『夢の小筥』

再び廻り来る事のない、この刻(いま)を、そっと筥に納めてみました。

 「年端月」と言われる正月も去って行きます…思いをのこしながら。

2015-01-30 19:45:58 | Weblog

                         
                 ピンク「シンビジュウム」何故かモーくん這いずって傍に来る…

 

   あなた

 弱いながらも陽は射している。

 今夜からまた大荒れと言う予報。

 ”寒風”~”寒光”~風が冷たい。

 陽の光が弱いせいか、あのキラキラ☆が見えない。ちょっと寂しくもあり…

 「年端月」と言われる正月も思いを残しながら静かに去って行きます。

 また、この月を迎えることが出来るかな?…

 わたしは一日いち日を大事に…

 悔いが残らないように、生きていきます。

 それが叶わなくてもその時は誰れ憚ることなく、あなたに手を引かれていきますね。

 いまは、精一杯自力で歩く様に…ガンバッテ…

 穏やかな、いちにちが暮れました。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 


                                  


「冬ウララ」…お陽さんが眩しい…本当に麗らかな冬の日です。

2015-01-29 15:13:42 | Weblog

                           

   あなた

 ピカピカの陽気に誘われ裏の量販店へお花を買いに行きました。

 すごい雪の量です。

 道路の両端は屏風を立てた様な雪の山、車が通ると雪の山の中に入り通り過ぎるのを待つだけ。

 それでも、花屋さんに行くと心がホッとする。

 ここのお花屋さんはあまり大きくないので、わたしの欲しいお花はありません。

 でもあなた、見てみて!「シンビジュウム」が残りふた鉢、両方買うと半額です。

 で、ふた鉢とも買ってきました…ルンルン…

 「冬ウララ」…お陽さんが眩しい…本当に麗らかな冬の日です。

 あなたの前にはピンクのお花…玄関は黄色です。

 わたしはどちらか?って言うとピンクがいい…幾つになっても可愛いのが好き…

 庭の雪山が少し低くなりました。

 『みよしのの やまのあきかぜ さよふけて ふるさとさむく ころもうつなり』
                                     
 参議雅経 

 《 吉野の山の秋風に、夜もしだいに更けてきて、都があったこの里では、

  衣をうつ砧(きぬた)の音が寒々と身にしみてくることだ。》  補記です。

 今日も穏やかな一日でした。

 じゃ~また

 


  

 

 

 

  

 

 

    
                                     
                 

     

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 


カーテン越しに見る庭はまるで「満天の星」を散りばめた様にキラキラ…

2015-01-28 10:12:10 | Weblog

                          
                    小花可愛いでしょう。

    あなた

 昨日は冬の雨でグチャグチャでした。

 これで凍ったら大変なことになるって言ってたら案に違わず、昨夜来の凍れで酷いことに…

 カーテン越しに見る庭はまるで「満天の星」を散りばめた様にキラキラ…

 道路は轍のままの状態でカチンカチンに凍って…テカテカ光って…

 歩けないのは仕方ないにしても、車の人は、さぞかし大変とおもいます。

 やっぱりこれも「白姫さま」の為さることでしょうか…

 「どうぞ、お鎮まりください」って願うしかないようです…

 午後もピカピカ…

 此の儘”春”が訪れて来ないかしら?

 陽気は春に等しい…

 でもね、あなたいろいろある訳…

 リコも可哀想なくらい悩みがあるの…

 わたしが手を出せることじゃ…なし~。

 あなた、守ってやってね! お願い…

 

   

