『夢の小筥』

再び廻り来る事のない、この刻(いま)を、そっと筥に納めてみました。

本の整理をしていますが、遅々として進まず…

2014-07-31 13:48:13 | Weblog

   

            
      名前わかりません(どなたかお分かりの方、教えてくださいませ)                 でも可愛いお花でしょう                        

   あなた

 今日で文月も終わり…

 名残惜しいけど~再び巡り会える事…できるかな? 

 このお花名前が分かりません、植物図鑑にも、山野草図鑑にも、載っていません。

 

 風鈴が心地よくなってます。

 

 本の整理をしました。

 随分捨てたように思いますが、まだまだ…あります、どうしよう…

 眼についたのは、かなり古い本で何となく茶色っぽい。

 立原 正秋=『冬の旅』

 歴史の本とは一味も二味も違い心締め付けられます。

 遠い昔読んで捨てられなかった本です。

 それに、もう一冊

 李 恢成=『砧をうつ女』 

 どちらも韓国の人。

 一様に“昏く”読む人の捉え方で感じることは夫々違うでしょうが…わたしは「グサリ」とキリで刺された感じ。 

 心痛い…です。

 この二冊を再び読む事でしょうが…

 こんな事をしているので、パッパッっと仕事が進まない。

 あなた

 どうしよう…ちょっと手伝って…お願い。

 一休みしました、また頑張ります。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

                            


 与えられた”生命”大事に使うね… 

2014-07-30 10:36:56 | Weblog

 

              

   あなた

 エゾカンゾウも終わりのようです。

 随分と暑い日が続いたので、「熱射病」に罹ったのではないでしょうか…可哀想に。

 短い間だったけど楽しませてもらったよ。

 

 今日は暑くもなく、寒くもなく…風が少々つよいけど、過ごしやすい日です。

 そちらは、変化がなく!平穏の日々なのでしょうね…

 

 午前中の涼しいうちに、写真の整理。

 アルバム五冊分、まだまだあります、これ全部整理出来るころ…あなたの処へ持って行く事になるのかも?

 なるべく見ないようにして袋に詰める…でもどうしても捨てられないのが…結構あります。

 写真なんていらないって思っても、その一枚と想い出が重なって…だめです。

 

 文月も終わります。午後は暑くなりました、午前中に大方済ませてよかったぁ~

 お盆がきます。

 お盆が過ぎると嫌いな秋がきます。忍び寄る…じゃなくて走ってきます。

 そして、日が短くなって、夜が長~くなり…あぁ嫌です。

 でも、そんなわたしを無視して、必ず来るのです。

 あなた

 今日の日も何事もなく過ぎて行こうとしています…昨年の文月二十七日…入院したのです。

 その日も無事通り過ぎ…もう大丈夫と思うよ…

 

 与えられた生命大事に生きるね…

 今日も元気に過ごすこと出来ました。

 黄昏どきが迫ってきました。

 じゃ~ 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 


〝土用丑の日”うどんのフルコースです~フフッフ…

2014-07-29 16:51:46 | Weblog

 

        

 

 

                                       

   あなた

 今日は〝土用丑の日”暑いです。

 風もソコソコに入り通り抜けていくので此処に座っている限り涼しいですが、一歩外に出るとウダルような暑さです。

 

 あなたは鰻好きでしたが、わたしは駄目…

 あのニョロニョロした姿を思うともう食べること出来ません。

 あなたは”鰻”わたしは”ウのつく、うどん・梅干し・キュウリ”などでした。

 それを笑って鰻食べながら、ビール飲んでた人…

 もうそんなことも出来ない…って思うと、ドット哀しさが込みあげてくる。

 思いでの筥の中に仕舞って鍵をかけた筈なのに…

 ”だめだなぁ”って…

 

 何時までもウジウジしないで、夕飯の支度します。

 あなたはご不満でしょうけど、今夜はわたしに合わせて”うどんのコース”です。

 フフッフ…

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 


記事のタイトルを入力してください(必須)

2014-07-29 11:19:20 | Weblog

 

    

          

     あなた

 今日は土用の丑の日です。

 美味しそうに食していたのが、目に浮かびます。

 暑い日です。

 

 『栄養価の高いウナギを食べれば夏の暑さにも負けない!
 
