しずつ

 少しずつ、抜け殻の自分に優しくしてきたように思います。

 哀しい現実ですが、わたしに”与えられ”たこと…と。

 どこかでようやく、眼が覚め…人に優しさをお返し仕様と思っていた、やさきでした…

 どんな言葉も空しく通りすぎる…それも判りますが、

 悲しみを味わったものにしか、判らないこともあります…

 やっぱり長い時を刻むしかないのです。

 「淋しいでしょうけど、自分を大事にね…」て…言葉をかけました。

 でも、今の彼女にはどんな言葉も、ただの空事にしか聞こえないでしょうけど…

 秋の空はすごく優しく万遍なく光を注いでくれ”ホッコリ”した暖かさです。

 

 

 

 

  

 

 

 

 

 

 

 

 

 


わたしは元気…元気である倖せをしみじみ噛みしめています。

2014-09-24 16:24:06 | Weblog

                                                                

                             

   あなた

 暫らくぶりで窓を全開にしてのお掃除です。

 二階も全部…気持ちいいです。

 終わったのが12時過ぎ。

 気持ちが焦っても、身体が付いてこない…情けないです。

 階段を一歩また一歩と、ゆっくりでなけりゃ上がり降り出来ない

 こんな時何故あなたがいないの?って… 無い物ねだりだと判っていても、ついつい

 愚痴が口を衝く。

 何をしても鈍間で、パッパッと出来ない悔しさ…

 でも、午前中に終わらせてよかった。

 今は陽が翳って寒くなってきました。

 秋の天気ですもね、クルクル変わっても仕方ない…って諦め…。

 取り敢えず気になっていたことが出来て本当によかったです。

 風は殆どないようですが、曇り空なので雨でも降るのかな?って…

 僅か残っている庭の花のションボリした姿が侘しく、秋の深さを感じて、淋しいな~って。

 でも、わたしは元気…元気である倖せをしみじみ噛みしめています。

 

  

 

 

 

       

          

 

 

                                                                                                                                            

     

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 


与えられた「定め」ならどう足掻こうとも「定め」に従うしかないものね…

2014-09-23 16:15:40 | Weblog

        

   あなた

 可愛い小菊が咲いてます。

 秋の花です。

 何処か憂いを含み淋しげで、いつまで見ていても飽きることはない。

 花言葉=高貴・清浄~この言葉にぴったりの花。

 

 あなたのよく知っている方がまた、其方へいきました。

 お通夜・告別式と行ってきました。

 人の生命の儚さ哀しさが、また一つ増えました。

 まだ、あなたには会うことできないでしょうけど…

 驚くことと思います。

 一人・二人と歯の抜けるように去って逝き、淋しい限りです。

 そんなふうに考えると… 疲れがドットでて、ボンヤリと、ただボンヤリ…と

 座っているだけで、何もする気になれない。

 まだまだ、しなきゃいけないこと、山ほどあるのに…哀しいです~

 命に限りあること…判ってます。

 順序正しくないことも、判っているつもりです。

 でも、与えられた「定め」ならどう足掻こうとも「定め」に従うしかないものね…

 

 あなた、昨日・今日と、とっても良い天気です。

 風もなく、穏やかな暖かい日です。

 こんなに良い天気に寝ていることはないですよ…

 「何処かへ行こうか?…」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 


 柔らかい陽の光は固く閉ざした心の奥まで温かく…

2014-09-20 15:26:09 | Weblog

               
                 季節外れのヒマワリ。(あなたの花友達の家のです)

   あなた

 午前中は秋日和の良い天気なので窓をぜ~んぶ開け大掃除しました。

 「ヤレヤレ終わったお疲れさん」って座り遅めの昼食をすまし、庭に目をやると

 アレレッ雲行きが怪しく昏くなり、おまけに寒くなって…慌てて窓閉めました。

 どうしても長続きしない秋の天気です。

 それでも、雨が降らないぶん「良し」としなければね…

 

 昨日は終日お習字のお稽古でした。

 どうしても、筆字が必要になり、書けども書けども!…上達はしません。

 カッタンに見せたらきっと、赤ペンで元の字が判らなくなる事でしょう…

 それでもガンバラなきゃ…いや…あの子には見せないのが一番…

 

 珍しくスズメたちが、少ない庭木に止まりピーチクパーチクと、お喋りのようです。

 餌もおいてないのに、これだけ集まるとは…本当に珍しい。

 久しぶりに雨が上がったので、気晴らしにご近所集まってのお喋りかも?。

 黒い雲が遠のき、眩しいような陽の光が、顔を覗かせてくれました。

 わたしの家の中まで、照らしてくれます。

 柔らかい陽の光は固く閉ざした心の奥まで温かく…

 そんな時!って…自分が愛おしい…

 風が出てきたようです木の葉が揺らめいて黄色い葉っぱが随分と落ちてきます…

 

 

 

 

 

 

 

 

    


