『夢の小筥』

再び廻り来る事のない、この刻(いま)を、そっと筥に納めてみました。

季節の移ろいを愛でる事ができる広い大きな気持ちでいれる人になりたい…

2014-08-31 14:23:23 | Weblog

    


               
          オイランソウ (大きくなったでしょう)                         サクラソウ(今頃可愛く咲いてました)               

    あなた

 葉月も終わりです。

 再び廻り逢えたら嬉しいね…

 秋晴れの気持ちいい天気です。

 

 町内会の花壇、今日は最後の水やり当番でした。

 日曜日の朝早くの所為でしょう…通る車も少なく爽やかな空気が美味しゅうございました…。

 

 窓は開けっ放し… 寒くない…心地良い爽やかな風…

 風鈴まで風に誘われ~澄んだ音色を響かせて…

 そんな、午後のひと時…

 わたしの、右隣りにあなたがいたら…もっともっと…うれしい…。

 言っても詮無い事…判ってはいても…

 そんなこと、思ったら風鈴が涼やかな音で慰めてくれてるみたいです。

 「あなた」って、なんど呼んでも答えのない事わかってる…

 でも、生の返事がほしい~よ~…

 

 やがて、もっと昏く長~い夜が続くようになるでしょう。

 そんな季節の移ろいを愛でる事ができる広い大きな気持ちでいれる人になりたい…

 あなたも、そうあるわたしが、いいでしょう…?

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 


我が家のコスモス吹くともなく吹いている初秋の風に身を預けユラユラって…

2014-08-30 14:59:39 | Weblog

   

         

   あなた

 我が家のコスモスです。

 陽射しも柔らかく、吹くともなく吹いている初秋の風に身を預けユラユラと揺れて…可愛いです。

 

 することは、まだまだ沢山ありますが、今日は午前中でやめました。

 

 小さい庭を厭きることなく眺め…その向こう側をじ~っと見ていると…

 ふだん気付かなかったことがみえてくる。

 今頃蝶々がとんでいる…トンボも木の先っぽにとまっている…スズメが二羽~オンコの木にとまり…

 その様子をタヌは大きな優しい目で「ウンウン」と肯きながら追っている。

 耳を澄ますと、草叢からかすかに虫の音が…風鈴との合唱…可愛い~。

 一寸早かった分弱々しい…

 秋になりました。

 わたしは季節の中で秋が淋しく一番いや~…

 おまけに、日が短くなったので夜がまた長くなりました。

 そうです、「長月」が目の前ですもね…

 最近はなるべく思い出さない様に…してる筈なのです…が。

 あまりに、長い年月でした。

 じゃ~また。

 

 

 

 

 

 


僅かに残っている庭の木の葉 ソヨソヨと遠慮がちに揺れている

2014-08-28 17:19:28 | Weblog

 

             
                            レンゲショウマ                                         シュウメイギク

   あなた

  穏やかな日です。

 やっぱり少し動き過ぎのようで、身体中がギシギシと悲鳴をあげています…

 今日は何もしないでって思うけど …

 何かに取り憑かれた?ようにただ黙々と捨てる・捨てないの振り分け作業に一心不乱です。

 写真は一度振り分けたら絶対に見ない事…見ると未練がましく、ついに見入ってしまう。

 

 空高く晩夏の良い日です。

 こんなに良い日は何処か行きたくなるけど…

 気持ちとは裏腹に身体を庇いながら二階と物置との往復…

 「あぁ疲れた…」もうやめました。切りがないのです。

 

 僅かに残っている庭の木の葉 ソヨソヨと遠慮がちに揺れている

 もしかして…もしかして…って誰かが見える?…

 この小さい庭にどれだけ…心ろ癒やされるか…

 

 今日もまたヒヨドリが二羽…大きな石楠花にとまり、何か囁いて…

 キキッツっと鋭い鳴き声をのこしてかえりました。

 

 

 疲れたけど良い日でした。感謝です。

 

  

 

 

 

 

 

                                         