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 


「白姫さま」は気紛れ…コロコロ忙しげに早変わり…で色んな事をやってくれます。

2015-01-27 11:25:56 | Weblog

                         
            「大山蓮華」 あなたが育てた可愛いお花でした。 

   あなた

 夜中窓うつ雨音で目が覚める。

 「バシャバシャ」と容赦なく窓を叩く音…決して甲高い音ではないのに…

 何故か耳障りで眠りを妨げられ…頭の芯が「キ~ン」って…やっぱり眠れない。

 白姫さま」は気紛れ…コロコロ忙しげに早変わり…で色んな事をやってくれます。

 「白姫さま」は冬を司る女神さま…

 おお吹雪になったり、ただ静かに霏霏と雪が降ったり、将又(はたまた)雨になったりと…

 これも、与えられた仕事なのでしょうか?…

 「寒雨」真冬の雨…静かにふり、窓ガラスが雨粒で濡れて…。

 やっぱりどこか淋し気で。

 これで凍れがきたら…わたしは、もう歩けない…

 滑って転ぶ…人も多いでしょう。

 庭の雪も雨で随分沈みました。

 支柱の竹が雪の中から「ニョキニョキ」現れ…勝手の違いに戸惑っている様子。

 あなた

 淋しい日です。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                   


 お陽さんの優しさで雪の山が輝いて…眩しい。

2015-01-25 12:29:20 | Weblog

                       

   あなた

 冬の寒い日に素敵なお花です。

 たまたま、ラジオから「100万本のバラの花をあなたにあげる~…」って歌が流れていて…

 庭はザラメ雪と言うに相応しく、辺り一面ザラメをまき散らした様にキラキラ輝いて…

 そしてお陽さんの優しさで雪の山も煌めいてて…眩しい。

 そんな、わたしは!「冬籠り」

 ひとりの行動範囲は狭く、チョッピリ淋しいなって思うけど…

 あなたに随分連れてってもらったから…

 贅沢は言わない。

 昨日たった一人になった彼女から電話があって…

 遠くでもあるし電話で話を聞くだけ…

 お互い”淋しいね”…

 あなた

 彼女気の毒と思うよ…

 お子さんいないし、頼りにしていたお姉さが亡くなりたった一人…」。

 この齢になると、結界を超えて逝く人の話ばかり…

 再び還って来る?なんて絶対ないのに…ね。

 わたし与えられた”命”大事にするよ…心配しないで…

 

 

 

 

 

 

 

 

                


 襖雪?それとも深雪?これは我が家の庭の雪の多さから感じること。

2015-01-24 13:58:12 | Weblog

                  

   あなた 

 キラッキラッって眩しい… 

 目が痛いので庭の雪をみるにも カーテン越しにそ~っと窺う様に眺め…

 陽射しの強さを喜んでいます。 

 良い天気です。

 このまま家にいることが勿体ないよう…

 襖雪?それとも深雪?これは我が家の庭の雪の多さから感じること。

 道路を歩いている人が見えない…お向かいの家が見えない。

 灯りをつけてもすぐにカーテンを引かなくてもいい。

 晴れているのが好き…

 飛んでいくには、身体が重い。

 歩くには足が悪い。

 車は運転出来ない。

 そうなるとやっぱり、迎いに来てくれるの待つしか?ないわけ…

 あなた

 約束って虚しいね…

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 


庭をじ~っと見ていると「不香の花(ふきょうのはな)」そんな言葉があったのを思い出します。

2015-01-23 16:36:25 | Weblog

                 
                   こんなに見えていたのに…この度の吹雪でスッポリ沈んでしまいました。

   あなた

 庭の石楠花が埋まってしまいました。

 雪の多さはすごい…

 まだら雪と言うのでしょうか、時どき思い出した様に降ってます。

 乾いた雪でなく湿ったべた雪です。

 庭の雪が重~く感じます。

 空気も重くこんな日は吸入しても、やっぱり苦しいです。

 病院へ行ってきて少々疲れ気味。

 例のごとく炬燵に潜っています。

 あなた

 こんな湿った日は淋しいものですね…

 叶わぬ夢を見…

 「何でそんなに急いで逝ったの」って…

 写真の前でブツブツと…

 ついでに、涙腺も弱くなって…


 庭をじ~っと見ていると「不香の花(ふきょうのはな)
」そんな言葉があったのを思い出します。

 でも、雪を花に見立てるには雪が多すぎて…似つかわしくない。

 が、古の言葉は本当に素晴らしく、優雅に響く。

 あなた

 暮れ泥んできました。

 またね…

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 


                   


