『夢の小筥』

再び廻り来る事のない、この刻(いま)を、そっと筥に納めてみました。

リラ冷え!

2008-05-29 15:51:50 | Weblog

  

  リラ冷えと言うのでしょうか!寒い日です。心の中まで冷えてしまいそう・・・
 庭の花々は頑張って咲いているのに、人間は弱いです。

  藤が見事に咲いてます。

               

  どうしちゃったのかな?・・何もしたくない・・困ったな・・これは、病気でしょうか・・。どんよりと重い雲の所為にしよう・・・

              意思

    晴れたり、曇ったり、雨がふったり・・・・・

 天気は気まぐれに刻々と変わっているようにみえるが、

 実は、必ず西から東へと変化していく法則を守っている。

  変化しながらも、一本貫く意思をもっていれば、

  表面にどんな形で現れようと、“自分”は描ける。

     貫く意思があるのか、ないのか、

 目先の変化に翻弄されているなら、自分に問うことだ。

     (回り道の唄から・・・)  

   答えが出てこない・・・ 明日が晴れであります様に!
 

   


 
 
 

 


                  


小さな庭!

2008-05-26 15:49:26 | Weblog

 
 雨降りの寒い日が続き、滅入った気分の、何日間かを過ごしました。が今日の午前中は久し振りに良い天気になり窓を全部開けてのお掃除が出来て、モヤモヤの嫌な気分は何処かへ飛んでいきました。

 何種類かある躑躅・洋シャク・等々女王様然と咲き誇っています。
枝垂れ紅葉が風にたなびく様は、えに言われぬ風情があり、心が安らぎます。この小さな庭に植わっているすべてが心より、愛しいと思いました。

 人間関係なら、何処かギクシャクする事でも自然の中では、絶対に我が儘は許されない。自己主張しながらも和を保ち美しさを表現している・・そんな姿がいじらしい。

 “散るという飛翔のかたち花びらはふと微笑んで枝を離れる”
      俵万智さんの詩です。

  機敏に風を感じ 時がきたと悟ったら 胸を張って別れる。
散り際には人柄が表れる。
 潔く去る事は うつくしいが難しい・・・。

 随分と奥の深い言葉で、如何ようにも考えさせられます。


       

 

  

 
 

 

 

 


 『立原道造』

2008-05-22 15:52:20 | Weblog

  
  

 今日は久し振りに、本を繙こうと〝さて、どれにしよう?〟やっぱり・・「立原道造」でした。

 建築家であり、詩人でもあった 立原道造ですがその、あまりにも、短い生涯が惜しまれています。なかでも、幾度々も読んだのが、『憩らひ(やすらい)』
   風は 或るとき流れていった
   絵のやうな うすい緑のなかを・・・・『憩らひ』より!

  『眠りのほとりに』
    沈黙は  青い雪のやうに
    やさしく  私を襲い・・・
    私は  射とめられた小さい野獣のやうに
    眠りのなかに 身をたふす やがて身動きもなしに
                    (「眠りのほとりに」より)
   『萱草(わすれぐさ)に寄す』
    代表てきな詩集とおもいます。
 十編かな? その詩集を、私家版で出したと思う・・・

現在の医学であったらきっと助かったことでしょうに・・・とは、思いますが・・・

 今日は、明治まで遡り、些か疲れました。が現代の作家とは異なり、言葉、文字がすごく懐かしく感じました。

   
 

 

  
 
 

 
 
 


シラネアオイ

2008-05-17 10:55:53 | Weblog

  
  
 一属一種で日本特産種。つまりは、日本でしか見られない高嶺の花であると言う “シラネアオイ” 今年も優しく、たおやかに咲きました。
 それを、タヌ君がじ~っと見守っている。心根のやさしいタヌくんはこの可憐な花の存在が気になってしかたないのです。
その傍には、色褪せたカエルがチョコンと、座って、何やらお喋りしてる様子・・・
 和やかな風景です。久し振りに陽気もよく爽やかな気分!
春の可愛いお花もほぼ、終わりに近く、はながら取りに忙しい。
終わったはながらを取りながら、「また、来年きれいにさいてね・・」と話しかけている、わたし・・
 チョウーノスケ・アズマイチゲ・ヒトリシズカ・ムスカリ・ツバメオモト、等など、まだ、ひっそりと咲き癒してくれるのが嬉しい・・。

  ツバメオモト  

    

 


 
 

 


”桜吹雪”

2008-05-09 19:49:50 | Weblog

    

 “グリーンモール”この道の存在を知ったのは、つい先日です。
陽気に誘われ歩いてみることにしました。
 学生の姿もチラホラ・・、我々年代のご夫婦も幾組か・・・
「四季の道」とは又違った趣で、とても素敵な道です。桜並木が続いています。ず~っと~~ 風もないのに桜の花が舞い散り本当に素晴らしい風情の桜吹雪です。ドップリと優雅な気分に浸りました。
 此処で一首!なんてできたら!平安朝ですもね・・・
こんな気分も長くは続きません。だんだん我が家が近づくと、さて、「今夜は何をたべよう?」何処でお買い物しようか、等など・・・現実の世界に戻らなければなりません~ちょっと辛いものを感じました。

   ピンクの花の蕗の薹です。
 
 
 


四季の道

2008-05-04 16:31:04 | Weblog

 
             
           土筆          クレソン          

 此処に住まいして20ん年間、全く、知らない処が多く、先日は公園巡り、今日は、「四季の道」を歩いて来ました。

 「ホタル」を育てています、の、看板がありました。なるほど、驚いた事に、クレソンが水の表面を覆っています。そして、水辺には、芹が、びっしり生えているではありませんか・・自然の中の芹なんて、ここん10年間見てません・・それだけ水を大事にしているのですね・・・
 土手には、土筆・蕗がいっぱいです。蕗を採ってる方がチラホラと・・・
 土筆を、少々頂こうか!と思いましたが、明日は一寸出掛けるので、駄目にするのが、嫌で止めました。また、機会がありましたら、芹も・クレソンも・・と果てしなく欲が広がっていきます。

 我が家からは、かなり遠い道ですが、こんなに、自然に恵まれている道です また歩きに来ます・・
 素晴らしい道でした。

              
             蕗          芹

      

 

    
 


“森の戦士ボノロン”

2008-05-02 15:06:00 | Weblog

 ボノロン
 ボノロンは、巨木の森タスムンからやってきた森の戦士。
オレンジ色で、とても大きなボノロンですが、タムスンではまだ9歳です。そんな子供のボノロンですが正義感が強くてとても頼りになる男の子です。困った人や、悲しんでいる人が流した涙が世界中にある巨木の根を通ってボノロンに伝わります。するとボノロンは巨木から現れ、困っている問題を一緒になって解決してくれたり、願い事をかなえてくれたりするのです。

 ボノロンとは、そのような巨人?のようです。
7歳の孫は、本の話になると、目をキラキラさせて、教えてくれます。たまたま、この子の母親が、読み聞かせの「ボランティア」をしているせいでしょうか!本大好き・読み聞かせ大好きなのです。
 つい、この間までは、「アルプスの少女ハイジ」になりきり、それはそれは、大変でございました・・・いくら、ジィジとバァバでも、結構それなりに忙しいんですが、全く容赦しない7歳です。
 まぁ、これも、後何年続くのでしょうか?・・それまでの辛抱と半ば諦めです。