誰も居なくたった一人だったのでテレビをつけて見る。若くて可愛いい娘が、天気図を指差しながら、解説しています。最後に
“八十八夜の別れ霜” “九十九夜の泣き霜” アラアラこんなに、素敵な言葉で表現するのね!・・
早速、調べてみる。
八十八夜とは、立春から数えて88日目、毎年5月2日頃のようです。(これは、私でもしってます)
この頃から霜もなく安定した気候となり、茶摘・苗代の籾撒き、蚕の掃き立て、一般に農作業の目安とされていたようです。しかし、「さつき寒」とも言われ急に気温が下がって霜が降り農作業や、果樹に思いがけぬ被害を与えることもあり警戒した言葉でもあったようです。
静岡や、関東以西の海沿いの標高の高い地方では
“九十九夜ノ泣き霜”と言われ5月半ば頃まで、泣いても泣き切れない程の大きな「遅霜」が発生することがあるので、「遅霜」対策には充分な注意を払う必要があるとの事。
そんなに、大変なことだから、逆に美しい言葉で、表現したのでしょうか?甚く、感動しました。