晩夏の陽ざし…弱々しくどこか翳りがあって、夏と秋が鬩ぎあっているようです。

2014-08-27 15:09:27 | Weblog

 

                         

   あなた

 「チシマザクラ」です。

 今は全く面影の欠片もありません。

 庭にある花々より、失くした花木の数の方が多いのかも…ね

 

 晩夏の陽ざしです…

 弱々しくどこか翳りがあって、夏と秋が鬩ぎあっているようです。

 久しぶりに風鈴が似合う、爽やかな日…

 

 し動き過ぎた様で疲れてしまいました。

 何もする気がなく…ただ、ボンヤリと~古き良き時代に思いを馳せています…。

 そんな自分を持て余し想い出のなかに身を置きました。

 

 何時までも、夢を追っているわけではないのですが、誰にも迷惑かけないように…って思うと

 やっぱり夢の世界がいい…

 いつの間にか平安まで飛んで行ってる、

 そこと、今が余りにも遠くまた疲れてしまい…やっぱり「ボウッ~」としてるのが一番のようです。

 こんな事「あなたにもあった?」

 

 珍しくヒヨドリの番いでしょうか、庭の木に止まって、なにか囁いています。

 そう、あなたがまだ居るころは、あの優雅な姿で毎日の様にきてました。

 「キキッツ」って鋭い鳴き声で、威嚇しながら…

 なのに、今はたまにしか、姿を見せない…気紛れなのでしょうか…

 

 今日の日も何事もなく…過ぎるようです…

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 


夢をみたようです…まだ、夢と現実の間を彷徨っています。

2014-08-25 12:40:42 | Weblog

 

                               

    あなた

 あなたが丹精していた黄色の”牡丹”再び巡り会えないかも?しれません。

 今日も黒く厚い雲が空を覆い…  はっきりしません。

 

 昨夜眠れぬままに夢をみたのか?考え事が夢に誘われたのか…

 歩いていました。

 ”ハイヒール”とまでは、言わないけど結構高さのある靴を履いて…

 スッスッ~と何事もなかったように…

 「ここはどこかなぁ」 細い一本道

 両脇は真っ暗な林…木々がザワザワとざわめき…隙あればと大きな翼を広げて…

 いちだんと大きなざわめきが…ハタハタと足元に絡み付く

 「アッこれは切ってしまった蔦の枝」…

 失くしたものへの哀惜の念に苛まれて…いたのでしょうか?

 やっぱりこころ痛い…

 そんな、林のざわめきにのみ込まれてしまいそう…

 でも、一生懸命歩いています。

 不思議と怖くない…何処へ行くのでしょうか?…

 

 眼が覚めました。

 朝刊がきたようです。

 ラジオのスイッチが入ってました。

 4時の時報。

 3時間くらい、眠ったようです。

 まだ、頭がハッキリせず、夢と現実の間を彷徨っています。

 

 

 


 空が随分高くなったように思えて…その分秋が…「ニッコリ」しながら傍に佇んでいます。

2014-08-24 15:49:47 | Weblog

 

            

     あなた

 元気のいい「アオキだったけど大きくなりすぎて、やっぱり「サヨナラ」それと一緒に「ミソハギ」まで、

 無くなってしまいました。

 「可哀想に…」って思うけど。

 草花以外はもう何もいらない…

 

 重い雲の切れ間から青空が少し見えてきて陽の光も射してきました。

 

 空が随分高くなったように思えて…その分秋が…「ニッコリ」しながら傍に佇んでいます。

 一日一日を大切に…って思うから、秋は秋で楽しませてもらいます。

 でも、落ち葉が風に舞いカサコソと蹲る姿が…淋しくて…

 自分と重なってしまうのが…

 やっぱり嫌やです。

 贅沢はいいません…その時々を大事に生きるね。

 

 

 

  

 

 


日足が短くなり~庭の花が一つずつ消えていきます。

2014-08-23 15:38:19 | Weblog

  

             