 
ということに気がついていたのは、なんと奈良時代の歌人、大伴家持

 彼は万葉集に「石麿呂に 我れ物申す夏痩に、よしというものぞ 鰻捕り喫せ」
 
 と記しています。平賀源内にしろ、大田蜀山人にしろ、こうした故事も踏まえていたのではないかと思います。源内の場合、

 もしかしたら友人で医者の杉田玄白あたりから知識を仕入れていたのかもしれないですけどね。』         

 なるほど~ね。ウナギにもそのような歴史があるのですね…

 大友家持といったら、「百人一首」にも選ばれています。

 かささぎの わたせるはしに おくしもの しろきをみれば よぞふけにける”    中納言家持

 
  この和歌は、大伴家持が冬の夜空を眺めていたとき、七夕の夜に、

 かささぎが天の川に掛け渡すという天上の橋を思い起こして作られた和歌だといわれています。

 

 虫干しも終わったわけではないですが、大事にしている類はほぼ終わり。

 わたしは鰻は食べれません。

 あの、ニョロニョロした姿が駄目です、それは、あなたも判っているでしょうけど…

 だから(ウ)のつくもの~うどん・梅干し・キュリ(ウリの仲間だから)

 

 

 
 

 

 

           


爽やかな風にのって飛んでいけたら…いいなぁ!

2014-07-28 17:47:56 | Weblog

 

                        

  

    

 

                      

     あなた

 昨日帰ってきました。

 淋しかった?わたしも少々疲れてしまって…昨夜は早く寝てしまいました。

 

 カラマツ草が小さく、小さく咲いています。、線香花火みたいな咲き方で手を触れると折れてしまいそう…

 きっと昨日の雨にたたかれたのでしょうね…二人静の葉っぱの影にひっそりと隠れるように咲いています。

 そして、ガンコーランを見て下さい。

 見事でしょう…ただいま全開です。

 

 四日留守にしました。

 散ってしまった花、今日のお陽さんで咲いた花…可愛いです。

 あなたの花友達にお世話になりました。

 感謝です。

 

 久しぶりに窓を開け空気の入れ換え、風鈴が喜んで大騒ぎ…歓迎してくれてるようです。

 風が強いけど、爽やかで湿気が飛んで行ったみたい…

 いいなぁ…わたしも、あの風にのって飛んでいけたら?って…思うよ。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

          


小糠雨が音もなく静かに降っています

2014-07-23 11:27:24 | Weblog

                 

                              

    あなた

 雨降りです。

 小糠雨…静かです。

 庭が乾き水を求めていました。

 わたしの、心の中も渇いて冷たい水を…需めていましたけど…埋める事はできない。

 庭の木も昨日は大揺れに揺れていたけど、今日は静かです。

 

 雨音もしない静けさ、時折り網戸をツツッと走る小粒の滴。

 余りにも静かだと…心が騒めき「逢いたいな」って…

 決して返信はなく、もうやめようって、何度も思って、でも心の隅っこで待っている…

 

 三日ばかり、リコの家の留守番に行ってきます。

 あなた守っていてね… 

 

 

 


”ツバメオモト”が瑠璃色に輝きだしました

2014-07-22 18:52:44 | Weblog

                                                                                           

               

      あなた

 今日は風が強く、陽も射さず、とてもいやな日です。

 雨がふりそうで、ちょっと湿った感じ…

 

 「ツバメオモト」の実がルリ色に光り出し、何とも言えなく可愛いです。

 ガランとした庭で淋しいけど…

 背が伸びた白山石楠花が、風に逆らわずユラユラって頼りなげに大揺れ…

 後どのくらい庭を眺められるのか?…って思うけど、先のことは考えても、わたしの力の及ぶところではないし…

 心細くなるよ。

 庭木が少なくなって、やっぱり!さみしいな…

 

 カーテンも閉めて、夜の帳が降りるころ、ポチャポチャって変な音がする。

 なんだろうと、再びカーテンを開けてみると、雨…窓打つ雨音でした。

 風もなく、ただ降っている雨…

 やっぱり淋しい音です。

 

 今日一日が終わりました。

 静かです。

 ”どうか明日の朝まで何事もなく過ごせます様に…”

 

 

 

 

 

 


”安寿”と”厨子王”久しぶりに読みました。何だか切ない…

2014-07-21 13:56:08 | Weblog

               

                                                         
                                         安寿と厨子王                                     

    あなた 

  今日も爽やかな風が家中吹き渡って、何かしら秋を忍ばせます。

  今月は無理せず静かに!と思っていますが、なかなかそうもいかず、台所の掃除。

 ようやく終わり、おもいっきり風を通しています。

 相変わらず風鈴の音が涼やか…

  

 掃除が一段落。

 昨日の続き「森鴎外」何十年振りかで、”山椒大夫”。

 子供の頃は貪るように読み泪したものです。 

 

