『夢の小筥』

再び廻り来る事のない、この刻(いま)を、そっと筥に納めてみました。

 冷たい冬の日ですが、柔らかなお陽さんが「あぁ、今年も終わるね」って……

2015-12-29 12:03:35 | Weblog

                         
                                   2015-12-29-  久しぶりに一服      

   あなた  

 どうにか、色々のお仕事、一息つきました。

 お掃除のまえにお茶頂きたく、あなたと一緒に一服いただきました。

 「あなた、美味しかった?」 

 冷たい冬の日ですが、柔らかなお陽さんが「あぁ、今年も終わるね」って、

 ニコヤカな笑顔で、囁いています。

 沢山の人にお世話になりました。

 今年も静かに終わりそうです。

 今夜、娘が迎えに来てくれるそうです。

 あまり、迷惑かけぬ様…言うこときいて行ってきます。

 勿論、あなたも一緒よ。

 あれも、これもと思いはいっぱいあるけど、うまく書けません。

 何時も、お越し下さる皆さま「良いお年お迎えくださいませ。」

 新しい年1月3日に、帰ってこようとおもっております。

 今年1年拙いブログにお付き合い下さいまして、

 「心より感謝」申し上げます。

 有難うございました。

 

            


 持って生まれた性分!そう簡単には治らないとは思うけど、迷惑かけぬよう…

2015-12-28 13:52:50 | Weblog

                               
                                     1015-   「紅紫檀」

  あなた

 雪が降っても、寒くっても紅い実を付けている「紅紫檀」。

 淋しい庭に彩りを添えてくれる

 時どきヒヨドリが啄ばんでいく紅い実。

 花言葉=「統一」「安定」「変わらぬ愛情」

 今日は、真冬日のような寒さ。

 わたしには、そう感じる。

 もしかしたら、「ワクチン」の接種をうけた、せいかも?

 キリリとして、身も心もシャンとする!筈なのですが、ストーブに噛り付いて

 いる、情けなさ。

 一つ齢を重ねる毎に、気持ちと身体が反比例して離れ離れになってしまう。

 身体がここにあっても、気持ちはドンドン前に行き、躓いてしまう。

 持って生まれた性分!そう簡単には治らないとは思うけど、迷惑かけぬよう…

 くれぐれも、気を付けようと…

 何度も何度も言い聞かせている…そんな自分がチョッピリ哀れ…。

 あなた

 手をかしてって…

 言って、手が出たらそのまま手を繋ぎ飛んでいこうか…

 そんなだったら、きっと「倖せ」でしょうね…

 あなた、お正月には、リコの所へ行こうね、連れて行くから…

 

                            


「あなた」風が出てきたようで、庭木の雪を散らしていますが、キラキラした冬の陽が眩しい

2015-12-27 10:45:54 | Weblog

                                          名前忘れました。ゴメンナサイね

       あなた   

 名前は忘れました。

 忘れても聞きに行くこと出来ません。

 まぁそれ程、重大な事でもないので、今度逢った時、聞くね…

 紅い実が可愛いです。

 写真をいっぱい写したお蔭で、花のない今でも楽しめます。

 あなた

 今日は寒い日です。

 庭の雪も木の枝に固まったまま載ってる。

 家の前を通る人、防寒装備してるみたいですけど、寒そうに背中を丸めて帽子を

 目深にかぶり、何となく急ぎ足。

 今日を入れて、五日で去っていく年。 

 哀し事も!沢山あったけど…

 楽しい事も!いっぱいあって…

 名残りは惜しいけど…

 新しい年には、また良い事や、嬉しい事、待っていてくれるような…

 そんな気がする。

 だからと言って、逢える訳じゃない!と思うけど。

 
 『今よりはつぎて降らなむ我が宿のすすきおしなみ降れる白雪』

 『神(かみ)な月降りみ降らずみ定めなき時雨ぞ冬のはじめなりける』

 詠み人知らず 冬の和歌(うた)より 二首

 一日、一日を生涯と思い、感謝しながら生きてます。

 あなた

 風が出てきたようで、庭木の雪を散らしています。

 キラキラ輝いてる、お陽さんが眩しい…冬の日。

 

 

 

 

             

 

 

 

                   


 家の中でも一人の寒さが、身に沁みて、淋しさに苛められ…「淋しい」~な。

2015-12-26 14:32:20 | Weblog

                                                                     例年咲く「アズマイチゲ」

   あなた

 昨夜から降っていた雪です。

 思ったより少なく、よかった~って、ニッコリ。

 風は冷たいけど、吹雪でもなく、「外は滑るんだろうな…」って思い、

 やっぱり家の中。

 家の中でも一人の寒さが、身に沁みて、淋しさに苛められ…「淋しい」~な。

 
 あなたが好きだった「アズマイチゲ」花のない今時期、写真で喜んでるよ。

 花言葉=「静かな瞳」本当にそうだな~って感じるよ。

 真っ白い小さな花、愛らしい。

 来年再び会えるといいね。

 午後少し暖かくなった様子。

 庭木にま~るく積もっていた雪が、「ダラ~ン」と下向き。

 道路は”ビチャビチャ”で歩きにくいのだろうな…

 