 静かに暮れ泥む今日の日…昨日の嵐が嘘の様…

2015-01-21 15:27:10 | Weblog

                       
                               午前中 お陽さんが眩しいです 大雪で庭がスッポリ…

 どこもかしこも、雪・雪・雪の山…

 庭もスッポリ隠れてしまって…

 寒いはずです、わたしの故郷では早くも流氷が接岸したとの事。

 今日は久しぶりにお陽さんを見る事出来ました。

 キラキラ眩しくて、痛い目にはチョット刺激が強すぎ?…

 少しづつ陽が翳っていく…

 お陽さんが雲に負けじとオレンジ色を尾の様に引きづりながらも徐々に…

 やっぱり消えていく…

 日中は暖かったので、屋根の雪が滑り落ちるけたたましい音が響く。

 でも春の気配ではなく…真冬の冷気をより強くかんじる音と寒さ。

 静かに暮れ泥む今日の日…昨日の嵐が嘘の様…

 明日もよい日であって…ほしいなぁ…

 

 

 

 

 

 

 

 

     

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 


雪が霏霏と降り…お陽さんとの鬩ぎ合い。

2015-01-20 15:55:32 | Weblog

                       
                  午前10時 ず~っと続く吹雪。

 午後から出かけるはずだった…

 けど、遭難して迷惑かけちゃいけないと、止めにしました。

 吹雪の中一筋の光…微かにお陽さんの顔…

 吹雪とお陽さんの鬩ぎ合い…

 折角お陽さんが顔を出そうとしても、激しい雪と風に挑まれ又しても…

 雪が霏霏と降り…お陽さんとの鬩ぎ合い。

 今日はこんな日で終わる事でしょう…

 《なげけとて つきやはものを おもはする かこちがほなる わがなみだかな》  
                                            
        「西行法師」

 『嘆き悲しめと月はわたしに物思いをさせるのだろうか。 いや、そうではあるまい。

 本当は恋の悩みの所為なのに、まるで月の仕業であるかのように流れるわたしの涙では…』。

 《思ひつつ寝なくに明くる冬の夜の袖の氷はとけずもあるかな》
                                 詠み人知らず

 『寒夜、袖に流した涙が氷り、朝を迎えても融けないと言って、男をむなしく待ち明かした

 女の悲しみを婉曲に表現している。暖房に恵まれなかった当時、「袖の氷」は詩的誇張とばかりも言い

 切れない。』  と、この和歌の補記にありました。

 灰色の雲の狭間に弱弱しい夕陽が微かに…

 あなた

 こうして今日も荒れた日で終わろうとしてます…

 淋しいね…

 

  
                            
               

  

 

        

              
             

                                                                                     


 雪も降らず穏やかな夕暮れ時になりました。

2015-01-19 15:11:32 | Weblog

         
                  あなたが慈しんだ「ハイビスカス」今はないけど…

   あなた

 雪は降ってませんが冷たい寒天の空…

 いつ雪が舞ってきても不思議ではない、そんな…そらいろ…

 昨日から、痛さが温和なしくしていて…

 それが、今日もまだ続いていて…このままず~っと続いてほしいなぁ。

 午後、炬燵に潜り込み古い本を繙く。

 《わすれじの ゆくすゑまでは かたければ けふをかぎりの いのちともがな》 「儀同三司母」
                           (一條天皇の皇后定子の母 ) 

 現代意訳

 いつまでも忘れまいとすることは、遠い将来まではとても難しいものですから、

 (あなたの心変わりを見るよりも早く) いっそのこと、

 今日を最後に私の命が終わって欲しいものです。

 優雅な和歌です。

 平安の世の貴族の人たちは優雅な和歌を詠み雅な暮らしの事だったのでしょう。


 お陽さんが出てきました。

 弱い光ですが!陽の光は眩しい…

 あなた

 雪も降らず穏やかな夕暮れ時になりました。

 今日も無事終わりそうです。