  『平安朝の末期、越後の浜辺を子供連れの旅人が通りかかった。

 七年前、農民の窮乏を救うため鎮守府将軍に楯をつき、筑紫へ左遷された平正氏の妻玉木、その子厨子王と安寿の幼い兄妹、女

 中姥竹の四人である。その頃越後に横行していた人買は、言葉巧みに子供二人を母や姥竹と別の舟に乗せて引離した。

 姥竹は身を投げて死に母は佐渡へ売られ、子供二人は丹後の大尽山椒大夫のもとに奴隷として売られた。

 兄は柴刈、妹は汐汲みと苛酷な労働と残酷な私刑に苦しみながら十年の日が流れた。

 大夫の息子太郎は父の所業を悲んで姿を消した。

 佐渡から売られて来た小萩の口すさんだ歌に厨子王と安寿の名が呼ばれているのを耳にして、兄妹は母の消息を知った。

 安寿は厨子王に逃亡を勧め、自分は迫手を食止めるため後に残った。首尾よく兄を逃がした上で安寿は池に身を投げた。

 厨子王は中山国分寺にかくれ、寺僧の好意で追手の目をくらましたが、この寺僧こそは十年前姿を消した太郎であった。

 かくして都へ出た厨子王は関白師実の館へ直訴し、一度は捕われて投獄されたが、取調べの結果、彼が正氏の嫡子である事が

 分った。

 然し正氏はすでに配所で故人になっていた。

 師実は厨子王を丹後の国守に任じた。彼は着任すると、直ちに人身売買を禁じ、右大臣の私領たる大夫の財産を没収した。

 そして師実に辞表を提出して佐渡へ渡り、「厨子王恋しや」の歌を頼りに、落ちぶれた母親と涙の対面をした。』

 『安寿こいしや、ほうやれほ。

 厨子王こいしや、ほうやれほ。

 鳥も生(しょう)あるものなれば、 疾(と)う疾う逃げよ、逐(お)わずとも。』

 粗筋…さわりです。

 なんとも遣り切れない物語です。

 平安といったら、宮中の「清少納言・、紫式部・」といった。雅の人ばかり思い出しますが、実際は哀しい事の方が、

 多かったのでしょうね…

 わたしは、現代に生まれてよかった~~… 

               

  


何度読んでも哀しい話”高瀬舟”…

2014-07-20 16:03:40 | Weblog

                

                   

   あなた

 午前中は町内会のゴミ拾い大勢の方が集まり、一時間くらいで終わりました。

 

 二階の片付けをしていると、「森鴎外」の短編集がでてきました。

 ”高瀬舟”昔読んだ頃と違うのは当たり前ですが…

 感じ方が随分と違うものですね、一人になって読んでみると、胸がキュンと締めつけられそう…

 ”安楽死”喜助は殺してはいない、でも手助けでも”罪”は”罪”…切ないね。

 弟殺しの罪で島送りになった喜助。

 『喜助は、小さいときに両親を流行病でなくし、弟との二人暮らしをしていた。

 だが、弟が病気で働けなくなり、喜助が弟を養うようになっていた。
 
 あるとき、喜助が仕事から帰ると、兄に負担をかけているのを苦にして、弟が剃刀で喉笛をさし自殺を図っていた。
 
 だが、うまくいかず刃が喉に刺さったままになっていた。弟は、剃刀の刃を抜いて早く楽にさせてくれ(=死なせてくれ)と懇願する。
 
 あまりにも、弟が必死に頼むので喜助は仕方なく剃刀の刃を抜いてしまった。(=弟を殺してしまった。)
 
 ちょうどそのとき、近所の婆さんが家に入ってきてそれを見るなり、顔色を変えて出ていった。
 
 こうして、喜助は罪人になり、高瀬舟で島送りされることになったのである。
 
 庄兵衛は、果たして人殺しなのだろうかと疑問を持つ。
 
 考えた末に、結局は上の判断に任すほかないと思うのだが云々…』、
 
 
 兄弟愛でしょうか?
 
 哀しい話です。

                              

                                                                                                                                    

 

 

 

                                                                                                       

                  


ピンクのラベンダー可愛く咲いてますよ…

2014-07-19 17:24:02 | Weblog

                              

     あなた

 ピンクのラベンダー可愛いよ。

 

 この一週間色んな事が次々とあって…何だかとても、疲れてしまいました。

 今から、疲れていては駄目って…自分に言い聞かせてはいます。

 来週は次の事がまってます。

 

 午後横になったら、眠ったようです。

 風が気持ちいいって思って…後は判りません。

 きっと、風が何処かへ連れて行ってくれたのだと…思います。

 

 今日は花壇の水やり当番。

 朝早かったのでご飯を食べずに行きました。

 帰り一緒の方が、我が家の庭をのぞき驚いていました。

 「アララ、殆んどなくなったのね~」って。

 其処へ次々集まって…お喋り…

 楽しかったけど~おなかも空けて…

 そんなのと、相まって、よけい疲れたのだとおもいます。

 

 あなた

 一つ一つ整理して、少しずつ片付くって…淋しいものですね。