『夢の小筥』

再び廻り来る事のない、この刻(いま)を、そっと筥に納めてみました。

蕗の薹

2009-03-31 14:45:40 | Weblog

 

          
     鴨の親子        蕗の薹      白鳥の親子

 

 春の柔らかい陽ざしに誘われ「蕗の薹」を探しに行って来ました。

 千歳川に沿って川岸をあるきます。川面を渡って吹く風は本当に冷たい。

 それでも、鴨の親子は、体を寄せ合いながら、泳いでいます。
 白鳥の親子も肩を並べて、楽しそうに泳いでいます。

 何故か人間社会では、身の毛のよだつような悲惨な虐待があって、幼い子供が尊い命を亡くしています・・・

 幾ら考えても私には、理解できない。子供って本当に純粋で無防備で、目をキラキラ輝かせながら、「どうして?どうして・・・」 を繰り返してくる。

 面倒な時もあります。があの真剣な眼差しには負けて、一緒に本を開きながら、遊んでいます。

 冷たい川の流れを見ていると、人間の儚い親子関係が哀しい・・・

 

 今日は、この事を考えに来たわけではありません。

 蕗の薹を探しに来たのです。私が動かないので、夫は呆れて、せっせととってきました。

 今夜は春の香りいっぱいの蕗の薹が嬉しい・・・
ご近所にもおすそ分けします。
 

 

 

 

 

 


小さい”プリムラ”

2009-03-23 14:57:04 | Weblog

  
     
 昨年のプリムラ(紫)

 小鳥たちに、餌をやりふと下を見ると「えっ何これは・・」小さい小さい紫のプリムラが咲いています。

 何を勘違いしたのでしょう!”あなた、咲くのはまだ早いわよ”
花の丈3cm位、1㎝程の花を咲かせています。

 冷たい風に揺られ今にも、折れてしまいそう・・・
あまりにも、可哀想でビニール袋を、割り箸で押さえ囲ってやりました。

 寒さには案外強い花ですが、如何せん小さすぎます。
きっと、一番先に咲いて喜ばせてくれる心算だったのでしょうけど・・・
そう思うと本当に可愛いです。

 雪はなくなった庭ですが、風が冷たく、とても花の咲ける状態ではありません。

 「ねぇ、あまり早く咲き出すと風邪ひいてしまうから、もう一寸待っててね~あわてない~あわてない・・・」

 

 

 

  


 庭の草花

2009-03-22 13:45:57 | Weblog

 
                   
         このツクシ昨年四季の道で見つけました。

  朝から、重い雲が空一面覆っています。

 暑さ寒さも彼岸までと言いますが、今日は寒い日です。

 顔を出しかけた、小さな花々が驚いたように、肩をすぼめ震えている様子・・・可哀想に

 ガンコーランが、とうとう自力で雪を振り落とし姿を現しました。とっても素敵。

          
     オオバナのエンレイソウ(昨年写したものです)

  白山石楠花が、縄を取ってもらい生き生きしています。

 今日も写真を入れるお勉強・・・

       
            ヤエ桜

 

 

 

   


 雪が解けて~~

2009-03-21 13:28:18 | Weblog

     

      

    我が家の給餌台は「合掌作り」だと  夫は自慢しています。

 今は、給餌台下の雪もなくなり、小さな花芽が可愛い顔をだしています。

 小鳥たち、忙しげに餌を 啄ばんでいます。

               
         これは冬の花です。

          
   まだ、お花は咲いていませんが、「タヌキ」君は私のつぶやき相手です。可愛いで~す。

          

    つるうめもどき、この赤い実はヒヨドリが食べてしまいました。

     

           

    お友達から頂いたポインセチア現在お休み中です。

  

 

    

   

 

春の息吹

2009-03-20 15:41:04 | Weblog

  

 雛祭りが過ぎ、啓蟄が過ぎ小さな虫たちがゴソゴソと這い出してきました。
 “あぁ春”なんだと思いながらも『蒼樹卒業』ですべてが終わったような・・そしてな~んにもなく、抜け殻のように気力もなく、書く事も出来ずとダラダラの日々を過ごしていました。

 これでは、本当に駄目になると、雪が消えかかっている庭に出てみました。


 柔らかい春の陽ざしが乾いた私の心に沁み込んでくる。
何とも言えず”仄々と暖かい”

 アレッ 小さな小さな春の花々が雪の下から芽吹き
「見てよ!わたしよ」 と言いたげに可愛い顔を覗かせています

 エゾエンゴサク・スイセン・フッキソウ・クロッカス・フクジュソウ・カンザシソウ・チョウノスケ・など等
庭の主タヌキ君が「なまけている場合じゃないよ・・・」 と大きなギョロ目で睨んでます。
 こうなっては、どうしようもなく素直に「ゴメンネ」と詫びをいれます。

 まだ、冷たい雪を被っている、ガンコウランが
 「早くどけてよ、重いわよ・・」と体を震わせながら雪を振り落とし、少しずつその美しい姿を現していく。

 こんな自然の素晴らしさを目の当たりにすると、弱い自分が恥ずかしく、「そう、私も持てる力で、少しずつ頑張ろう!」  と、気持ちを新たにしました。

 これからの、毎日は一日一日 表情が変わり新鮮で、小さな春がすこ~しずつ膨らんでいきます。

 「冬のお隣で待っててくれる、春の季節さん、もう少し、足踏みしててね~間もなく到達しますから~~~」

 三寒四温でまだ寒い日もあるでしょうが、確実に着きますから・・・