 午前中ナオたちが来たよ。

 ユウもあなたの前で暫らく、手を合わせていたね。

 わたしまで、嬉しかった。

 

 
 『雪降れば峰のまさかきうづもれて月にみがける天の香具山』 ( 藤原俊成 )

 『月さゆるみたらし川に影見えて氷に摺れるやまあゐの袖』  ( 藤原俊成 )

 「藤原俊成 」の冬を詠んだ和歌(うた)二首

 今年も終わりです。

 あなた、お正月には来てね。

  

 

 

 

 

 
 

 

 

 

          
                                           
                                           


静かに雪が舞ってます、 余りにも静かできっと、雪が積もるのでしょう…

2015-12-25 16:24:46 | Weblog

                                                                   四国「琵琶滝」

   あなた

 突然出てきた四国の「琵琶滝」わたしも驚いています。

 写真を繰っているうちに、突然現れた四国。

 懐かしい写真です。

 あなたも、一緒だった。わたしも、歩く事できました。

 昔、平家の落人が京の都をしのび、この滝で琵琶を奏で…

 つれづれを慰めあっていたこと から名付けられたと言い伝えられているとの

 ことです。

 この、デコボコの河原で、お互い励ましあい情報交換し、ヒッソリト、ただ

 ヒッソリと、息をひそめながら暮らしていた、様子が窺われます。

 どうしても、行きたかった「四国」懐かしい思い出です。

 
 今、
ここは静かに雪が舞ってます。

 余りにも静かできっと、雪が積もるのでしょう…

 今日は病院の予約日でした。

 病院は疲れる所です。
 

 雪降りのせいでしょうか、とっても昏いです。

 夜と昼間の境がないままに…昏くなってしまいました。

 あなた

 雪が舞いあがり舞い散ってます。

 

 

 

 


懐かしい話で刻(とき)の経つのも忘れ、気づくとかなり夜も更けて…

2015-12-24 15:27:37 | Weblog

                        
        森の賢者「フクロウ」                 「コマ」 

   あなた

 昨夜、友達が来たの見えてたでしょう…

 彼女もお茶が好き、おもたせの「お菓子」でのお茶。

 久しぶりなので、お互いお茶を点てあい、なんということなしに昔話。

 懐かしい話で刻(とき)の経つのも忘れ、気づくとかなり夜も更けて…

 心地よい疲れが再び…


 森の「賢者」といわれる「フクロウ」可愛いね。

 昔遊んだように思う「独楽」幾ばくもなく、お正月ですもね。

 冬至もすぎ、心なしか日の光が明るくなったように…

 陽の光が明るくなっても、怠け者になった身体は容易に動かない。

 ますます、自分にだけは”寛大”。

 優しい陽の光に誘われ外へ出て、キリッと冷たい庭で大きな深呼吸。

 間もなく今年も終わり…

 元気で過ごせたことに感謝。

 
 『こぬひとを まつほのうらの ゆふなぎに 

         やくやもしほの みもこがれつつ』      「権中納言定家」

   今日も「帷」を下ろそうと……

 夜の神様が「てぐすね」引いて待っている。

 あなた

 またね~~…

 

 

 

     


 齢を重ねる毎に、我慢が澱になり消化しきれず…辛いけど、

2015-12-23 10:54:06 | Weblog

                  
               お地蔵さん

   あなた

 疲れた身体に鞭打ち、今日は天気が良いので大掃除をしなきゃって思うけど…

 ひどく疲れて身体が気怠く!焦りで何となく不機嫌でふてぶてしく

 なってるように思います。

 一番気になっていたこと、お友達が見かねて援けて下さった。

 気になり寝れなかったことの一つ解決、「有難うございました」

 あなた、援けて頂きました。


 見るでもなく、読むでもなく…

 ただ、パラパラ見ているうちに「お地蔵さん」にであいました。

 ちょっと、拝借して向き合っていると、心も和み、自分でも判るくらい気持が 

 穏やかになって、「あなた」の前でもブツブツの文句でなく

 優しい言葉で話ができたよ…

 「お地蔵さん」なんて優しいお顔なのだろう…

 苦しみなんてないのでしょうか?