    あなた

 下手な写真ですが『梅花ウツギ』です。今はありません。

 車庫の屋根より高く大きくなり過ぎました。

 心の中で詫び…”本当にゴメンナサイ”って切りました。

 

 雨は上がったようです。

 喜んでばかりでは、いられないのですが…

 沢山の人が犠牲になって…哀しいです。

 自然の恐ろしさ…

 どんなにか苦しかったでしょう…

 ただ、合掌するだけです。

 

 蒸し暑く窓を開けました。

 風鈴が喜んでアチラ、コチラで騒ぎ立てていますが雲は重く、風の冷たさは「秋」そのものです。

 

 あなた

 日足が短くなり~、庭の花が一つずつ消えていきます。

 季節は移ろいで…わたしが嫌いな…季節へと近づいて…

 そして、また一歩…限りなく近くなります。

 こんな日を何度繰り返す事出来るのでしょう…?

 

 何事もなく過ごすことできたら…一番の「倖せ」と言うのでしょう…ね。

 

 

 

 

 

           


小糠雨が時々降るともなく…烟るように…

2014-08-22 15:49:25 | Weblog

 

                       

    あなた

 この木の名前は『ムシカリ』とず~っと思っていました。

 ある日これは『オオガメの木』と言われた時の驚き…

 遅まきながらしらべてみました。

 ムシカリ 利休の愛した茶花 茶道の世界では茶席に用いられる花として「利休七選花」と 呼ばれ、

 伝統の名花として伝えられてきた。

 オオカメノキ(大亀木). 和名, ムシカリ.  オオカメノキ (大亀木).一説には、葉が虫に食われやすいこと から。つまり、「虫喰われ」

 からの転訛ではないかとも。

 だから、どちらでもいいのです。わたしはやっぱり『ムシカリ』の呼び方のほうが好き。

 あなたもず~っとそう言っていたよね。

 が、今更拘りません。

 木がありません…それだけのことです。

 

 今日も天気は良くないです。

 小糠雨が時々降るともなく…烟るように…庭石が濡れた様に、しっとりとして…

 昏いです。

 ただ昏く気持ちが滅入ってしまう…そんな日です。

 

 

 

 

 

 

 

 

 


夏の花が姿をけしました、再び巡り会うまでそ~と閑かに…

2014-08-21 16:27:50 | Weblog

 

                               

   あなた

 失くしたものに、想いを馳せています。

 未練…ですが、写真しか残ってない”木蓮”…愛らしい木でした。

 長い間庭の真ん中で本当に楽しませてくれました。

 この花を愛でながらの、一服は至福そのもの…

 でも、大きくなってしまい、わたしの手には負えません。

 泪をのんでの…サヨナラ…

 

 失った大切なものの一つ一つを想い起し、形あるものはシュレッダーにかけ、形のないものは

 『夢の小筥』にそっと仕舞います。決して邪魔ににならないから…

 

 少しずつ、少しずつ軽くなっていきます。

 

 今日午後から陽も射してきました。

 陽ざしは暑くまだまだ、夏の陽ざし…

 ですが、夏の花の姿が見えません…潔しと役目を終えて消えて行きました。

 そ~っと閑かに眠むってて…

 再び逢えること…願ってます…。

 

 

 

    

 

      


あなたにブツブツと愚痴ってます…

2014-08-20 15:08:08 | Weblog

 

                 

     あなた

 雨は上がったようですが、ドンヨリとした日です。

 窓を開けられないので、、除湿機で湿度を下げてます。

 パソコンはチラチラ~ときどき黒くなって…反抗してます。

 もしかして!思春期真っただなかを、ひた走ってる?…

 

 大山蓮華と紅ウツギです。

 いまはもう跡形もなく…ただ、雑草が喜んで、蔓延って(はびこる)います

 下手でも写真を撮っておいて良かったって思うよ。

 

 今度はパソコンがわたしを苦しめる…

 何度か休み…宥め賺し…

 もう疲れました。

 あなたにブツブツと愚痴ってます…

 ね~あなた何とかして…