やっぱり、お陽さんって暖かくて「いいなぁ…」

2014-09-19 15:08:46 | Weblog

      
       ベンケイソウ (下手な写真でゴメンナサイ)キレイに咲いてます               

   あなた

 今日も雨が降り出しました。

 どうも、機嫌が悪いようです…まだ、泣き足りないのでしょうか?…

 随分と悲しいことがあったのでしょうね…

 でも、そんなに泣かれると、ほんとに、ほんとに困ってしまいます。

 だから、早く立ち直ってお陽さんの顔見せて下さい…お願い…

 お願いしてるのが、気に入らないのか…雨音が激しくなってきました。

 ところが、あなた

 お昼頃になり礑と、気が付くと黒い雲は白い雲に追いやられ、ドンドン遠くに、まるで

 逃げるように小走りで行きました。

 柔らかな、陽射しがレースカーテン越しに「ニコッ」って…

 暖かいのはやっぱり嬉しい。

 お陽さんが我が家の上で心地よい暖かさをそ~っと入れてくれるので、やや、ささくれだった

 気持ちも「ホッコリ」と優しくなりました。

 やっぱり、お陽さんって暖かくて「いいなぁ…」

 あなた追伸

 今ね虹が出てるの…

 あの虹を渡ってこのメールきっとあなたに届くと思うよ…

 出来ることなら、わたしも一緒に虹を渡りたい…

             只今午後4時5分~~じゃ~~また

 

 

 

  

 

 

 

 

 

 

 

 

 

      


空は重い雲に覆われ昏いです。でも、わたし淋しさになんて負けないよ…

2014-09-18 16:54:19 | Weblog

                
          名前忘れました  只今咲いています。

   あなた

 今日も朝から冷たい雨…初秋特有の時雨です…

 急に、思い出したように陽がさしたり、また、降ったりと気紛れな天気です。

 ストーブのお世話になってます。

 そよとも吹かない風…重い空気…外へでて感じました。

 この時期は淋しさの塊が「ど~ん」とわたしの傍に居座っているようで…

 遣る瀬なく「ちょっとそこ、どいて」って言ってみても…

 一寸の隙間もないくらい、ぎっしりと詰まってる淋しさ、動こうとしない。

 もしかしたら「あなたが淋しさ?」って尋ねてみる。返事は聞こえない…

 でも「嫌われて行くところがない」って、か細い声が確かに聞こえ、

 その言葉がわたしの胸の琴線に触れて…

 そんなに切ないなら似た者同士…わたしも、淋しさに付き合うよ…って…

 「バ~カ」みたいです。

 あなた

 空は重い雲に覆われ昏いです。

 わたし、淋しさになんて負けないよ…

 

 

    


「朝時雨」と言うのでしょうか…冷たい雨が降り出しました。

2014-09-17 13:04:05 | Weblog

       
              初雪草素敵でしょう…名前がまた素敵…                     

  あなた

 朝時雨と言うのでしょうか、冷たい雨が小一時間ほど降り、とうとうこの時期になったことを

 しみじみ感じました。

 さむくって、いっぱい着込んで頑張ってましたが…

 とうとう我慢しきれず、「ストーブ」のお世話になってます。

 体温35度8分…いないと言うことは…こんなにも寒いものでしょうか…

 これからは、殆ど毎日お世話になると思います。

 ヨレヨレになってしまった身体です。仕方ないと半ば諦め…

 スコ~シ陽がさしてきました。

 庭の木の葉に載っていた雨粒に、陽の光が反射してキラキラッて眩しい…

 やがて風ともつかぬくらい、ほんの少しの風に葉が揺れキラキラッて煌めきながら

 落ちていった雨粒…。

 これも「秋ならでは」の光景でしょうね。

 やんでいた雨が、思い出したように音をたてて降ってきました。

 雨音に交じって花火の音が「ドド~ン」って一際大きく…聞こえてきます。

 そうです。

 今日はここの町の秋祭りでした。

 小さい子供がいないと関係なくなっちゃって…あまり良い天気でなく可愛そうに…

 あなた

 遠い昔お祭りで花木を買ったこと思い出しました。

 楽しかったね…

 そんな、昔に思いを馳せていたら、陽がさしてきました…よかったね。

 

 

 

 

                                                     

 


「よかった…」という気持ちと「まだまだ…」と言う気持ちが綯い交ぜになり、虚しくも…

2014-09-16 11:25:50 | Weblog

                    
              こんな頃もありました(オンコ・蔦)                      クリスマスツリーを飾りました     

   あなた

 懐かしいでしょう…

 今はどちらの木もありません。

 朝はあんなに良い天気だったのに、十時くらいから”ゴロゴロピカピカ”って雷が騒ぎ

 辺りが暗くなり篠突く雨です。

 窓開けなくてよかった~いったんは、窓を開けようと二階までいったのですが

 今日は出かけると思い開けずに降りてきて正解。

 何時もドジばかりしているので、神様が哀れに思い、そ~っと手をかして下さったのだと。

 感謝・感謝です。

 あまりの暗さに電気をつけました。

 一時間くらいだったのしょうか…雨もやみ明るくなってきて…よかった~

 雨上がりは寒い。

 一雨ごとに秋が深まります。

 心のなかも、寒さに震えてる…「さむいよ~」って。

 我が家だけの行事の数々…ひとつずつ、ひとつずつ暦のまるが減っていき…

 「よかった…」という気持ちと「まだまだ…」と言う気持ちが綯い交ぜになり、何処か

 虚しくもある。

 あなた、

 今日午後から出かけます。

 じゃ…また