 すべての、「煩悩」を昇華して見事なまでの優しいお顔…

 到底真似ができるものではない。

 それだけ「業」が深いと言うことなんでしょうか…

 考えたって「答」はでないのです。

 でもこの「お地蔵さん」の写真に癒されます。

 心折れそうでも、優しく背を撫でてくれる…そんな感じ。

 人の世にいると、色んなことにぶつかります。

 多少厭でも、心引き攣っても、顔では笑える!

 そんな術も身に付きました。

 昨日はあなたに、メールもできず「ごめんね」…

 でも、それが「お地蔵さん」に繋がったのだと思い!

 ある意味「よかったって…」

 齢を重ねる毎に、我慢が澱になり消化しきれず…辛いけど、優しい友達にも

 巡り会うことができて、生きる楽しさも出来ましたよ。

 じゃ~~……

 

 

 


あなた、援けてよ…………って大きな声で言ってるよ。

2015-12-21 15:45:39 | Weblog

                    
                                     「匂い梅花」2014年6月

   あなた

 「匂い梅花」の咲きかけの写真です。

 可愛くて良い匂いがして…だ~い好き。

 あなたも、好きだったね。

 この花は、あなたの植えた場所そのままで例年咲いてくれます。

 花言葉=「気品」「品格」「香気」

 どれをとってもわたしが感じている通りです。

 初夏に、音もなく五月雨の落ちる頃…

 雨に打たれながら、微かな匂いを届けてくれます。

 ア~ァ疲れちゃった~…

 連日、一生懸命頑張っているのに未だに出来上がらない。

 わたしの頭が変になってしまったようです。

 もし、来年もここで生を受けていたなら、もうこんなに苦しまないでプロに

 お願いしようと…心からそう思いました。

 あなたの前でブツブツと独り言。

 お花の写真を見ていると、心が和み厭なことみ~んな何処かへ飛んで行って

 暫しの間忘れています。

 でも、礑と気が付いた時、より以上気が重くのしかかってきて…

 あぁわたしは、やっぱり、駄目なんだと…

 あなた、援けてよ…………って大きな声で言ってるよ。

 

 

 

 


ちいちゃな、葉っぱが手を振ってる、葉っぱ同士で何か話してるみたいに…

2015-12-20 12:08:42 | Weblog

                   
                                   2014-「ウツボグサ」

   あなた

 とりたてて、美しいとは思いません。

 日当たりのよい草地や道ばたに咲く多年草。

 「ウツボグサ」です。 

 夏に咲くので「夏枯草(かこそう)」とも言われるようです。

 花言葉=「優しく癒す」「協調性」」 

 あなたは、増えると言って随分抜いていたっけ…

 そうでもしない限り、ドンドン増えてしまって抜くのも大変ということに、

 遅れ馳せながら、気付きました。

 
 今日も生きてる証に色んな事ありました。

 庭の雪は今日も真ん丸。

 ちいちゃな、葉っぱが手を振ってる。

 動きがとれないのに…

 葉っぱ同士で何か話してるみたいに…

 離れてる木と木の合図?。

 再び春が巡りくるまで寒さの中…生きぬいてね”ガンバレ”

 わたしも「冬眠」しちゃうかな……

 昼間なのに…ドンヨリと昏い日です。

 寝不足で頭がボンヤリしてます。

 

  

 

 

 


口では”片付け、片付け”と呪文のように唱えていますが、実際には何処も、片付いてはいない。

2015-12-19 12:58:22 | Weblog

                          
                              2013-まだ元気の頃「セントポーリア」

   あなた

 一昨年植え替えしたときは元気だった「セントポーリア」今は瀕死の

 状態。

 とても、お見せできる代物ではない。

 この花も、ゆうに10年は超えている様に…思うけど。

 あなたが、育てている頃は、何もせず、ただ見ている人。

 人生そう甘くはない。

 楽をした分「ツケ」はちゃ~んと回って来る。

 「こんな筈ではなかった」と、オロオロしても、意地悪な神様は、

 「カンラカンラ」と大口を開けて笑っている。

 
 雪も一晩で随分と積もり、枯れ葉で汚なかった庭も、道路も、み~んな

 雪に覆われ、見事に真っ白。

 汚れてなんか!なかったか!のように…雪が覆い隠してくれた。

 雪が融けたら酷いことになっているとは、おもうけど…

 とり敢えずは、綺麗になって…良かった。

 愛する「タヌ」も雪のなか。

 何も考えず!春までおやすみ…

 さて、わたくしは…

 いくらあなたと二人きりと、いえども!しなきゃいけないこと…

 いっぱい、いっぱいあります。

 口では”片付け、片付け”と呪文のように唱えていますが、実際には

 何処も、片付いてはいない。

 哀しいね。ぜ~んぶ片付いたら、きっと、待っててくれてる人の所へ、

 行けるのでしょう…けどね。…………・・・